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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第3週目

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31/58

エンディングリスト No41・No47

強制労働施設での調査が終わって

さて、次はどんなエンドにしようか?

今日はあと出せるのは6個のエンディングになるが…一度紫の頭をつついて先週に残したメモを確認してみる


※奥の山の方は後で調べる

・山の間は落石注意、神殿より奥には行かない

・船と近くの施設の調査もする


上の書いてあったことはハテシナ砂漠の続きと、強制労働施設の事だから割愛

となると、ハテシナ砂漠以降の調査を始めることにしよう

でも、その先はまた3方向に分かれている、船のある港?と火山と氷山

でも、船に乗ったらまた何かありそうだし……いや、火山と氷山も抜けたら何かあるかもしれないけど

山を抜けるのは多分スーツが必須になるけど船の方は後回しにして、火山で3つ氷山で3つ新しいエンドにしよう、山の内容によっては予定変更する可能性があるかもだけど


ということで、まずは家を出て王城をスルー

正直氷山も火山もどのような脅威があるか分からないけど、周囲にジェリーコがいたのは覚えている

それぐらいだったらいいけど、別の魔物がいたら……いや、そいつらにも敗北してみるか

とにかく、脅威が無いならアイテム欄を開けとくことにしておこう

そして草原に出たらショキの森……ではなく、獣道へ

ダイナマイトを入手して…廃坑へGO!

……あの山の前に行くならハテシナ砂漠を行くよりも廃坑に行った方が手間が少ない

ハテシナ砂漠は、何かアイテムを手に入れてお店で体温調整水筒を手に入れれば通れるようになる

でも準備をしたら大体は夜か昼の終わり際だ、そうなると夜のヤミツキコヨーテによって宴になってしまう、身を隠していくこともあるけど……結局は手間でやる事があまりにも多い

そうなるとダイナマイトをもって壁を入り口含めて2枚破って行ければいい、それにダイナマイトは廃坑前にあるから入手しやすい

特にこだわりが無いなら手早く済ませるためにこのルートで行こう

もしアイテムがいっぱいになるなら壁を開けたら引き返してダイナマイトをあの……たしか耐火スーツと耐冷スーツだっけ?を購入すればいい

そう考えながら、壁を2枚爆破してたどり着いた


「(って、考え事をしながら爆破して行くのは危険すぎるだろ俺

それこそ、現〇猫がヨシ!って言うような案件になってしまうぞ!)」


次からは気を付けないと自爆エンドになってしまう

1回深呼吸して落ち着かせる

落ち着いているうちに夜になった、時限イベントは特にないから問題は無し

周囲にいる魔物はジェリーコしかいないけど、油断しすぎるとやられてしまう

距離を取りながら歩いて進んでいく

広い所から小さな道を歩いて行く、細い道があったけどそこはスルー…この先は船のある場所だけどここは「また来週!」ってことにする

進んでいくとまた広い道にだどり着いて3つの道が見えてきた


「(たしか、真ん中は神殿

そこでは火山と氷山で手に入る物が使えそうな台座があるだけ

その先は即死が待ってる)」


ってなると右は火山に左は氷山になっているから、結果としてそれぞれの場所で3エンドずつ出すけど…どっちからにしようか?

結局どっちに行ったとしても、どんな目に遭うかは想像付く

熱いのも冷たいのも直前の砂漠で経験したことがある

……まあ、温度が桁違いだろうけど

それなら!


「(急に思いついたけど、棒倒しをしてみよう)」


とはいえ棒と言えそうなものは無い、木の枝の一つも落ちていない

それなら棒状のものが手元にある

ダイナマイトに火を付けずに適当に投げてみる

手から離れたダイナマイトは地面に落ちた、導火線の向いた方向は……

よし結果は火山だ、そっちに行こう


右の道を歩いて行き、火山方向へ向かって行く

地質学にそんなに詳しくないから、当然山のことに関する知識もそんなにない

ドキュメンタリー映画を見たぐらいの知識だ

本格登山はしたことは無く、軽いトレッキングで歩いたぐらいだ

変にクライミングが無きゃいいけど

右の道を歩いて行くと看板が見えてきたそこには……


「(『メチアツ火山』………まあ…うん)」


ネーミングセンスについては特にいうことは無し、まさか氷山の方は「メチサム」か「メチレイ」って名前じゃないだろうか?

そう考えて、一旦引き返して左の道へ行ってみる

氷山方面へいってみて、そこにあった看板には


「(『メチサム氷山』………おーけー)」


本当に言葉通りなのは予想通り、ではあった

もしネーミングセンスについて研究員の方々や西門社長に問われた時にはどう答えればいいか分からないけど

聞かれた時は、俺なりにアドバイスをするつもりだ

きびすを返してメチアツ火山の方へ戻っていく


「(そういえば……)」


今俺はダイナマイトを持っているけど、これって大丈夫なんだろうか?

