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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第1週目

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エンディングリスト No21・No7

「ハァ………ハァ…………」


心臓を抑えながら荒くなった呼吸を落ち着かせようとする

2個前は殺される経験を、1個前は殺す経験をした

そんな人はこの世の中にいるのだろうか、殺されかけたから殺して復讐したとかいう物はあったりするけど、それでも別に悪いことをしていないのに殺すのはやっぱりおかしい

何よりも愉しんでしまっているのがやっぱりおかしかった

このままではおかしいに心が汚染されて頭もおかしくなってしまう

周りを見てみればペットがいる…………そうだ、撫でよう

可愛いものを見て触れて癒されよう


「ハァ………………………はぁ…………」


1回今回の周は引きこもりEDを迎えてもいい、動物に歩み寄りながら近寄ってみる

「調べる」のウィンドウが出てきたけどそれとは関係なしにそのまま撫でてみる、動物に触れるとウィンドウを選択した音が聞こえて自動的に選択したようだ

犬の頭を撫でてみる、相変わらずシッポをふりながら「ヘッヘッヘッヘ」と言っていてかわいい


「(ペットを飼ってみたいなと何度も感じたことはあったな)」


けれども家にはペットはいない、と言うよりもペットを飼うことは禁止にしている

理由としては俺は小説家、セイはVTuber、ヒロはイラストレーターと誰もがコンピューター機器を扱う仕事をしいている、動物を飼うとその毛が機械に詰まったりして故障する可能性もあるし世話をする時間は正直ない

セイが配信や撮影をしている間モデレーターをやっているヒロも忙しいし、開いている時間に俺の小説イラストを描いていたりしているし、俺自身も小説を書いている時以外は取材をしたり今のようにバイトを行ったりしている、つまりは3人共世話をする時間が無い

何よりも、生き物を扱うという責任を負えないし命を抱えるという覚悟も無い

人間がペットの世話をする場合は1人につき2~3匹が限界って聞いたことがある、けれど責任が持てない時は1匹でも飼わないほうがいい

……まって、あまり本職の事を頭の中で話しをしないほうがいいかも

下手すれば情報漏洩で職を失う

って思っているとチャットの通知音?確認してみると


研究員>安心してください、あなたの秘密は絶対に部外に公開しません

つい頭の中で秘密を話してもどこにもだしません

カイザン>ありがとうございます、よろしくお願いします


……だそうだ、それなら安心した。自分と同じように秘密を守る仕事同士なら大丈夫だろう

でもどうしても動物のモフミが欲しかったらペットカフェとかに行くか、創作にも役立てたいし

一度犬を抱えてベットに乗せてみる、正直犬の抱え方は全く割らないけど犬の負担にならないように慎重に抱えた、意外と重いんだな?これが命の重みか

猫も撫でながら抱きかかえようとするが


「(おっと)」


腕からスルリと抜けてしまった「猫は液体」と言うけどこんなにも柔軟性豊かな体になるとは

けれどもするりと抜けた猫はピョンと飛んで自分からベットに乗ると先に乗せた犬に寄りかかってまったりした、気ままだけども可愛らしい

もう一度撫でると相変わらず目をつぶって可愛らしい顔をしている

そして今度はウサギを抱きかかえてみる、今度はとても大人しくしていてベットの上に簡単に乗せることができた

さて、ベットの上に動物を集めたらやることは1つ

ゆっくりと俺自身もベットの上に乗って…………


「スウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」


動物たちに顔をうずめながら思いっきり息を吸った、獣を吸うという体験はしたことないし獣の匂いとかどんな感じかなんてわからないけど、なんだか布団のような匂いがした

獣くさいというのはこういった感じなのかもしれないけどしばらくその匂いを嗅いでいると癖になりそうだ、水曜日以外の休暇中に動物カフェに寄ってもっと動物の良さを小説に取り入れよう

ペットたち、特に猫はなんだか迷惑そうな表情をしているけど申し訳ないがしばらくこのままにしてほしい

ちょっとウィンドウ選択音がうっとうしいけど動物たちの呼吸や息遣いやゴロゴロ音でごまかす

顔面全体に感じている生き物の毛の感触はこの世の極楽を表現しているようでなんだかともても幸せが肺に満ちていく

ちょっと前足を引っ張り出して肉球の匂いも嗅いでみる、よく表現で「ポップコーン」と言うことが多いけど俺からしてみたら「焼いた豆」のような匂いがする


「(多分、動物の汗とかの匂いなんだろうな)」


顔をうずめながら筆談をする、誰かにかは分からないしもしかすると筆談での独り言は情報としてこの光景を見ている研究員たちに送られるのかもしれない

それでもいい、今はこの幸せを五感に感じていたい、このペットたちをを撫でまわしたいし

さっきまで残酷な経験を愉しんでいたなら、幸せな感覚を楽しみたい

………………ってまって、なんかこの幸せな感覚が消えて行くというかこれってエンディングにはいる感覚じゃっ…


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No21「もふもふふわふわは全人類の希望」


カイザンは動物が好きと言うか、もはや動物しか愛せません!

