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閑話 勇者、というか涼宮

大変お待たせ致しました(__)

 

「……ん……」


 涼宮はゆっくりと目を開ける。

 背中には柔らかいベッドの感触をボーっとしている意識の中で感じ、天井はご定番の『知らない天井』だった。

 クラベスヤード王国とも、聖国とも違う。

 

 顔だけを横に向けて、周囲を見渡す。

 部屋はテーブル、化粧台、クローゼット、ソファにテーブルとセミスイートのような質素のようで、洗練された高級感が漂っていた。

 何より広さがクラベスヤード王国や聖国で使っていた部屋よりも1.5倍は広い。


「ここ……は……?」


 何故こんな立派な部屋で寝ているのか。

 そんな疑問を浮かべながら体を起こして服を見ると、これまた上品なネグリジェだった。


 未だ寝ぼけた頭を必死に動かして、直近の記憶を思い出す。

 そして聖国での戦争と、最後にナクツィンに抱えられたことを思い出した。


「っ!!!」


 涼宮は跳び跳ねるようにベッドから離れて、クローゼットへと駆け寄る。

 クローゼットを開いて中を確認するも、服や武器の類のものは見当たらなかった。

 

「くそっ……!」

 

 舌打ちをして、涼宮は部屋を改めて見渡す。

 そして、窓を見つけて歩み寄り、今自分がいる場所を確認しようと窓の外を覗く。


 眼下に広がったのは、中世ヨーロッパの街並み。

 更に真下を覗き込むと、城であろうと思われる建物の一角が見える。


 つまり自分は今、どこかの城の中にいる。


 位置を確認した涼宮はどう逃げ出そうかと街並みを見つめて考えようとしたが、ある違和感に気が付いた。

 

「なんだ……?」


 クラベスヤード王国や聖国と比べて、何かが違う。

 2,3分考えて、ようやく気付いた。


「街の果てが……視えない……!?」


 涼宮がいる部屋は日本で言えば、20階くらいの高さだ。

 更に城は街の中でも高台に建てられている。なので、40~50階くらいの高さになるはず。

 

 クラベスヤード王国や聖国では、城の最上階付近まで行けば街の端である防壁が見える。

 しかし、この街は見えない。地平線まで街が続いているのだ。

 つまり、この街はクラベスヤード王国や聖国の首都よりも遥かに大きいということになる。


「……これじゃあ……ここを逃げ出しても……」


 逃げきれない可能性が高い。

 隠れる場所があっても、ここは大魔王が支配する街であることは間違いないのだから、味方はいないと考えるべきだ。

 武器もなければ、地理もない。

 

「けど、やらないと……!菊乃の元へ帰らないと……!」


 すでにどれだけ時間が経過したのかも、自分が気絶してから聖国や忠見はどうなったのかも分からない。

 どうにかして、情報と手段を手に入れなけれならない。

 決意を固めて、部屋の扉へと目を向ける。


 その時、扉がノックされて、涼宮が答える間もなく開く。


「……!」

「やぁ、おはよう」

「……梶島……」


 現れたのはナオだった。

 涼宮は顔を顰めて、壁際まで下がって警戒を露わにする。

 ナオはその反応に特にコメントもせず、後ろに顔を向ける。


「じゃあ、頼むよ」


 声をかけて、部屋に入って来たのは4人のメイド。

 腕には衣服やブラシや化粧水の瓶などの仕度用品が入った箱が抱えられていた。


「まずは風呂でも入って、身支度を整えておいでよ。食事も用意してあるから、その時にでも君の疑問や質問にでも答えてあげるよ」

「……何を考えている?」

「別に何も?言っとくけど、ぶっちゃけ僕にとって君は人質としての価値はないよ。だから漫画とかでよくある洗脳とか催眠とか薬とか、使う気は一切ないよ」

「ならば、今すぐ帰せ!!」

「あ~……それは無理かな。君の処遇はナクツィン達に任せてるからさ」

「貴様……大魔王なのだろう?」

「そうだけどね。だからって、上から押さえつける気は一切ないよ。僕は大魔王だからね。雑事は優秀な部下に丸投げさ」


 ナオは肩を竦めて、自嘲する。

 涼宮は歯軋りをしてナオを睨みつけるも、ナオがそれにビビるわけもない。


「まぁ、とりあえず逃げようなんて思わないことだね。ここから一番近い他の国まで馬でも2週間はかかるよ。あぁ、それとこの城の中ではスキルは僕の許可がないと使えないよ」

「なっ……!?」

「だから、今の君じゃあ武器を手に入れても、この城からは逃げられないよ。情報収集する気だったんでしょ?だったら、今は大人しくしときなよ。帰るにしても、少しはこの国の情報を持って帰った方が、向こうで針の筵にならなくて済むと思うよ」