ゼ〇ダであったけど、火山地帯で爆弾を出した瞬間に手元で自爆するというのがあったけど

このダイナマイトは大体いつも手元に持っている、これはもしかすると自爆して自爆エンドになってしまうかもしれないし、そうでない違ったエンドになるかもしれない

まあ、杞憂になるかもしれないし起きてから考えることにしよう


山を歩いて行く、山登りのような上り坂を上っていくような感じにに放っているけど疲れる感じはしなかった

現在は草紀生い茂る穏やかな道になっているけど、やっぱり変わっていくのだろうか?

歩いて行くと………


「(明らかに、雰囲気が急に変わったな?)」


さっきまで草原のような道が急に途切れて黒色に染まった

というか、火山灰か?

岩の色も強制労働施設とは違って黒っぽい、火山灰とかが混ざるとこの色になるのだろうか


「(さて、行ってみるか)」


環境ダメージを食らうかもしれないし、懐にしまったダイナマイトが爆発する可能性もある

そのような不意打ちが来てもいいように覚悟を決めて、黒色の道に一歩足を踏み出した


……っ!?

暑い!いや、砂漠で感じたぐらいの感覚ではあるけど!

でもじんわりとする感覚ではなく、一気にきて反射で数歩下がってしまった


「(どう考えても耐火スーツを着なきゃいけない状態だな…)」


この先へ進んでいくとどんなエンドになるか丸わかりだ

ダイナマイトが爆発しないように祈りながらもここから進んでいこう


「すぅーーーーふぅーー……」


本日何回目か分からない深呼吸をして一歩踏み出した

むわり、と熱風が全身を包む

温度的には砂漠との似ている感じがするけどそれでも熱い

取り合えずダイナマイトは特に何の影響もなさそうではあるけどこのまま進んでいく

砂漠の時は強制労働施設が少し視界に入って来た時点で倒れたけど、ここでは果たしてどこまで行けるのだろうか?

そう思いながら歩いて行くが……本当に水が欲しくなるほど体が本当に熱い

飲みたいし浴びたい、けれでもこの熱さは水筒だと治らない奴だろう


「はぁ……ハァ……」


かいた汗もすぐに蒸発しているのか、乾いた体のまま歩いて行く

坂道を登っても疲れを感じ無かったはずなのに登る感覚で錯覚をしているからなのか、砂漠の時よりもしんどくなってきた

しんどみが強いからエンディングに入るなら早くしてほしい…

そういえば、懸念していたダイナマイトは問題ないらしい

そう思って行くと


「(ん?なんか焦げ臭いにおいが?)」


って独り言筆談をしたときは遅かった

急速に全身が火に包まれる、火事に巻き込まれたことはあるけど乳児だったし記憶がないからトラウマが呼び出されることは無かったけど、全身が焼かれる痛みが走る

声が出ないうめき声を出しながらも、本能で横になって転がって消そうと試みてしまう

けれども非道な火の勢いは弱まる事せずに逆に悪化していく

視界まで全部が炎に埋め尽くされて、まるで皮膚を無理やり剥がされていくような感覚に入りながらも

エンディングに入って行った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No41「室温400℃以上」


ここはメチアツ火山だよ!

カイザンは何の対策もせずに踏み込んだら燃えちゃうよ!

周囲にはマグマとゴツゴツした岩!!

火は勝手につくのに消すための手段は無いよ!!

燃えたらそのまま焚火としてサヨウナラー!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ゼェ……はぁ!ぁ!?」


悪夢を見たかのように勢いよく上体を起こした、過呼吸が止まらない

俺の声帯が焼けただれたような経験は、多分こんな感じだったんだろうか

時間にして数秒だったかもしれないけど何時間のようにも感じた

あんなにも焼かれることって、苦しいんだな………

ああ……こういった体験も知れてよかったな


「ふぅー…………ふぅ……」


過呼吸になった呼吸は動物を撫でながら落ち着かせる

死ぬ経験は何回もしたのに、リアルの経験があったからなのか動物を撫でる回数も多く……あ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No21「もふもふふわふわは全人類の希望」


カイザンは動物が好きと言うか、もはや動物しか愛せません!

現代社会に疲れた勇者もモフみは大切な栄養素です

だけどもあまりに疲れたカイザンは

モフみの過剰摂取によってペットの奴隷になってしまいました

ある意味世界平和かもしれません!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……撫ですぎてエンディングになってしまった、自分では気づいていなかった心の奥底ではもしかするとしっかりとトラウマになっていなのかもしれないのか?

でも、もう落ち着いたからいける

ログアウトしてもうやめる…は絶対しない、このまま残り5エンドを本日迎えさせてもらうことにする

という訳で出発!!


まずは家を出て王城をスルー、その後草原から獣道へ

ダイナマイトを入手したら一旦おいてヤスラギ湖へ

軽くショキの森に入ったらキノコを1つ採る


「いらっしゃいませ!

