表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユライザーパート2  作者: 太田恵子、太田健一
3/8

ユライザーパート2(過去の進達)③

「どうしても嫌かい?ねえセレム……」

その後進は泣いてしまった。子供のように……。でもセレムは、ずっと側に居てあげた、泣き止むまで……。でも何も声はかけなかった。ただ逃げずに側に居てあげた。それから進はセレムを抱きしめて泣いた。ただ泣き続けた。

「セレム,、、、、、側に居てくれよ。友人だと言ってくれよ。何で君は何もかも隠すんだよ。。。。。時々君の事が分からないよ……。。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。」

「進様、人間自分だけが頼りです。どんな時もね。人に頼ればその分その人にも尽くさないと駄目ですよ……どうか自分をもっと強くおなりになって下さいね……。お願いします。自分だけが頼りです。常に自分です。頼れるものは自分だけ。どんな時でもです。それを頭に入れて下さいね。私の一応の意見です。親も兄妹も他人も駄目です。すると自分だけです。だから自分の事に集中して下さいね。私の意見ですよ」

少し小さいセレムの背から、髪を、セレムの髪を撫でながら。いつしか進は(こいつは、芯のしっかりした人だなあー。こんな奴は、初めてだ。。。)強く恋愛を抱き始めていたが、こいつが女ならばなーといつも思うようになっていった。。。

「セレム…るーちゃんの事分からない……」

「セレム一緒にユライザーでお使いに行こう……」

「セレム今何処??」

「セレム、セレム、、、、いかないで。」

といつしか、進はいつも側に居ない時が済まなかった。が、、、、。

「俺シンクロ大学出るの止そうかな……セレム。。。」

といつしかセレムを側に置きたくて電話をかけていた。用も無いのに。火星まで長距離電話で呼び出すようになっていった。進であった。

 一方セレムは親が信じられなくなり、進の家に来て泊まるようになったが、親には電話をかけて

「心配しないで下さい。進と言う知人の家に居ますから。勿論男の言う知人宅です。暫くこっちのAndroid星で暮らしますから……。病院の先生にはこちらから通いますので……」

と親に電話をかけていた。それを聞いて進は。ちょっと嬉しくなり電話に出てあげてその親と親しい関係になってしまうと、後はセレムをいつ襲おうかという気持ちだけが高まっていった。嫌同性でも、異性でも、今の進は体に飢えていた。だから、音楽の波のに変化を加えてみて、ユライザーの夢で、セレムが女になったら、、、、と願望も入れて同期出来るように、してしまったが、、、実際に遣ってみると、SEXって難しいんだな……?と思ってセレムには悪かったが、女になると気持ちが覚めてしまう自分が居た。セレムは男じゃ無くちゃ駄目だと感じるようになっていった。変化を受け入れる気持ちが随分後になってからめざめてしまうと、じゃあせめて海に行こう。海岸。海。との同期も出来るようにソフトを造りかえてしまったのを忘れて、そのまま、論文を書いてしまい。シンクロ大学の首席で出てしまったがセレムは、お側に居ると、結局は大学もいけなくなり、いつしか、T大学の事は諦めてしまった。又ユライザーで、海岸に貝殻を採りにいく事を趣味としてしまい、そんなセレムの愛を進は

(やっぱり俺のソフトは、あれで良かったんだ。。。いいんだよ。セレム。貝殻を又採りにいこうな……。(ノω・、)ご免よ。セレム。王族に引っ張り込んでしまって、本当にご免。でも一番君を愛してるのはこの俺だよ)

と、口には出さなかったが、いつもいつも感謝の念で、いっぱいになっていった。。。。

(いつも2人きりで行動しようなーいつもいつもだよ。死ぬまでだよ。)

と感謝でいっぱいになっていった。しかしセレムは、そんな進の心を分かりかけて、日常でもいつも和気あいあいのセレムであった。進が王として仕事をするようになると、進の様子を誰一番に心配してた、セレムはだんだんと、口やかましくなっていった。やっとこの頃セレムは進とユライザーの飛行機で海へ行く事を決心したが、その事は進には黙っていた。又自分だけの念願でもある夢に変わっていった。。。。ただたんの夢と現実とユライザーとシンクロの夢とごっちゃになって夢は、吐かなくいつしか消えた。消えてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