表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一話 召喚と決意

僕の初めての作品です…気ままに更新していくので、よろしくお願いします

2050年12月10日   皇洋学園2-3組


先生「おら、先につけ〜」


先生の声でクラス全員が席に座る…だがみんなは少し浮ついている


先生「今日から期末テストを返却するが…わかってるな?」


生徒「……スーーーー」


未来(なるほど…何人かすでに赤点を取った生徒がいて、先生はご立腹ってことなのか)


先生「何人か…赤点がいたとの報告が入ったんだが……なぁ?」


未来(これ、結構切れてるやつじゃん…はぁーまた説教が始まるのか)


その時、クラスの床が急にひかり、気がついた時には


未来(え?)


レオセル「ようこそお越しくださいました.私はレスト王国第一王女レオセル・マーク・レストと申します…勇者の皆様…どうかこの世界を救っていただけませんか?」


僕たちは異世界に召喚されていた


生徒「え?どう言うこと?」

生徒「まさか…異世界に召喚されたってことか?」

生徒「まじかよ」

生徒「え、やばくね?」

 

召喚された僕たちは,この状況を飲み込むことすらできない状態だった


レオセル「皆様、今は落ち着いてください。この世界は魔王に支配されようとしています.ですが皆様にはスキルがあります.皆様にはこれからこちらの水晶に触れていただき,ステータスを確認していただきます」


混乱する僕たちの前にとてつもなく大きな水晶が用意された.これからステータスを確認し、誰が勇者で世界を救う存在かを探すようだ。


レオセル「では、金髪のあなたからどうぞ」


呼ばれて前に立ったのはクラスでも圧倒的カースト上位にいるイケメン篠田悠斗しのだゆうと…彼からステータスを確認したのだが


悠斗「え?勇者?」


会場「ざわざわざわざわ」


会場が一気にざわめいた.水晶に映し出された文字は、【勇者】だった…つまり悠斗が正真正銘の勇者ということになった。


レオセル「まぁ!!あなたが勇者様なのですね!それではこちらへ」


悠斗がステータスの確認を終えたため少し横に王女と移動した.そしてクラス全員のステータスチェックが終わり


全員のステータスチェックが終了した


王妃「すごいわね…【勇者】に加えた【魔導士】【聖騎士】【竜騎士】【聖女】【暗殺者】までいるなんて……まさか最上位クラスが6人も」


宰相「これは……いかがいたしますか?王よ」


国王「すぐに召喚されし勇者一行をお連れし、お部屋へ案内させなさい.いきなり召喚されたお疲れだろう。今日はゆっくり体を休め明日に備えると良い」


レオセル「では皆様、こちらへ」


案内されて着いた場所は一泊300万円くらいしそうなホテルのような建物だった


レオセル「皆様にはこちらで過ごしていただきます.世界を救う存在として、普段から皆様に苦を感じさせるわけにはいきませんから」


そういわれて生徒たちが入っていく…だが


レオセル「あ、未来さんはこちらへ」


未来「え?…はい…わかりました」


なぜ僕だけ呼ばれたのか…全くもって分からなかったが一体…


レオセル「あなたはこの中で唯一我々の知らないステータスでしたね…おそらくそこまで有用ではないものでしょう…ですのであなたは」


           いりません


未来「え?ちょ何言ってんですか!?内容のわからないステータスだからいらないって」


レオセル「文字通りあなたは不要です.クラスの皆様もあなたに対して特別な感情を持っている人はいらっしゃらなかったので、あなたをどこかに飛ばしてそこで頑張って生きてください。彼らには私から特別な任務を出して動いてもらったとでも言っておきます…ではさよなら」


未来「ちょっと…」


止めようとした.逃げようとした…急に召喚されて訳の分からないままここまで連れてこられた挙げ句…いらないから死ねと言われて抵抗しようとしたが…いつのまにか知らない森の中に飛ばされていた。


未来「うそ……どうすれば」


未来は【ガブリエル】というステータスを持ってこの世界にきたが…使えなさそうと言う理由だけで捨てられてしまった.しかも何もない状態で


未来「うっっっ……なんで…なんで!!!なんでこんな酷いことに巻き込まれなきゃならないんだよ。急に知らない世界に呼び出されてステータスをチェックしたら使えなさそうだからいらないって……クソ,クソクソ、クソ!!!」


未来「こうなったら、1人でやるしか…ないか。いや、やってやる!絶対に生き延びて、必ずあいつにやり返して、そして,必ず元の世界に帰るんだ!」


未来はこの世界を生き延びることを決意…そして同時に【ガブリエル】が発動した


自分の姿が代わり,力やステータス…何もかもが変わっていた


???「!??!?!?!?」


未来「!?…え?姿が変わった…しかも女の子になってるし…しかもこれ」


そう。未来の背中には天使の翼が10枚ついていたのだ.そしてこれは天使の中でも最上位につき、熾天使と呼ばれる大天使の姿だった。しかも白髪オッドアイの超絶美少女に


未来「え?これが…僕?」




そう。物語は始まったばかり。これから未来が描くみらいと勇者一行や魔王を始め、多くの存在が交わり進む物語なのだから…




第二話 目覚めた熾天使ガブリエル

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