欲と翼のハーモニー
今っ…!私は睡魔という魔物と戦っていますっ…!
もうやめて!瞼のHPはもうゼロよ!
というわけで眠すぎて堕ちそうなので若干文字少なめで投稿して今日は寝ます…そーりー
「……………い……ぁぁぁぁ…ぁ…ぁ…………」
「…ん?どこからか…声がせぬか?なにか…悲痛な呻き声のような…。」
カムイが突然そう言った。確かに森の奥?の方から声がしたような。
「んじゃ奥の方にいるんじゃねぇか?俺が探してくるわ。………しっかし足跡の1つも残ってないとはなぁ…アリエスすげぇ軽いし…。」
ユーリの言う通り、アリエスの足跡は全く残っていなかった。
逆に、どうやって来れたのかと言うと、おそらくアリエスが入ったであろう森の入り口から、木々がまるで道を作っているかのように、左右になぎ倒されていたのだ。
お陰様で辿るのは簡単だったのだが…。
どんだけ速く飛ばしてたんだよ…。てか飛べたんかい…。
など、考え事をしながらアリエスを探していたら、ユーリが声を上げた。
「お、おい!アリエスがいた!見つけたぞ!」
どうやら見つかったらしい。
アリエスは森の中で仰向けに倒れていた。
気絶してるらしい。
「まぁ…無事で良かったわ…疲れた…。」
「ん…?いや…ちょっと待て?何故こやつは気絶しておるのだ?」
カムイが唐突に疑問を口にした。
そういえばそうだ。仰向けに倒れてこそいるが、これといった外傷がない。
精神的だとしても…アリエスはビビりすぎると悲鳴をあげるからなぁ…。
「とりあえず村に戻らねぇか?皆心配してるだろうしな。気絶が回復し次第話聞きゃぁいいだろ。」
ユーリはこう提案してきた。
確かに…ごもっともだな。
アリエスは歩けないし、担いでやるか…。
と近づこうとしたら……異変は…起きた。
ーヒュンッ!ー
右頬を何かが掠めた。
振り返れば、地面に見覚えのある持ち手が地に刺さっていた。
………ん?何故アリエスが俺に槍を投げてくるのだろうか?
お前ついさっきまで気絶してたよな?
と、アリエスの腕をよく見れば…左手が動いていた。
どうやら左手だけで槍を投げてきたらしい。
マジかこいつ。
てかなんで槍を投げてくるの!?
「ふ…ふふふふふふ…」
アリエスが突然不気味な笑い声を上げながらユラユラと起き上がった。
何この演出。狂気しか感じねぇ…。かなり恐怖を感じた。
「誠!ユーリ!気をつけろ!こやつ、アリエスではないぞ!」
突然カムイがとんでもないことを言い出した。
まぁ…確かに体全体から狂気が滲み出てそうなオーラを感じる…ような。
普段はしないような笑い方もおかしい…気がする。
「コヤツからは…いつもポワポワしたオーラがあるはずであるのに…少しも出ていない…とはっ…!」
「「おい」」
最近忙しいので、明日投稿できるかわかりません…
なるべく時間を作って、ちまちま投稿していきます〜!