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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第5週目

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54/58

エンディングリスト No77・No102

転職相談所…あそこだけで19エンドは行ける

だけども、ちゃんと楽しい差分があっても毎回行くとちょっとアレを感じる所がありそうだ

だったら交互に調べるのが1番いいと思われる

本日は残り6エンドだし前哨基地の中心の道を除くと、あと3つの11時1時2時の道がある

それらを確認して来週に備えておこう

中心の大きな道を行ったらやれることがまたも急速に増えそうだがそこも本日中に確認だけはしておこう


家を出た後に紫の頭をつついて2倍速にする

王城をスルーしたのちにジェリーコに当たらないようにして草原を回り道をして

獣道に行きダイナマイトを取る

廃坑の壁の2つ破壊して突破し港にたどり着いた

搬入用ブリッジの開いている箱……の前で数回深呼吸したのちに倍速を10に増やし箱に入る

密航中の倍速の揺れに身構えたけど…問題はなく向こう岸にたどり着いた

特に、リアル船酔いに身構えなくて良いらしいな

箱を出たのちに噴水広場にたどり着いて時間調整を行って倍速を解いた

今は朝か


「(さて、それぞれの道を調べるか)」


まず、今週は残り6エンド

交互に調べるのはいいと思ったしさっそく11時の方向に行くことにしよう

歩みを進めて行く


最初の方は前々周の時に入った10時の方面は普通の一番奥まで行っても普通の状態であったけど

この方面は何か奥の方が怪しく薄暗くなっている、時間帯はさっきまで朝だったはずだし、通りも隣と同じなのに物理法則を無視して影が覆いかぶさっている

……まさかとは思うけど、治安が悪いからってこの辺りに敵がいるわけじゃないだろうな?

そうなったら、俺が……えっとなんだっけ?闇を切り裂く怪しい悲鳴だったか??俺がその悲鳴を上げるんだろうか……いや声が出ないけど


そう思いながら歩みを進めて行くと、突き当りにたどり着いて

2つの店があった、突き当りにはでっかくネオンっぽいけど電気がついてない状態で「CASINO」とデカデカと書かれていた、黄色く…いや?金色に輝いており豪華な雰囲気をかもし出している

カジノとか行ったことないけど、こんなにも輝かしくて眩しい物なんだろうか?

ファンタジーな世界の中で現代の最新な雰囲気、ものすごく異質な存在に見える

でも電気等がついてないからまるで閉店しているような?

入り口看板を見てみると「夜にのみ営業」と書かれていた

そうか、営業時間って普通に考えてみればあるんだよな

ヤスラギ湖アイテムショップでも超大海原チケットショップでも夜に行くことがあったけど、あそこ24時間開いているんだな…ここに関しては「ゲームだからよかった」と思っておく

……以前、店に丸1日移住して試したことある気が?流石に数週間前だと覚えてないこともあるな……


そしてもう1つは突き当りの通路側にある店だ

ここには、血文字のようなちょっと不気味な筆記体で「薬屋」と書かれていた

転職相談所のようにほかの家と違って1回り大きく、でもようやくファンタジーらしい建物なっていて、白いレンガに木組みで出来ている所は同じだけど、煙突があってそこから紫の煙が上がっていた

環境的には…まあ、周囲に悪い影響が出ていないし問題ないか

しかし…店か、もしかするとヤスラギ湖のアイテムショップのように何かいいアイテムと交換できるのかな?

こちらは入り口看板に「朝昼に営業」と開かれており、入れそうだ

とにかく確認の為に行くことにしよう

そう思って室内に入る


木製の扉を開くと、ツンと匂いがした

それは病院で感じるような薬品のニオイだけでなく、何か…植物な雰囲気のする匂いも感じる?総合的なニオイとしては嗅いだことないけど、直感的に薬のニオイと感じて来る

そして室内は暗くて、薬の保存の為かひんやりしている所がある

意外と一部屋で狭く、カウンターと受付をしている初老の女性がいただけであった

カウンターは腰まで高く、向こう側に行けそうな…様子はない

カウンターの向こう側をみてみれば何やら空っぽの瓶が沢山置かれていた、注文したら注いでくれるのだろうか?

そして家のサイズと部屋のサイズが合ってないけど奥の部屋にて薬を作っているのだろうか?


