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第五章『終幕の鐘を鳴らす者達』

黒龍は辺りを見回すと、一人の老人が驚いていた。

「貴様何者だ!」

「死神…汝の命、貰いうける!」

黒龍は黒い剣を何処からともなくだすと、切りかかりに行く。

「なめるな若造が!」

老人が叫ぶと、リビング・デッドが動き、老人を守った…ように見えた。

斬撃は消えて、老人は切り裂かれていた。

「あっけない…」

黒龍はそう思い、戻ろうとしたとき…急に詩が聞こえた。

さっき死んだと思っていた老人はこちらを濁った瞳で見ながら詩を詠う。

(まずい!)

黒龍がそう思うと、素早く簡単な詩を詠う。

黒龍の詩が完成すると同時に老人の詩も完成した。

「エクス・グラビス!」

「シャドウ・ヴィジョン!」

老人の詩により黒龍は一瞬にして、潰された。

「たわいもないの~」

老人はそう言うと、黒龍の死体を探し始めた、ほどなくして死体を見つけた。老人をリビング・デッドの詩を詠おうとしたとき…

斬!

斬!

斬!

「なっ!!」

いきなりの斬撃に老人は切り裂かれた。

「やはりか。」

黒龍の死体はムクリと起きると、老人を見た。

「な……ぜ……生きて…」

「我は不老不死だからだ……」

黒龍はそう言うと、詩を詠い、老人のアストラル体を切り裂いた。

老人が死ぬと同時に戦場のリビング・デッドも死に、戦争は終結した。

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