現代社会に疲れた勇者もモフみは大切な栄養素です

だけどもあまりに疲れたカイザンは

モフみの過剰摂取によってペットの奴隷になってしまいました

ある意味世界平和かもしれません!

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………おおおおおおい!!

ベッドでペットに現実逃避をしていたらエンディングを迎えたんだけど!!しかもかなり飛んで21!?

ペットは単なる癒し要因じゃなくてちゃんとエンディングをの1つだったとは………

現実逃避をしていたから具体的な条件が分からない、エンドリストから確認しても先ほどのメッセージが出るだけだからちゃんと条件を確認したい、そうじゃないと同じ動物系のエンディングで条件を間違えてしまう可能性もある

さっき俺は…撫でまくっていたよな?全身を使って

それならと、ウサギを撫でまくってみる

色々とアプローチを変えてみて撫でてみる、耳の間とか背中とか

聞こえてくるウィンドウ音を数えてみる、そうして10回になった時にエンディングに入る感覚になる


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No21「もふもふふわふわは全人類の希望」


カイザンは動物が好きと言うか、もはや動物しか愛せません!

現代社会に疲れた勇者もモフみは大切な栄養素です

だけどもあまりに疲れたカイザンは

モフみの過剰摂取によってペットの奴隷になってしまいました

ある意味世界平和かもしれません!

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「(なるほどな、動物モフモフ奴隷エンドはペットに10回調べる、もとい撫でるコマンドをすればたどり着くんだな)」


てか、殺した感覚も殺された感覚も動物のモフモフで現実逃避していたはずなのに、エンディングに入った感覚に対するツッコミと考察で落ち着いた、意外と俺は単純なのかもしれない

だけども残酷なエンドはせめて次のエンドを迎えてからにしよう、この先で見渡す限り危険なエンドしかない時はまた動物エンドを迎えることにしよう

けれども今思い浮かぶのは「兵士を殺す」と言う危険なエンドだけである、1回マップを開いて確認をして見る、今見えるのは自分の家と王城とショキの森前の草原だけ、それならば今度はショキの森に行ってみるしかないな


…………しかし、こういった後悔も楽しんでしまうし体験して良かったなと心の奥底で思ってしまった。ポジティブに行こう!こういったことを小説で生かせて………いや、死の悲しい展開はあまり書きたくない!

正直に言えば人間関係リセットされてしまうから異世界とか転生が苦手だったりするし、特に人間関係の悪意が必ずある追放物は分かりあえる気がしない!


先を急ぐために謁見の間は無視してそのまま草原に向かう

相変わらずジェリーコが周囲に何匹もいたりしているけど近づいてくる速度はそんなに早くないからちょっと迂回して先へ進んでみる

下手にただ走るだけではなく群れの全体を見ながら走っていく

カメラ操作はちゃんと敵を捕らえたまま外さないようにするのはゲーマーとしては基本、敵から目をそらした場合相手の攻撃モーションを見落としてカメラ外から攻撃されてしまう場合がある

そうやって大回りをして何とか王城とは反対側にたどり着いた


「(ショキの森の入り口か?なんか検問している?)」


何か森の周囲に柵がはられており、門番が立っている所には詰め所などいかにもな検問所みたいな感じになっていた

たしかに、魔物の侵入とかを防ぐために検問とか城壁に門番がいたりすることがあるけど王城の前にジェリーコがいるのに放置しているのはいかなるものかと………それともジェリーコはザコだから敵と認識してないとか?いや思いっきりボールをぶつけられた威力はあるから十分脅威になるとは思うんだけど?

とりあえず入り口があるならそこからショキの森に入って何かしらのエンディングを迎えよう


そう意気込んで門番兵士に近寄ってみると入り口に武器を構えてきて塞いできた、あれ?


「そこの君、この先はショキの森で危険だここから先に行くなら通行書が必要になる

王様から剣や盾を受け取ったか?」


通行書って言ったのに剣や盾?これっていわゆるそれらが通行書代わりになるってこと?

通行手形とかのアイテムがあるわけではなさそうだな、この会話イベントが終わったら剣だけでも取りに行こう


「持っていないか、そうか……じゃあここは通せないな」


ウィンドウが閉じるのと同時にきびすを返す、スライムに囲まれていなければいいけどと思いながら逃げる準備をしてい………

は?!ちょっとまて!なんでこのタイミングで視界が暗くなってっ…


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No7「通行許可がありません」


大きな壁に立ち向かうのが勇者であり主人公である

通れない門も無いし立ち入り禁止も突破します!

けれどカイザンはこんな程度の壁で挫折してしまいました

剣でも盾でもどちらか持っていればそれでよかったのに

ここで冒険は終わってしまった!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いや、まてぇい!普通こういった門番に追い返されるイベントが起きた時は通行の為のアイテムを探し始めるフラグが立つだけじゃねえのか!?

今回は必要なアイテムがどこにあるかが分かっている状態だったけど

今から探しに行く展開じゃないの!!

このエンドに関しては正直、即死イベントなイメージの方が強いじゃねえか!!

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