プロローグ
ここは日本にある小さな島、人口は約7000人程しかいない、そんな島で今回の物語が始まる!
朝も早い時間に1人の男が何時ものしているランニングを今日も行って居た。
しかし、今日は走ってる途中で雨が振り出し家まで遠い所にいる時だったので、近くの神社で雨宿りをすることにした。
「ア~ア、せっかく体が温まってきた時に雨とか、今日は付いてないな!」
ガサッ
(なんだろう、ネコか何かも雨宿り場所探してるのかな?)
茂みから出た動物は男が今までに見たこともない生き物だった………………いや実際には人間に見えなくもない。
ただし小さいのだ!全身で親指より少し大きい位で背中に羽らしきものもある。その姿は妖精その者だが男は動けずにいた。
否!男は余りの現実離れした現状に脳が停止してしまったのだ!
妖精はふらふらとしながら神社にいる男の所に向かっている!男もようやく我に返り妖精をもう一度みると妖精の体から血が出ているのに気づく
「大丈夫?」
男が走って妖精の所に着くと妖精は何かを伝えようと口を一生懸命動かしている。
しかし、残念ながら男は妖精が何を話しているのか分からなかった。
とりあえず、男は雨に濡れないように妖精を抱くと雨の当たらない所に移動した。
妖精は男に言葉が通じないことに気づいたようで手を動かしながら何やら呟いている。
少しすると終わったようで妖精は男のほうを振り向くとニッコリすると口を開いた。
「ようやく会えました!お願いします。私達の国を助けてくれませんか!」
この日1人の男の人生が変わった。