「ごめんなさいね、今準備中で

素材が無くてね…」


と「リーバ」という初老の女性が話していた

営業のはずでは?と思ったけど入荷する物が無いなら仕方ないらしい

これは条件を満たせば品物が並ぶのだろうか?

でも品物っぽい物って、と思ってきょろきょろと確認してみると…


「(もしかしてコレか?)」


1枚の張り紙が入り口側の壁に張り付いていた、そこにはなにか紫に赤に緑に青に黄色にカラフルな色をしているキノコが…いやこれ森のキノコだな?

その張り紙に「これが欲しい!」ってデカデカと書かれている


「(次周…いや次々周に持って来るか

そうしたら取引が再開されるかもしれない)」


倍速して向かうこともできそうだけど、それでもここまでの距離は結構なものになる

効率が悪いから、後で向かうのがいいだろう

そう思いながら店を後にした


「(って、なるなら…)」


店を出たのちにすぐにカジノを視界に入れる

薬屋でできる事はないから、こっちを試してみることにしよう

時間帯はまだ昼か…それなら倍速機能を使ってすぐに夜にしよう

紫の頭をつついて倍速にする、あまり倍速にすると夜を越えてしまうから

控えめの倍速にして………よし夜になった、そして等倍にする

近くにあった薬屋は、夜近くまで電気をつけて営業していたけど

そのうち電機が消えた、営業終了の様子だ


「(そうなるとこっちは…)」


そう思いながらカジノの方を見てみれば、一気に電飾が光りかがいた

急な眩しさ感じて手で顔を覆いながら目をつぶってしまう

ようやく眩しさが落ちついてゆっくり前を見てみると…


「(おわ……煌びやかすぎるだろ!?)」


さっきまで電気がついてなかった場所が全て光り輝いている

「CASINO」という看板も、周囲の装飾も、入り口のドアも床も屋根も全てが輝いていた

朝の時は金に輝いていたと思ったけど、金を通り越してもう1つの太陽か?と思うぐらい光り輝いていた

この道が薄暗くしていたのって、この輝きを目立たせるためだったんだろうか?


「(けど、こんなにも光っていたのに、噴水広場から見えなかったな?)」


それだけ奥にあった、ってことにしておこう

にしても、カジノか…

現実では金が関わった賭け事をするつもりは絶対にない、ソシャゲのガチャも含めて運要素は実力ではどうすることもできないのが分かるからだ

競輪競馬競艇と合法的にお金を使った賭け事ができるものと、パチンコパチスロ…そしてカジノのように「直接は」お金をかけることができない賭け事もあったりするが、正直に言うと「ビギナーズラックという最大の不幸」っていう事が起きそうで怖い

運と言うのは平等に振り分けられるけど、普通の人だったら1回やってみて外れて「あー、まあ運だしな」ときっぱりと諦められたらそれで終われるけど

最初の段階で当たったりしてしまうと「え?俺運がいいのか!?」とハマってしまう

当たった時の気持ちよさ、手に入った金やポイントとか、そう言った良さによって感じたことのない脳内麻薬が出てハマってしまう

そして金を賭けてのめり込むように掛けて理性を欠けて、たとえ失って終わっても「次は勝てる」と悪い意味でポジティブに思ってしまうから怖い

だからこそ、最初の根源である「ビギナーズラックという最大の不幸」が無ければいいなと思った

実際に俺も、なんとなくで「13回連続で2択を当てる」ゲームをしたことがあってクリア確率は単純な計算で8192分の1だったりする

けど俺はものの350回ほどで達成して、他の実績を達成するために100時間以上4万回ほどもプレイしてしまった

賭け事をしないと考えている俺もこんなに運ゲーにドはまりするから、賭け事は誰であっても本当に危険と思う

……今でもちょくちょくしているし


「(入ったらどうなるんだろうな?)」


殺人や殺害や事故死、様々な事を経験して堪能をしてきた

その体験は今でもしっかり覚えている

でも、現実世界で行動が変になったりという後遺症は起きていない、4週以上もこの仕事を続けても大丈夫なら問題ないだろう

でもカジノで流石に賭ける経験をしてしまったら…大丈夫だろうか?本当に

いやまあ、大勝エンドだとしても、スカンピンエンドだとしても、結果が決められていたら問題ない

運じゃなくてそれは定められた道だから

プレイヤーのリアルラックが関わらなければ……

そう願って扉を開くと…エンディングに入っていく

よし!これなら賭け事にハマる可能性は無いな!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No77「切った張ったの大波乱」


カイザンは前哨基地でいい所を見つけた

それはカジノ!欲望と言う名の魔物がはびこっている場所だ!

