エンディングリスト No71・No101
まさか、絶対零度の証をあんなしょうもない…じゃなくて意外な使い方をするとは
それは置いといて、これで行動範囲はものすごく広がったけど
ほかの道を確認してから本格的に前哨基地を調べることにしよう
マップを見た感じメチサム氷山以外にもメチアツ火山からも超大海原からも行けそうだ
それなら今周と次周はその道を確認して行くことにしよう
そのままあの広い街でで何かしらのエンドを達成できるとは思うし
家を出た後に紫の頭をつついてまずは倍速にする
今回は特にアイテムなしで様子を見たいから、王城はスルー
草原もそのまま脇道へ行き、ダイナマイトを入手
廃坑を突破してそのまま脇道に入って言って港にたどり着いた
超大海原チケット……おっと、今回は必要ないんだった
搬入用ブリッジの開いている箱の前に立ち、そこで倍速と解いたのちに入ると密航が始まる
時間が経つまでそのまま中で待機して……ここの体感を倍速にしたらエンディングではなく俺が酔ったりはしないだろうか?一応3D酔いの耐性はゲーマーだからかなり高いと思うが
そう考えながら待っていると、足音が聞こえて運ばれていった
そして立ち上がり箱からでてみると……
「(おお……すごいな)」
この前と違ってちゃんと視界に情報を入れることにする
視界一杯に赤い瓦屋根と木組みと白い石造りの家々、あのメチサム氷山から行ってたどり着いた場所と同じだ、ここからだとあの旅芸人のいた噴水は見えない
箱のある場所と船のある場所は波止場のようになっているけど、一歩進めばすぐ街にたどり着く
そんな感じに極端にマップが切り替わっている
家々が結構奥まで並んでいて地平線は見えない、結構な広さなのが分かる…地図が欲しくなりそうなぐらいかもしれない
街の方は前周のように人が普通に歩いている、突っ立っている状態じゃないから本当に生きているような光景だ
背景を確認してみると、さっきまで入っていた箱と近くに大きなブリッジ、そして近くには人が乗りそうな小さなブリッジがあって船乗組員が普通に立ってた
近寄ると
「船のチケットはあるか?
無いなら引き返してくれ」
超大海原と同じことを言われた
ゲームなので「さっき俺が箱からでたことは触れないのか…見えている位置関係のはずなのに?」ってツッコミは心の中だけにしておく
「(今回は、一通り街の探索をしてからエンディングに行くことにしよう)」
ただ、なんとなく予想がつく
ココだけで多分本日分のエンディングに入ってしまう、いや、下手すれば来週の分も全部行くかもしれない
ふぃー、もしかするとメモの内容が大変なことになるやつだ
何処から目星を立てるかも迷ってしまうな
「すぅーはぁー」
軽めに深呼吸をして一歩を踏み出した
まずはなんとなく歩いている人を至近距離で見てみるけど特にこちらを気にする様子はない
ちょっと肩をつついてみたけど無反応だ…触った感じは結構固くて進行方向にいたら普通に飛ばされそうなぐらい固い
歩いている人はメッセージウィンドウを出していないから特に情報はなさそうだ
「(……まあ、普通に何かしらの危害を加えたらエンディングに入るだろうな)」
船乗組員の時も思ったけど結局、この発想にたどり着いてしまった
ゲーマーとしてはあっているけど人としては悲しいよ
そう考えても堪能してしまうのが俺だけどな……
気を取り直して少しした道を進んで行くと噴水のある所にたどり着いた
…なるほど、位置関係的に仮にここを「噴水広場」と名付けるなら、噴水広場から放射状に道が広がっている、よく見てみると門を見て正面方向の道はちょっと広い、何か街の外へ進める場所があるのだろうか?
その道の方は建物はあっても特に目ぼしい建物は無い、この先は…なんとなく置いてみようと思った
「(それぞれの道を見てみたいところだけど、まずは…)」
前の周では旅芸人に夢中になってしまってあんまり見てなかったけど、そういえば噴水の方はまだ調べてない
水面を覗いて見ると……普通に底が見えているけど何か置いているわけではなかった
中に入れるのかな?