「くっ……!」

「じゃあ、ごゆっくり。あぁっと……ちなみに君が寝てたのは2日。間藤達は無事だよ。王都はほぼ全壊だけどね」

「っ……!」


 ナオは手を振りながら、部屋を後にする。

 涼宮はその背中を憎々し気に見送るしかなく、ナオが去ったと同時に扉横に控えていた緑色の髪をしたメイドの1人が前に出て、非の打ち所がない完璧な礼をする。


「私はこの城のメイド総長を任されておりますヨハナと申します。ナオ様よりスズミヤ様のお世話を命じられました。城にご滞在の間は私と後ろの者達が、対応させていただきます」

「……」

「まずはご入浴から。こちらへ」


 ヨハナの案内に涼宮は歯を食いしばるも、大人しくヨハナの後を付いて行く。

 ヨハナとメイド3人に挟まれながら、城内を移動する。周囲を鋭く観察するが、階段などは見つからず、窓しか見当たらない。しかも、その窓は開くタイプではなく、体が通れる大きさでもない小窓だ。


(くっ……!)


「残念ですが、この塔は罪人や要人を隔離するためのもので、この階には寝室と浴室しかありません。階段などもなく、他の階への移動は魔法陣でしか出来ません」

「なっ……!?」

「そして、魔法陣の使用出来るのもナオ様より許可を得た者のみとなっております。なので、脱出はほぼ不可能と愚考致します。わたくし共を人質しても無駄です。私達は緊急時に主を守護するために戦闘の心得を叩き込まれておりますれば。もしもの時はその場で自害する覚悟でございます」

「……」


 ヨハナの説明に涼宮は顔を顰めて、冷や汗を流す。

 先ほどからメイド達を組み伏せる隙も探していたが、全く見つからなかったのだ。

 

「この城で働く者は全員戦えます。まぁ……ナオ様が我々の助けを必要とするわけがありませんが」


 あくまで、他の要人を守るため。そして、ナオに余計な手間をかけないためである。

 その言葉に涼宮は今脱出することは完全に諦めた。

 

 悔しくはあるが、ナオの言う通り情報収集に徹するべきだ。

 スキルを封じられ、逃げ道がない状況ではどうすることも出来ない。

 ナオは人質の価値がないと言っていたが、それはつまり『逃げ出したら、始末しても構わない』と言われたようなものだと涼宮は考えていた。

 

 大魔王の国に足を踏み入れた者は二度と帰ってこない。

 

 それは有名な話で、事実である。

 聖国で味わった実力差を考えると、この城から情報を手に入れても逃げ切ることなど不可能だろう。

 

「こちらでございます。本来ならばお身体を私達がお洗いするのですが、それでは休まらないだろうとナオ様より言付かっておりますので。私達は脱衣場にて待機させていただきます」

「……」


 涼宮は釈然としない感情に襲われるが、ありがたい事も事実なので黙るしかなかった。


 案内された風呂は豪華だった。

 しかし、それ以上に目を奪われたのは、シャワーやシャンプー、コンディショナーまであることだった。


「……大魔王がいるから当然ではあるが……。そう言えばドライヤーまであったな。電気が存在している?」


 天井を見上げれば、久しく見ていない、しかし見慣れた電灯がそこにあった。

 

「……奴はこの国を地球に近づける気か?いや……しかし、見えた街並みは他の国と変わらなかった……」


 涼宮は考えても分からないので、大人しく体を洗い、湯船に浸かる。

 状況は最悪に近いが、どこかホッとしてしまうのは日本人の性かもしれない。

 

 考えれば、この世界に来てからは風呂など3日に1度などだった。

 スキルで水を生み出せると言っても、お湯を維持するのはスキルは魔道具でも容易ではなく、石鹸なども高価だった。王族と言えど浪費できる物ではなかったので、必然的に涼宮達も風呂を控えなければならなくなった。

 最近はようやく慣れたが、それでもやはりストレスだった。

 

 ゆっくりと湯船を堪能した涼宮は、用意された服を身に着ける。

 ブラウスとフレアスカートと、日本とほぼ同じ衣服を城で着ることに違和感を感じるも、ドレスなどよりはマシなので文句はなかった。


 部屋に戻ると大きめのテーブルが運び込まれており、用意された椅子にはすでにナオが座っていた。

 ナオは紅茶を飲みながら、読書をしていた。


「どうだった?あんまり向こうじゃ風呂なんて入れなかったんじゃない?」

「……」

「くくくっ。喜び辛いか。座りなよ。お腹は空いてるだろ?食べながらの方が、まだ話しやすいと思うしね」


 ナオが指を鳴らすと、料理が次々と運ばれてくる。

 メイド達がテーブルの上に料理を並べて行くと、涼宮は目を見開いて行く。


「この料理は……」

「そりゃあ、僕がいるんだから和食くらい作るさ」


 並べられたのは鶏の炊き込みご飯、天ぷら、お吸い物、サバの味噌煮、卵焼きなどの日本料理だった。

 涼宮は大人しく椅子に座り、並べられた料理を呆然と見つめる。

 

