エンディングリスト No48・No46
山登りのドキュメンタリー映画はいいぞ
特に「メルー」がオススメです
動物を撫でながら、ニヤつきがようやく落ち着いて
次のエンドの吟味を考えていた
まだ氷山の様子をしっかりと見たわけではないけど、もしも…もしも!だけど
途中で洞窟があったり、山頂の道に迂回路があったりしたらやりやすくはなる、けどそうなると使い回…いやこれはちゃんと氷山の様子を見てからにしよう
エンディングが161個もあるんだ、普通のゲームでも「ちょっとした差分のエンド」が沢山あって攻略サイトでも説明が省かれたりとかもある
実体験できるとなれば、あまり差分感は感じない…と思いたい
そう考えたのちにすぐに家を出ることにした
取り合えず、火山と同じであれば魔物に対するアイテムは持たなくていいだろう
獣道へ行き、ダイナマイトを回収して廃坑に風穴を通す
そして急ぎ足気味に引き返してヤスラギ湖へ…多分夜の真ん中かもしれない
そしてヤスラギ湖のアイテムショップに行き
「いらっしゃいませ!
好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」
ダイナマイトを交換して耐冷スーツを装備して
そして夜が明ける前にハテシナ砂漠へ!
先周でも思ったけど、ハテシナ砂漠では昼は暑く、夜は寒い
越えるには体温調整水筒が必須になるけど
昼の熱さで耐火スーツを試した時は、普通に効果が無かった
ならば、夜に耐冷スーツを使った時も効果はどうなのか試してみたい
急いでいたのは、いつもの速度で行ったら朝になってしまう
そうなったら待機時間が長くなってしまう、ならばと急ぎ足で着たけど間に合ったらしい
早速夜のハテシナ砂漠に1歩踏み出し
「(しゃっっ、、、、、・・・・///、ぶい!)」
勢いで行ってしまったからこそ、書く字も滅茶苦茶になってしまった
即座に身を引いて凍える体を温める
なるほどな……なるほどね
「(あの伝説のゲームとは違って、砂漠の『寒い』と氷山の『寒い』は違う扱いなのか
砂漠は体温調節水筒のみで耐冷スーツは氷山のみ)」
もしかすると、その先にも水筒やスーツを使う所があるかもしれないけど
現在はこの3か所限定で使えるアイテムであることが分かった
それにしても砂漠の寒さは無理か……ゲーム的に仕方ないならしょうがないと思っておこう
そして日は登って来た、新しい朝日を拝みながら廃坑に行くことにした
……
……
昼になった頃、氷山にたどり着いた
前の周の時は凍死予定だったからあまり見なかった
今回は耐冷スーツを着ているので余裕をもって見渡すこともできる
昼時間帯だからこそ……トレッキング気分で白い道へと入って行く
急に感じた寒さは全くなく、周囲を見てみれば
一面は真っ白な銀世界
けれどもただただ真っ白な色ではなく、所々に氷…届かない位置にあるけどもしかして樹氷だろうか?
白と青の透明感の感じる綺麗な……色のあるなしのコントラストが輝いていて極楽に来た気分になる
火山の時はたくましさを感じたけど、こちらでは神秘的な雰囲気を感じた
太陽光が青空の色を取り入れて水晶のようだ
足に関る感覚はちょっと違和感があって、まさしく雪を踏んでいる感触になるけど滑る気配がない
快適でありながらもこの違和感も結構面白く感じる
この経験も…仕事に取り入れて行こう
……
……
夜になりながらも、山を登っていく
ここはメチサム氷山って名前だけど、どちらかというと雪山が近いのかもしれない
進んで行くと氷の要素が多くなっているけど、進みに問題は無いようだ
普通であったらアイゼンというトゲトゲした靴を用いて行かないとツルリと滑落してしまう
念のために足元を確認ながら進んで行ってみる
火山よりも雪山には詳しい、とはいってもどんぐりの背比べレベルだけど
世界にある地球上で8000メートルを超えた14か所、14座に挑む人たちのドキュメンタリー映画をみたことがある
圧倒的に命を落とす可能性が高いのにそれでも行きたくなるロマン
大きな目標を持つことはいい事と思うけど、あまりにもリスクが高すぎる行為…狂気も夢も一緒で気持ちが分かるかは半々だったけど
現在フルダイブゲーム内で自ら命を落とすような行為をしているから、その気持ちが少しわかる気がした
そういえばワンチャンあるかもしれない、雪に隠れて見えない天然の落とし穴「クレバス」に一応の気を使いながら登っていくと見えてきた
「(どうやら、50%ぐらい確定かもしれない)」
懸念でもあり、希望でもあること
どうやら環境は違えどメチアツ火山と同じような地形をしているようだ
アッチと同じ山頂と洞窟と迂回する道……だけども、鏡合わせに真反対だ
希望としては、向こうと同じなら攻略がしやすい
懸念としては、似たような構成だとちょっと使いまわし感を感じてしまった、申し訳ない
この文章は研究員達に見られているらしいし、後で謝罪しないと
「(ポジティブに考えよう、来週は早めに帰れるかもしれない)」
この言葉は残業が多い時の人が多いセリフだけど、むしろこの仕事は早上がりきでる上に賃金が半端ない
あ!そうか!早くエンド回収をすれば1日に16以上エンド回収ができる!