…いや、ゲームだとしてもこういった公共の場で迷惑行為はあまりしたくない
「(……って思ったけど、殺しもしておいて今更では?)」
以前に考えた気がするけどゲームで出来ることを楽しむのも一興だろう
もちろんゲームであることを忘れないように、現実との区別をつけておくようにだ
…こういった考えになったのは、周囲に人がいるからだろう…多分
一旦持っていた筆談道具を置いて噴水に入ってみる
ちょっと深い水たまりに入ったかのような気持ち悪い感覚が脚全般に襲い掛かって来たけど結構浅い、膝下ぐらいしかない
じゃぶじゃぶと歩き回ってみたけど何か目ぼしい物は無かった
そしてしゃがみこんで水に顔を突っ込んでみたけど、普通に見えるだけだ
それに息ができる、ヤスラギ湖では息ができなくて超大海原では息ができる
超大海原でもエンドでは息ができないで水に沈むけど……もしかしてアプデかな?そう思っておこう
一通り探ってみたけど結局は何もなかった
水から出ると、体にしみていた水分がすぐに乾いてきた
すぐに乾くのは本当に快適だ
水から出たから置いといた筆談道具を再び手に取った
「(ふぃ、それならどこから行こうか?)」
時間帯は夜になった、結構大きなところだから調べるだけでも時間が経過してしまう
それぞれの通路もあるけどその先を一つづつ見るか?いや、そろそろ一旦エンドを迎えてもいいだろう
……って、なんか違和感が
「(あれ?旅芸人が…帰っている?!)」
さっきまで何か芸をしていた旅芸人が荷物をまとめてその場を去っていてる
どうやら朝と昼の期限イベントだったようだ
さて………
「(嫌なことは、やっぱり先にするか)」
さっき考えたこと、街の人を殺すという事
今は夜だけど変わらず人々は歩いている
今までにないぐらい「生きている」と思ってしまう
だけども、一度深呼吸をして
今は剣を持っていないから、ダイナマイトを「使用する」をした
そうして火が付くと、宿に入ろうとした旅芸人へ向けて投げた
なんでこの人を選んだかって?対象の違いで特別なエンドになるか同じ殺しのエンドになるかが急に気になったからだ
爆ぜていき、その男性は倒れる
何度体験しても自分に「殺した」という感覚が重くのしかかっていく
ここのは本当に重かった、何回やっても慣れないな
でも……堪能してしまう、この苦しみを
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No71「闇を引き裂く、怪しい悲鳴」
旅をしていた勇者カイザン、前哨基地にたどり着くと
そこにいた人たちを皆殺しし始めた!
その殺戮は何日も経過して常に街のどこかで常に叫び声が聞こえた
死神が歌い踊るのか?妖怪が獲物を狙うのか?
ほら、悪魔が今夜も騒ぐのだ、オウ~!
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「すぅ~~~~~はぁーーーーーーーー」
心に重く溜まった罪悪感を誤魔化すように深呼吸をして、動物を撫でていく
決して人殺しを楽しんでいるからニヤついているわけではない、誰かを殺した罪悪感を堪能してニヤついてしまうだけだ
いや、誤魔化すとは思ったけどちゃんと受け止めることにする
口のニヤつきが落ち着いて行き、ようやく正気を感じ始めた後……紫の頭をつついてさっきのエンドを開く
……このエンドって何か元ネタがあるのか?昔のドラマか曲か何かか?世代とかが違うのかもしれない
後で聞くか調べてみるか
それに「人たち」って書いている以上、旅芸人であっても道を歩いている人であっても変わらなかったらしい、特殊な人でもいない限り試すのは後に回そう
それと、さっきいた広い所って「前哨基地」って街だったらしい
……街?てか何の前哨基地なんだろうか?
まさかあの広い道の先は…この考えはまた後で考えることにしよう
街かどうかの疑問は置いといて、と言うより「ゲームだから」という事にしておいて家を出る
倍速にしたのちに王城をスルーしてダイナマイトを入手した
廃坑を突破したのちに、試したいことの為に一旦引き返してショキの森でキノコ採取したのちにヤスラギ湖アイテムショップへ
「いらっしゃいませ!