「さぁ、好きなだけ食べて。もちろん毒とか薬も入れてないよ」

「……」

「あんまり疑ってると、身が持たないよ?何度も言うけど、僕は別に君を殺す理由はないんだよ。君に恨みなんてないし」

「あんなことをしといて……!」

「あれはナクツィンとアズール達が主導でやったことだよ。まぁ、止めなかったのは事実だけどね。僕は別に聖剣の宝玉がもらえれば、別に聖国はどうでもよかったんだよね」


 ナオは天ぷらを齧りながら、飄々と言い放つ。

 しかし、もちろん涼宮が納得出来るわけがない。


「どうでもよかった……?では、何故?」

「だから、ナクツィンとアズールだって。あの2人は聖神教を特に恨んでたからね。僕はその復讐を肯定し、止めなかっただけ。あの子達は僕の部下だから、僕が持つ戦力を持って行っただけ。その結果があの壊滅状態ってだけさ」

「……」

「アズールのことは聞いたかい?」

「……フェンネナ姫の姉上で……死んだことになっていたことか?」

「そ。彼女は大真面目に『神』を信仰し、その信仰を自分達王族が利用していることに悩んでいた。『神』を利用していることにも等しいからね。それでも、国を維持する必要もあったから騎士団長になって必死に戦ってきた。地位を得て、国王で教皇の父親に『国の運営と聖神教の運営は分けるべきだ』って言ったんだよ。それはおかしなことかい?」

「……いや……」


 政教分離は地球でも当たり前のことだ。

 信仰を否定はしないが、それが政治に影響を与えるのは最低限にすべきである。

 もちろん国によって異なるだろうが、それでも国と国の外交に信仰が関わると碌なことがないのは、歴史が証明してきている。

 

 なので、涼宮にとってアズールが訴えたことは理解できる。

 

「けど、それを父親達は認めなかったんだよ。だから……事故に見せかけて暗殺され、死にかけた」

「……」

「こればっかりは本当にたまたまだったんだよね。アズールを救えたのは。ナクツィンが僕に連絡をくれたから間に合っただけ。後5分遅かったら、死んでただろうねぇ」

「……だから、復讐を許したのか……?」

「許した、というか()()()()()()()()んだよ。いくら僕が命の恩人でも、復讐を止める権利なんてないじゃないか。地球だったら分かるけどさ。この世界で……命を奪うのが当たり前なこの世界で、なんで復讐は駄目なのさ?」

「しかし、あそこまでやる必要があったのか!?」

「あったんじゃない?ちなみにナクツィンはさ、聖神教の人間がナクツィンの母親にフラれたからって、母親が死んだ後に『魔女の娘だ!こいつも魔女だ!』って言われて、20年も地下の牢屋に閉じ込められて拷問されてたんだよ。なぁんにもしてないのにさ」

「っ……!」

「そんな奴らがいる聖神教や、それを止められない神を恨んでも仕方ないと思うし、当然じゃないかい?どこまでやったら『やり過ぎ』なんて誰が決めるんだい?」


 ナオの言葉に涼宮は口をパクパクさせて、何かを言おうとするも言葉にならなかった。

 

「それに僕に復讐を止めさせろって言うのも無茶苦茶だよね。僕は神共にこの世界に呼ばれたせいで【大魔王】なんて呼ばれて、神や君達に『不倶戴天の敵だ!』とか言われて命を狙われてるんだよ?馬鹿馬鹿しいにもほどがあるよねぇ。自分達で【大魔王】を呼んでおいて、それを君達に倒してもらおうとしてるんだから」

「それ……は……」

「ああ、君達は被害者だと思ってるから。だから、僕は殺す気はないんだよ。まぁ、佐竹……だったっけ?あいつは別だったけどね」

「……なんでお前は【大魔王】になったんだ?」

「……ああ、そっか。まだそこを教えてなかったね。ふむ……。ちょっと面倒だから、記憶見せるよ」

「え……うっ!?」


 涼宮が唖然としていると、頭に映像が浮かび上がって片手で顔を覆う。

 現実時間としては一瞬だったが、体感では数か月にも感じた。

 