……って思っていると、チャット音が?紫の頭をつついてみる
研究員板橋>1日に16エンド以上は禁止です、申し訳ございません
カイザン>分かりました
研究員板橋>ちなみに早上がりしたかったらいつでもログアウト可能ですよ
カイザン>いえ、今日の限界数までやります
研究員板橋>分かりましたありがとうございます。
それと、考えている通り本日は残り2エンドですのでこのチャットを事前通知とさせていただきます
カイザン>ありがとうございました
あと、使いまわしとか言ってすいません
研究員板橋>いえ、シナリオと言いますか…このマップ構成にしたのは私たちではありませんので
私たちはシステムとかその辺りを担当しましたので
カイザン>分かりました、でしたら後で謝罪しに行きます
研究員板橋>誠実ですね、分かりました
本日の仕事が終わりましたら案内します
カイザン>はい
終わった後に行くことにしよう
とにかく、向こうと同じような構成だったら……火山で迎えたエンドと同じエンドを迎えて、次週でやりやすいようにしておこう
となると……山頂道へ行き迂回して迎えるのと
洞窟は確か、やばっアレはダイナマイトを棒倒しのように投げて決めたんだった
でもかろうじて覚えているからその道に行けばいい
「(ならば忘れる前にさっさと洞窟方面のエンドに行くことにしよう)」
足早に洞窟方向へ向かって行くことにした
内部構成は洞窟って感じというよりかは氷が天然にくりぬかれたような構成をしており美しい
暗くても見えるフルダイブゲームの構成だからこそ、ワクワクとした気持ちが湧いて来る
本当にクリスタルの中に入ったみたいだ
そうして進めて行くと分岐の道が見えた、真反対だからアッチとは反対方向に考えて……こっちだ!
そう思って歩いて行く、もし別の分岐や変な場所を見かけたら引き返してしらみつぶしをすればいい
「(って言った所で、料理場にたどり着けるかどうか分からんけどな)」
正解の道であっても同じ調理場とは限らない、とりあえず仮定としては
「近寄って行ったらエンディングになりそうな広場」
が見えるかどうかだ
このまま先に進んで行き見える光景は……
「(こいつは)」
………え?道を間違ったんだろうか?
広い場所ではなく、1つの通路があって台座がある
そこには透明なボウル状器の中にいくつかののイチゴがあった
……イチゴ?アイテムって感じはしておらず置いてある?
てかアイテムだったら箱に入っているはずだ、強制労働施設にあったツルハシも勝手にこっちに向かってきて強制入手をする以外はアレも箱に入っていた
いやまあ、ここは極寒の場所ではあるけど見た感じ美味しそうだ
風呂上がりか食後に練乳をかけて食べたくなるような外見
ここって氷山で言う所の料理場と一緒なんだろうか?
とりあえず近寄って行けば分かるかもしれない
そう思って近寄って行くと視界が暗転していく、どうなるか分からないけどエンディングになるようだ
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No48「ニーナさんはイチゴが大っ嫌い!」
カイザムはこのメチサム氷山にて、美味しそうなイチゴを発見!
早速食べようとしたら大激怒をする人が、それはニーナさん
ニーナはイチゴが大嫌いで、それを少しでも肯定する者には天誅を
カイザムが美味しく食べようとしたから死ぬまで殴られました!
なんて迷惑な人なんでしょうか!
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誰えええええええええええええええ!?!?ニーナって誰だ!!!
今までそんなNPCいなかったよな!!
ちょっと今までのエンドの中で一番理解できない!
すぐさま紫の頭をつついてチャットを開く
カイザム>すいません、今のエンドはどうゆう意味ですか?
研究員板橋>マップ構成担当の方からツッコまれると予想してメモを預かっています
「絶対零度の摂氏温度は-273.15
ロゴ合わせで『ニーナさんイチゴ大嫌い』と覚えるのがいい
とのことで、絶対零度の場所であるメチサム氷山でやる事によって覚えられる」
……だそうです、マップ構成担当の息子さんが考えたエンドらしいです
161もあるエンドの中での1つなので許してあげてください
カイザム>あっ、そうゆう事でしたかでしたら大丈夫です!
開発者特権、みたいなものではあるけど別に職権乱用しているわけではないし
ちょっと微笑ましいと思ってしまった
そうか、嫌いだからマイナスなんだね
落ち着いたわけだし、本日ラストのエンドを迎えよう
まずは家を出て、王城をスルー
獣道へ行き、ダイナマイトを持って廃坑を通れるようにする
一旦引き返してヤスラギ湖へアイテムショップへ
「いらっしゃいませ!