目を輝かせてカイザンは銀行から全額下ろして突撃!

そして遊び惚けて遊び続けて…………全部なくなちゃった!!

当たるまで賭けるのではなく、無くなるまで賭けて遊んだよ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……77って幸運のはずの数字なのに全部なくなったんだが?

そもそも、手持ちがなくなってからATMっていう流れでは!?

なんで最初から口座から全ブッパなんだ!?

いくら何でも命知らずすぎるだろ!!

奥から黒い服を着た人らが来て、借金やら臓器売られる契約書を書かされたりとか

そんな、裏社会系漫画で見たような展開になるだろうが!


「(はぁ……はぁ………)」


まあ、流石に店に入った時にランダムで変わるとは無いだろう

それだったらエンディング前に何かしらがあるはずだ、ランダムなのはヤスラギ湖にあった水中の城だけで結構だ

よし、じゃあ今度は転職相談所に行くことにしよう


今度も特にアイテムが必要ないので同じルートを行くことにする

王城をスルーして獣道でダイナマイト入手、廃坑に入って突破して山の前の脇道に入って港にたどり着いた

箱の中に入って高速密航をし

向こう岸にたどり着いたのちに噴水広場にたどり着いて、10時の方向へ

転職相談所の前にたどり着いたのちに倍速を解…………


「(そういえば、ここは24時間営業なのだろうか?)」


そう思って、7倍速ほどにして店を丸1日観察してみる、最大じゃないのはあまりに早すぎるとどうなるか分からないからだ

そう思って倍速のまま扉を開いて中の様子を見てみる


「勇者がここに何の用なんだ?勇者って職業ならここに来るメリットはないぞ?」


ショウさんがそのような事を言っている中、待機をして見る

空が一旦暗くなり再び朝の明るさを感じて……丸一日経過したけど店が閉まる事はなかった


「(どうやらここも、24時間営業のようだ)」


クラインフライカンパニーのようなホワイト企業とは全く違う、結局のところは「これもゲームで良かった」と思っておこう

等倍に戻した後にさっさとヒュウさんの所へ


「いらっしゃいませ!

どのような職業に転職希望ですか!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者を辞めて転職しますか?

「はい」               「いいえ」

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ここで「はい」を選択する


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何に転職しますか

「格闘家」「魔法使い」「大剣使い」「暗殺者」「盾使い」

「弓使い」「僧侶」「猛獣使い」「死霊使い」「商人」

「槍使い」「吟遊詩人」「精霊使い」「竜使い」「農民」

「転職相談所」「冒険者ギルド」「薬屋」「演劇団」「ディーラー」

「思い直して勇者を続ける」

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大量の選択肢の中で……順番に行くことにしよう

「魔法使い」を選択してみる

魔法か…そういえば、このテストプレイをしてから魔法という物はやったことなかったな……

俺のフォロワーの中二病の人がTwitterでちょくちょく異世界作品で嘆いていたけど


>異世界作品とかで当たり前のように魔法を何の感情も無しに普通に使うのっておかしいと思う

ライトノベルを作っているという事は誰もがオタクだと思うし

ファンタジーに憧れているから書いているんじゃないのか?

現代に無い魔法を扱うという憧れを感じないのか?


異世界作品は、以前に先輩らの勧めでちょこっと見ているけど

異世界作品をそんなに見たことなくても同意のできそうな意見だ

そんな彼がフルダイブゲームでもいいから魔法を試せたら、とんでもなく嬉しい気持ちになるだろうな

俺も正直、ファンタジーを書いている理由の1つに憧れがあったりするからだ

そんな彼に申し訳ないけど、先に楽しませてもらう


そう思いながら「魔法使い」を選択する

周囲の風景が変わっていき、世界が分解されて再構築される

周囲の風景は、またもショキの森の前にあったような草原になった

戦闘系は必ずここになるのだろうか?