好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」
リンダさんの所でキノコと耐火スーツを交換する
今回は道の開拓の為に耐火スーツでメチアツ火山の方から行く予定だ
廃坑に戻って進みメチアツ火山へ向かう
洞窟と山頂と脇道の三又の分かれ道を脇道へ
そのまま進んで行くと、こちらも穏やかな雰囲気になっていった
漆黒に焦げた風景が緑色に染まっていき自然豊かな道に
Yの真ん中に1本多い3又の道にたどり着いてそこで等倍にした
「(やっぱりここが合流地点か)」
超大海原から行っても、メチサム氷山から行ってもメチサム氷山から行ってもここにたどり着く
これで確定した、次周から特別アイテムが必要が無ければ、超大海原の密航で行くことにするか、それが一番アイテム蘭を節約できると思う
何となく、中心の道を見てみる
そこは落石で埋まっている様子があった、なんとなくここにダイナマイトを試してみる
紫の頭をつついてダイナマイトを「使用する」をして落石に投げてみる
爆発をしたが……何も起きなかった
急に崩れてエンドになると思ったけど、ここはそうはいかなかったか
振り向いて、見えてきた城壁の門を通り抜けて
そして前哨基地の噴水広場にたどり着いた
改めて噴水広場から周囲を確認してみるけど道6つ
シンメトリーな位置関係ではなく、城門から見て1番左はあの船のある場所
真正面の道は先に進みそうな広い道、そして……言葉で表すのは難しいけど、軍人とかが使う時計で表すなら
9時に船、12時に広い道、後は10時11時1時2時の4本の道があった
それだったら、船のある9時の方向から来たし、そこから順に調べて行こう
と言う訳で10時の方向に行ってみる
歩いて進んで見ると、ひと際目立つ建物がすぐに見えた
何か……他の家と違ってちょっと豪華な雰囲気がする、1回り大きくて
なんだか…正方形な形をしている硬い雰囲気の建物があった
何だろう?と思って近寄ってみると、そこには普通の文字の看板で「転職相談所」と書いてあった
……転職相談所?ハローワークなのか?
でもファンタジーの転職って主にドラ〇エにあるような得意武器とか装備とかの違いで戦い方が変わるような実は曖昧なアレ
曖昧だからこそ、特殊な職業が増えていき無限の可能性を秘めているロマンたっぷり、どんな職業であっても目的や立場があるからこそ輝ける
決して優劣をつけるもんではない、何がハズレとか何が最強とか決めるもんではない
まあ、ティアー表とか言うもんだっけ?あれとか一切として参考にしていないからな俺は
一旦転職相談所をスルーして先に進んで見たけど、ただ行き止まりの突き当りになっていた
普通の民家とかは扉があって入れそうだけど
じゃあ…とりあえず今周は転職相談所を見てみよう
多分勇者とは違う何かの職業になって勇者を辞めてしまってエンディングに入るのだろうな
そう思いながら扉に入っていく
扉が開かれると、そこは…え?
家のサイズと反比例して思った以上に小ぢんまりとしていて、そこには窓口は1つだけで1人の女性の役員と近くに立っている男性がいる
扉を開けた瞬間に近くの男性が話しかけてきた
「勇者がここに何の用なんだ?勇者って職業ならここに来るメリットはないぞ?」
って「ショウ」という男性が話していた、これは余計なお世話なのか?それとも忠告か何かなのか?
予想した「勇者を辞める」というのは正解と思われる
折角ここに来たんだしここでとりあえずはエンディングを迎えることにしよう
ショウの忠告を無視してそのままカウンターの方へ向かう
「いらっしゃいませ!
どのような職業に転職希望ですか!?」
と「ヒュウ」という女性が話しかけてきた…と同時にウィンドウが開かれる
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勇者を辞めて転職しますか?
「はい」 「いいえ」
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考えによっては非常に重い選択肢に見える、世界の事をほっといて転職をするか…ってこんなことで世界の命運を天秤にかけるな!
普通「大事な人の命or世界の命運」とかそういったやつだろ!
…でもエンディングの為に勇者を捨てます
と考えて「はい」を選択をした
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何に転職しますか?
……
……
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と新しいウィンドウが開かれて……って?!
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何に転職しますか
「格闘家」「魔法使い」「大剣使い」「暗殺者」「盾使い」
「弓使い」「僧侶」「猛獣使い」「死霊使い」「商人」
「槍使い」「吟遊詩人」「精霊使い」「竜使い」「農民」
「転職相談所」「冒険者ギルド」「薬屋」「演劇団」「ディーラー」
「思い直して勇者を続ける」
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「(選択肢多っ!?)」
ちょ?え?21個!?