好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」
ダイナマイトと耐冷スーツを交換
火山と同じであればこれから出すエンドに脅威は特にいないはずだ
いたとするならやられるエンドを迎えればいい
…いや、さっきのエンドのニーナさんとやらはどうすることもできないけど
耐冷スーツを着たらメチサム氷山へ向かう
……
……
ようやくたどり着いて昼の真ん中、以前この感じで行ったときは昼の終わりぐらいだったけど
ハテシナ砂漠で試してなかったから少し早かった
このまま進んで行って山の中腹まで行くことにしよう
……
……
夜時間になり、ようやく分かれ道に
今回は山頂方面に向かって行く
歩いて行きながら、ふと思ったことがあって空見てみる
メチアツ火山では禍々しい雰囲気のあった空がメチサム氷山ではどうなるか気になってきた
そこには……
「(さわやか……だな)」
普通の寒い所とは違うような、例えるなら南極のような…飽和水蒸気量が少ないだっけ?それで結構視界が良く見えて夜空がはっきり見える
気候についても後でしっかりと調べた方がいいな
取り合えず、このまま先に進んで行くことにしよう
山頂と迂回の分かれ道にたどり着く
もちろん迂回の道へ行く、今度はどんな道が広がっているのだろうか?
また新たな観光施設があるのかもしれない
そんなワクワク感を感じながら先へ進んで行く
メチアツ火山の時は火山に似合わない木材の床板があったけどこちらには
「(木材……と思いきや、コンクリートの道?)」
というよりかは、学校の廊下で使われているリノリウムの感じがする床がある
冬の学校の廊下で寒い思いをしたことがあったけど、そんな雰囲気を感じる
何かしらの場所に案内されている、何があるのだろうか?
氷の観光名所と言ったら一体?
それに、気温も涼しい雰囲気がしてきた
「(……おお!?)」
その先にあったのは、火山と同じく場違いな雰囲気のいくつもの雪像が置いてあった
誰とは言わないけど、ゲームやアニメ漫画の有名なキャラもいれば
見たことないけど偉人っぽい雪像もあれば、とにかく壮大な大型の雪像もあった
人は誰もいなくて貸し切り状態
場違いとは思ったけど、こっちは意外と雰囲気が似合っているような気がする
北海道の雪祭りに行ったことないから折角だしこのまま観光したいけど……したいけど
「(入ったらエンディングパターンだよな)」
そこは仕方ない、3人で予定が合ったら北海道まで行ってみたいな
実際に訪れる楽しみさや妄想をしながらそのまま歩みを進めて行くと、エンディングに入ってしまったのであった
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No46「その彫刻の美しさに魅惚れよ!」
山頂を迂回し、たどり着いた先は雪まつり会場だ!
見たことある雪像が沢山で見ているだけでもアトラクションだ!
見ているとカイザンはスタッフに呼び止められてモデルに!
創られた雪像は大盛況であなたは一種の商品アドバイザーとして
勇者から転職して天職になったのでした!
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「(楽しみたかったなー)」
ちょっとガッカリしながらも少しベットの上でボーっとしていると連絡が来た
紫の頭をつついてチャットを開く
研究員板橋>本日の仕事は終わりです
お疲れ様でした!!
カイザン>3日目48ED到達
4日目のやることリスト
→メチアツ火山とメチサム氷山の調査
→洞窟の他の道の調査
→山頂も調べる
→もしかすると、環境が違うだけで形が同じかも?
それならメチサム氷山とメチアツ火山で交互に同じ場所でエンドしてみる
※以下、エンド数に余裕があったら
・船の方の調査
・神殿の捜査
カイザン>メモ完了です
それでは戻ります
研究員板橋>はい!
ありがとうございます!!
取り合えず、メチアツ火山とメチサム氷山は同じような構成であることは確定したようなもんだ
それだったら、次週は
「片方の山でエンドを迎えたら、同じような条件でもう片方の山へ向かってエンドを迎える」
これで行こう
それにマップ担当の人と会話をしないといけないから向かうことにしよう
そう思って、紫の頭をつついて……いやもうメニューは開かれている
ログアウトを選んでまた来週っと
ログアウト後には前と同じように人間ドックとカウンセリング
以前よりも体が動くようになるのが結構早くて、出力面に関してはどんどん改善されていくのが身をもって分かった
仕事時間はプレイの進行上伸びてきているけど、それと共に仕事後のアフターケアが短くなってきているから、実質働いている時間が同じぐらいだ
カウンセリング後に研究員板橋に案内をよろしくしてもらって、マップ担当の人に謝罪をしたが
普通に「いやあ!そう思うように作ったからなー!」って爆笑しながら許された
それとついでに息子さんとこれからも仲良くするように伝えて今回の仕事は終わり
またも高額な日当を受け取って帰宅に向かった
…さて、今度の休日は先輩に会って色々と作品の相談があるから
ちょっと緊張している