自分のカッコは、頭上には紫のとんがったような帽子

そして体はちょっとぶかぶかなローブの衣装になっていた

魔法使いってゲームとかだ知能に極振りしているからフィジカルが弱いことが多く

タンクとかに守ってもらわないといけないことが多い

その為かこの格好は以前の格闘家と違って動きにくそうだ

そして、持っていたダイナマイトが消えると

何かが手の中に出てきた…これは…………


「(はっ!?杖だ!?)」


形としていては鉄でできているメイスになっていて、先端には何か宝玉のような物が付いていた

色は紫で自分の格好と同じ色だ

草原の奥からジェリーコ…ではない!?

なにかプロペラが付いている浮いているマトが出てきた

魔法って中~遠距離だから狙えってことか?

そう思っていると、視界の左下に六角形がが7つ組み合わさったようなものが出てきた、新しいインターフェイスか?

ハニカム型の形をしていて、それぞれに何かアイコンが書いてある

意識を向けると操作できる?

でもとりあえず真ん中の丸いアイコンのを選択する意識を向けると、杖の先端が光った?

その光っているのを一つの的に向けると…白い球が飛んで行った!?

これ……魔法か!?外してしまったけど…それでも、それでもっ!


「(すげえ!フルダイブゲームで実際に魔法を使ってみて分かったけど

こんなにも気持ちいいものだとは!?)」


本当に気持ちいい!世の中にいる人達に申し訳ないけど、この世界で魔法を使ったことあるのって俺だけじゃないか!?

テストプレイではなくデバックでこれをやったことある人がいるかもしれないけど、それでも「魔法を使った」と言う経験では世の中にそんなにいないだろう

話したくなるけど守秘義務で我慢しなくては…

魔法ってたしかに、創作内で今まで出来なかったことが出来ると思うと非常に楽し過ぎる!

………この転職相談所、普通に気まぐれとか気晴らしで試すのもアリだな


操作してみて、今度は炎っぽいアイコンのを試してみる

このほかのアイコン…六大元素か?

炎のアイコンを選択してみると、今度は杖から炎が飛んで行った!ファイヤーボールだ!

するとマトに当たってちょっと爆発して木っ端みじんに消し去った

かっこいい!!本当に楽し過ぎる!

水のアイコンを試すと、水球が飛んでいきそれも破裂して

風のアイコンを試すと、ソニックブームのようなカマイタチが飛んで行きマトを切り裂き

土のアイコンを試すと、岩石が真っすぐ飛んでいきマトを砕く

マトを全部壊したけど、今度は足元の草むらから数匹のジェリーコが出てきた

よし、残りのアイコンを試してみるか


光のアイコンを試すと、出て来てのは光線!?

剣のように動かせばライトサーベルのように使うことができてジェリーコを真っ二つに

闇のアイコンを試すと、今度はヘドロのような物が出てきた

これは設置型か?直接浴びせればジェリーコが溶けるように消滅し、地面に落ちた奴に触れても倒せた

そしてもう1回、丸いアイコンの魔法は普通の無属性魔法で魔法弾だろう

これは結構連射できるし、魔法使いでも立ち回りすることが良くできる

…………そうして魔法を色々と試した後に全滅させると、エンディングに入っていく

あー楽しかった、けど、エンディングでどんな引退をするんだろうか?


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No102「知力よりも活舌が必須」


勇者を辞めて魔法使いになったカイザン

意気揚々と魔法を試そうとしたよ!でも

魔法には詠唱が必要になる!そのために詠唱を詠まないといけない!

戦闘中だから結構な早口が必要だけど、舌を噛んでしまった!

痛みで悶絶している内に魔物に見つかって殉職しちゃった!

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噛むな!いやっまあ、喋れない俺が言えたことじゃないけど噛むな!

今回の魔法って詠唱しないで使う意識をしただけで使えたけど

創作内だと詠唱中は「都合よく敵が攻撃してこない」か「誰かに守られながら」になるから、ゲームやリアルだと魔法使い単騎は結構危険だったりするが

でも舌を噛んで悶絶って……そんな情けない死に方するな!!


「(っていろいろと言いたいことあるけど)」


何となくだけど、俺は一回試してみる

口パクだけで早口言葉って言えるのだろうか?

一応「あ・い・う・え・お」の口の動きは出来るからそれだけでも試してみよう

…って思い「となりの客はよく柿食う客だ」とか「生麦生米生卵」って口だけも動かして見たけど

俺の口って喋る用途に使ったことがほとんど無かったせいで普通に嚙みかけた

と言うよりも、ベロの動きでか行やさ行をしようとしても分からない

……噛むなとか馬鹿にしてすいませんでした

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