 ナオの記憶を見終えた涼宮は冷や汗びっしょりで、息を荒げてテーブルにもたれ掛かる。

 ナオの後ろに控えていたメイドの1人が、やや呆れた目をナオに向ける。


「……ナオ様。これではお風呂に入った意味が……」

「ふむ、確かに失敗だったかな。食事も厳しそうだね。ヨハナ、彼女の分は保存の魔道具で保存しといて」

「かしこまりました」


 ナオは苦笑しながら、ヨハナに指示を出す。

 ヨハナは手早く料理を下げて、魔道具の箱に仕舞っていく。

 涼宮は息を整えながら、コップの水を一気飲みする。


「はぁっ!はぁ……はぁ……。今……のが……?」

「そうだよ。梶島奈央がこの世界に飛ばされて、人間を止めた瞬間までの記憶。まぁ、一番つらい記憶は見せてないから、そこまで苦しくなかったでしょ?」

「……お前は……梶島であって……梶島じゃない……」

「だから、名乗ったでしょ?【大魔王】ナオ・バアルだって。梶島奈央をベースとしただけの、魔王と異王の融合体。確かに地球での記憶もある。けど、この世界での記憶もある」

「……」

「これが僕が君達【界使】をどうでもいいと思っている理由だよ。確かに『梶島奈央の意識』としては、君達はかつての友人でもあるけど。『魔王と異王の意識』としては、君達は他の人間と同じちっぽけな存在でしかない。だから、特別扱いする気にならない」


 無数の記憶を持つナオは、あらゆる対象に対して『主観』と『客観』が入り乱れる。

 確かに『梶島奈央』はベースではあるが、しかしナオにとっては『無数にある過去の1つ』でしかない。

 

「まぁ、しばらくはゆっくりしなよ。どうせ、間藤達は君を助けに来るどころじゃないだろうからさ」

「……それはどういう意味だ?」

「王都が崩壊し、王族がフェンネナ姫のみになった聖国はもう聖神教総本山の地位は維持できないだろうね。フェンネナ姫は国の復興に寝る暇もないほどに働かないといけなくなると思うよ?さてそうなると、間藤達の存在はフェンネナ姫には荷が重い、というか邪魔でしかない」

「な……!?」

「フェンネナ姫は【聖女】で姫ではあるけど、聖神教の中では枢機卿ほど権限はない。だから、間藤達の管理責任は生き残った枢機卿の誰かの移り、教皇もその中から選ばないといけない。そうなると、総本山は他国になるだろうね。そして、王都が崩壊した聖国には怪我も資源もない。大魔王に襲われ、聖神教総本山でなくなるだろう聖国に人がまともに寄り付くわけはない。恐らく、領地を他国に売るくらいしないと復興は無理だろうさ」

「……では、菊乃達は……」

「ゼウバドルからは出て行かざるを得ない状況になるだろうね。そして、新しい教皇は間藤達の僕討伐や君の救出に難色を示すだろうねぇ。他の国にいる界使達も、流石に合流は渋ると思うよ?そうなると……間藤達は聖国にいた頃より、戦力は下がることになる。さらに僕を倒すのは無理になっちゃうね。それは同時に君も救出されないということ」

「……」

「ちなみに【奈落騎士団】は総勢20人。もちろんこの城に全員いる。更に国境近くには異王級が1人。そこから一定間隔に魔王や異王、それに準ずる存在、聖国で君達が見た人形兵士が配置されてる。正直、もう数なんて数える気にもならないくらいさ。くっくっくっ!」


 ナオが挙げた戦力と布陣に涼宮は顔を真っ青にする。


「時間はたっぷりあったからね。仕込みは色々とさせてもらったよ。クラベスヤード王国や聖国で、それは感じただろ?」


 佐竹を殺したメイド、聖神教の枢機卿、しかも過去で教皇すら降していた。

 ここまでくれば王族にいても、驚かない。

 涼宮はそう思った。


「いるよ。王族にもね」

「っ!?」


 涼宮の思考を読んだナオは戸惑うことなく明かす。

 もちろん涼宮は驚いて、目を見開いて固まる。


「本当に……?」

「もちろん。まぁ、流石に何人もは出来なかったし、ぶっちゃけ行けたらいいなってくらいだったからね。成功した時は思わず笑ったなぁ」

「……全ての……国に?」

「いるよ。まぁ、これは珍しくないことだよ。どの国だって密偵を潜り込ませてるさ。この国にはいないけどね」


 ナオが椅子から立ち上がる。


「今日はここまでにしとこうか。あと数日はここで我慢してね。慣れたら街を見てもらっていいからさ」


 そう言って部屋を後にするナオ。

 それを再び唖然と見送って、涼宮はテーブルに突っ伏す。

 

「これから……どうなるんだ……」


 不安に押しつぶされそうになり、涼宮は小さく呟く。


 もちろん、その言葉に答える者は誰もいなかった。

 


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