好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」


リンダさんの所で耐火スーツを購入

獣道へ引き返して…そういえばもう夜か

ダイナマイトを「使用する」して壁を2つ破って通ることに

これで通り抜けて……朝になった、やっぱり思った以上に廃坑内は長くて時間がかかるようだ

最初の広場を抜けて、横道をスルー

またも広場に出たら右へ進んで行った、地面が黒くなりここから先はメチアツ火山地帯になる

耐火スーツは入手した時点で着る事が出来るからこのまま進めば大丈夫だろう、念のために「使用する」を押してみるけど「対象となる場所に移動すれば自動的に使用されます」と表示されるだけだ

意を決して一歩踏み出してみる


「(すげえ、まったく熱くない!)」


一瞬で全身を包んだ暑さ?熱さ?は一切感じない、頭とか丸出しな所があるけどそれでも本当に熱さを感じない、結構快適な感じがする

これなら探索が捗りそうではある、ここで出せるエンディングは取り合えずで残り2つだから、とりあえず軽く見るぐらいしかできないだろう

港の方にて一週間前に船を見て実際に行けるのは来週になる、今でも待ち遠しいと思っている

でもあっちこっちを見てやりたいことを増やしてしまったら待ち遠しさも増えてしまう

取り合えず今は一本道だからここをそのまま進んで行こう


……

……


思った以上に時間がかかって、時間帯は昼

どれぐらい歩いてきたか気になって後ろを見てみるが、どうやら山の中腹辺りまで来てはいるらしい

遠くから見た感じは溶岩が見えるけど干渉は出来ない位置にある、道の外れは登れない傾斜の坂道になっており、その向こう側に溶岩が流れている

一本道はずっと続いているが分かれ道はそろそろ……


「(お?見えてきた?)」


と歩いていると、分かれ道が見えてきた

これは……見た感じ、山頂方面と中腹の洞窟方面と迂回して先に進みそうな3つの道が見えた

それぞれの先でまた何かしらのエンディングを見つけられそうだ


「(1つの道につき1つ…なんてことはなさそうだ)」


迂回ルートの方が先に進めそうな予感がする、多分このまま進んだら何か先が…もしかすると魔王城が見えるかもしれないけど、それは来週のお楽しみにしておこう

とはいえ、山頂は山頂である意味ドラマチックな事も起きそうだから次周に回して、ここは洞窟に行くことにしよう

そう考えながら、洞窟内に入って行った


内部は…見た限り火の粉が待っていて素肌を出していると火傷しそうだ

今はスーツを着ているから特に何も問題はない、着ていなかったらここにたどり着けないし…

持っているスケッチブックは特に影響はない、ダイナマイトもそうだ

そして洞窟の中も何か分岐の道が見える、いや多くね?


「(廃坑ほどではないけど、多分複雑な道になってそうだな…)」


もしかすると道によってはまたここに戻ってしまう可能性もありそうだ

気合で覚えるか?どこかでヒントを見つけるか?

本当に廃坑ほど広くなきゃいいけど…

看板と呼べそうな物は見当たらない、それなら取り合えず道を進んで行こう


ダイナマイトを投げて、導火線の向いた方向に行ってみる

拾わずとも自動的に回収できてそのまま歩みを進める

見回りをするには今日できるエンド数が少ないから、このまま普通に何かしらのエンドにたどり着ければいいな……

そう思って歩いて行ってみる


全く肌には感じてはいないけど、視界的には火の粉が増えてきて温度が上がっている感じがする

黒かった洞窟の岩の壁も赤く見えてくる

触れるだけで火傷しそうだけど触れても特に熱くはない

この先は……


「(へ?何だあれは?)」


思った以上に選んだ道は長くなく、すぐに広い場所に出た

そこには……なんだこれは?

なんだか……まるで鍋?のような物がある広場に出た

その鍋は溶岩の上に会って、見た感じは真っ黒の鉄製に見えるけど一切として溶けている感じはしておらず何か煮ていた、俺の身長よりも高い鍋だからこそ中身は見えない


「(なんで鍋だけがここにあるんだ?)」


それに、ここまで溶岩に触れられるところは無かったから溶岩遊泳エンドもありそうだけど…

ここまでの経験をしてきたから分かる、たぶんこれは近寄ったらエンディングに入って行く感じか、何かしらのアイテムが必要になるパターンだろう

それなら近寄れば分かる、そう思って近寄って行くとエンディングに入って行く感覚になっていく

……できば何が起きたのか実体験したかったけど


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No47「火力最大の料理屋さん」


カイザンはメチアツ火山内の料理屋さんにたどり着いた

そこでは料金不要で出来立てホカホカの料理を提供!!

1口食べれば火が付くほどの1生に1度しか味わえない料理だ!

カイザンは食べてそのままドロドロに溶けていきました!!

耐火スーツを着てここに来たけど、内側からの炎は意味ないよ!!

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……内側から燃やされたのか…1週間前の昼のハテシナ砂漠で受けた内側から焼かれる感覚とは桁違いの熱さをかんじてしまいそうだ

声帯を焼かれている以上、再び心を落ち着かせようとモフフワエンドになったことを考えると経験しなくて良かった…

いや、1回は有意義に経験したかったな…

てか、料理屋さんって言っているけど誰もいなかったぞ!!誰から提供されたんだその溶岩料理は!!

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