いやよく見たら最後のは実質「戻る」だから20…いや多くね!?
てっきりここは多くても5個とかだと思ったんだけど!?
しかも、なんか上級職みたいなのもあるし戦闘と違った職業もあるし……
選んだだけでエンディングに入るのか?それとも何かしらの行動とかできるのか?
……結果として全部試すから順番に選ぼう
そう思って左上にある「格闘家」を選択してみる
とすると周囲の風景がゆっくりと変わっていく
……なんだ?エンディングに入っていく感覚とは違う感じがする
周囲がSFな雰囲気に一度分解されたかと思うと、再構築されていく
建物の中に入っていたのに気が付いたら、ショキの森の前にあった草原
そんな小さな広場に立っていた
しかも自分が発光して…いや違う、発行しているのは俺の服だ
冒険者のような服も、持っていたダイナマイトも光に包まれて消えた
そして全裸…ではなく服が変わっていた、魔法少女の変身か何かか?
ギザギザ袖のほとんどノースリーブで腕が丸出し、短パンで見るだけで身軽な格好をしている
手と足には包帯のような物を巻いていてサポーターのような物があってまさしく格闘家な恰好をしていた
そう考えていると、目の前にジェリーコが数匹出てきた
さっそく戦えってことか?
ステゴロの戦い方はやったことは無いけど、アニメとかゲームで見たような動きを試してみる
腰を落としてパンチを与えてみると、気持ちいいぐらいの大きな音が聞こえてジェリーコが後ろへ飛んで行った
ゲーム的な派手な演出があって本当に楽しく感じてくる
パンチだけでなく蹴りも含めてコンボを決めていくと音もどんどん派手になって楽しくなっていく
今まではリアルな雰囲気が多かったけど、VRゲームの雰囲気を思い出せるようなワクワクが止まらない
時期にヤミツキコヨーテも出てきて、相手からの攻撃も喰らったけど
痛みはあってもダメージは無いから楽しい
敵を全滅させると………終わりの様でエンディングに入って行った
もっと楽しみたかったなー
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No101「力の入れ方が違う!」
勇者を辞めて格闘家になったカイザン
訓練とか特にしたことないけどさっそく実践だ!
近くにいた魔物にさっそくイッパツ、ここでアクシデントが!?
ちゃんと練習できなかったから手首をねんざしちゃった!?
痛くて引退!ちゃんと準備運動しようね!
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おい!さっき戦っていた時にそんな手首が痛くなることなかったぞ!
格闘家がそのまま魔王倒しに行くのを防ぐためなのか?
それよりかは気づいたことが2つある
さっきのエンドは「101」だ…これは100番台
今までは70番台だったから前哨基地で30近くもエンドがあるのか!?
それに、さっきの選択肢を考えるとあと19もエンドがあるってことなのか!?
………ひとまず、まだ前哨基地を全部見れてないからそれらを探索しながら転職相談所のエンドをこまめに行くとか…とにかく前哨基地からできることが大きく増えそうだし傾向を考えていくことにしなくては
と……転職相談所の事で驚いてこれからすることを考えていると
「ピコン!」と連絡が来た
何だろう?そう思って紫の頭をつついて「チャット」を開く
研究員板橋>マップ担当者より1つよろしいですか?
カイザン>はい、なんでしょう
研究員板橋>今回のテストプレイの1番の目標は創作などにあるようなフルダイブゲームを開発すること、フルダイブゲームの創作で多いゲームジャンルはRPG
ゆくゆくはVRMMORPGを作るからこそ、様々な職業のテストの為に転職相談所を作りました
なので使いまわしと思わないでください
…とのことです
カイザン>「使いまわし」って自分は思っていましたか?
研究員板橋>いえ、でも担当者より転職相談所のエンドを迎えたら送って欲しいと言っていました
カイザン>大丈夫ですよ、少しの間でしたがその職業の体験もできて
とても楽しいので他の職業がどうなるかも楽しみです
研究員板橋>分かりました、本日は残り6エンドなのでよろしくお願いします
そう言ってチャットを閉じた
……作った後に思ったけど、怪奇大作戦を知っている人はいるのだろうか?
(エンディング71の名前の元ネタ)




