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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第3週目

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30/58

エンディングリスト No32・No36・No33

(帳尻合わせの為に)今回は3エンドを早めに

金に関するエンディングは終わった、この強制労働施設で起こせるエンディングはあと3つ思い浮かんだ

1つは嫌な事、もう1つはどうなるか分からないこと、あと1つは多分陰湿だけども気持ちのいい事

このハテシナ砂漠できるエンディングが終っても今日の業務は終わらないだろう

たしか合計は…


「(ヤミツキコヨーテ敗北・勝利、オアシス、ミイラ、

強制労働施設では雑巾、黄金時代、借金返済、そして3つ)」


メモをする様に手元の筆談道具で書いてみてハテシナ砂漠を一旦攻略した時点で10個

となると、この先の場所で6エンドを出すことになるだろう……

まあ、それを考えるのはハテシナ砂漠が終わった後にしよう

さて…まずは嫌なことは先にやっておこう、締め切りは守っているし、昔から俺は学校の宿題をきちんとやって来た、夏休みの宿題は渡された時点でやり、7月中に毎年終わらせていたぐらいだ

作業や嫌なことは先にやるタイプだから


おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(いえすまいろーど)」


ひらがなで適当に答えて見たけどこれも通るとは…

とにかく嫌な事をするには攻撃手段が必要になるから剣を持って行く、いや念のためにヤミツキコヨーテの事故が起こらないように盾も持って行く

何となくクロウの方ではなく、洞窟のダイナマイトを入手してヤスラギ湖のアイテムショップへ


「いらっしゃいませ!

好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」


体温調整水筒とダイナマイトを交換して準備完了

砂漠の状態は今の装備では朝だろうと昼だろうと夜だろうと関係ない、ちょっとかけ走って行って砂漠を進んでいって


「ごょ!?」


普通にすっ転んでしまった、口というか喉から変な音が鳴った、恥ずかしい

ここはやっぱり歩いて行こう、夜の砂漠を進んでいった……

途中でオオカミと出会ったけど盾を装備していたので特に問題なく素通り

施設にたどり着いて滑り落ちて行った


「おお!奴隷が外からやってきた!

おい!これをもって早く働け!」


ツルハシを手に入れる、施設上司の説明が入るけどそれはガン無視して先に進んでいく

俺が今からやろうとする「嫌な事」というのはこの施設にいる「労働者」を攻撃したらどうなるか?ということだ、本当だったら施設の上司共を刺したいところではあったがそれは最後のお楽しみ

とにかくまずは嫌な事からやりたいということだ


「すううう~~~~はぁ~~~~~」


今までの人殺しとは違って、一般人よりも更にこの状況に巻き込まれた被害者に…

「これは印籠を渡す事なんだ救済なんだ」とか「強者は弱者を踏みにじるもの」とか、そんな変な正当化するような心への小細工はしない

漢なら覚悟を決めて行くことにする

ちょっと歩いて行くとすぐに労働者がいた、大柄の男性がつらい顔をしながらツルハシを振るい続けている


「(いくか)」


心の中でも腕にも思いっきり力を入れていき、ツルハシを振っている背中に向かって……思いっきり剣を突き刺した

突然背中を刺された男性は、驚いてツルハシから手を離して……そのまま前方に倒れた

この感覚……やっぱり慣れるわけがないな

ダイナマイトを使って店員を殺した時もあったけど、その時とは違って剣に「人の重み」がのしかかってくる

体が震えているのは今でも変わらないようだ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No32「暴力が支配する現場」


カイザンは勇者を辞めました!

この強制労働施設では暴力こそすべて!

人を守るよりも恐怖と圧政を!!血の成果を!

カイザンの行いは施設の上司たちに喜ばれまして

この腐敗と混沌の地にてなり上がれました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ぐえ……俺はどうやらヒャッハーな感じになり上がってしまったらしい

たしかに嫌な物ごとでも楽しんでしまう感覚はあるけど

自分のアライメントは決して「悪・混沌」ではあって欲しくないな………客観的に見られたらどう思われているか分かんないけど…今度、2人に聞いてみるか


「すぅーーーーはぁ」


一度深呼吸をして、家にいる可愛らしいペットを撫でで心を落ち着かせる

次のエンドもいったん考えることにしよう

次はどうなるか分からないことをやるか


次にやる事は、チラリと話を聞いた事

ネガティブな話をしていた労働者の中に「森のキノコ」について言及する人がいた

なので……どうしたらいいんだ?キノコを持って行くのは分かるけど「使用する」したら普通に俺が食べてキノコ毒エンドになってしまう、労働者の前で使えばいいのかな?

正解不正解が分からないけど、とりあえず色々と試してみることにしよう


まず家を出たのちに王城をスルー、もちろんクロウもスルーして獣道へ

ヤスラギ湖に到達したのちにショキの森に引き返してキノコを出来る限り回収…とはいっても3つまでだ、それ以上回収したらツルハシでウギャアアアエンドしてしまう

多く回収している理由は、1個で済むか分からないからだ

アイテムショップにてキノコを交換で水筒を回収してこれにて準備完了

あの強制労働施設で使う量は2個で済めばいいけど……


しっかりと準備してきたから時間帯は夜か……

体温調整水筒を持ってはいるけどヤミツキコヨーテが出てきたときの対策は無い

でも、一週間前の時は何とか隠れてやり過ごせたし、中心を突っ切るのではなく端っこを通って行けば行けるか?

念のためにリーダーのいた方向とは違った方向に歩いて行こう、流石にキノコと水筒だけ持っている丸腰なのは一瞬で体力が溶ける

……そもそも、その周囲に部下のヤミツキコヨーテがいたら宴になってしまうけどな!


取り合えず見つからないように念のために身を屈めて歩いて行く

周囲を見渡しながら見ているとオオカミが通り過ぎていく様子が見える、遠吠えが聞こえてこないから見つかってはいないだろう


……

……


しばらくコソコソ歩いて行き強制労働施設にたどり着く頃には、朝日が見えてきた

結構時間がかかってしまったな…

取り合えず滑り折りて入ってみる


「おお!奴隷が外からやってきた!

おい!これをもって早く働け!」


ツルハシを手にして話を無視してこのまま進んでいく

とはいえ、持っているキノコをどうしたらいいのか分からない

取り合えず、あのキノコの話をしている労働者に話しかけることにしよう

……どこにいる?そういえば洞群の黒曜石の場所以外のどこかにいたのが覚えているんだけど

あの時はツルハシの仕様、もしくは使用による疲労によって、あまり脳が動かなくなっていて場所がうろ覚えだ、けど探していくしかないな…(うろ)だけになんてダジャレを思いついたけど

ツッコむ人がいないので口にも筆談にも出さないでおく


「(って、頭で思ったら記載されるの忘れてたァ!)」


頭を抱えながらとにかく洞群へ向かって行くことにした

研究員さん達よ、板橋さんよ、ちょっとこの記載はスルーしてください


……

……


取り合えず一番近い所に入って労働者の様子を確認してみる

借金返済エンドの時は体力が落ちて疲れ気味だったからこそ、あまり見てれなかった

病は気からというのはあるけど、病気や疲労で体力が落ちている時に気が病むことを聞くと尚更酷くなる

そういう時はSNSなどから離れて美味しいものを食べてしっかりと睡眠をとることが大切だ


「なんでこんなことに」「誰か助けて」


…………やっぱり、見ていると気が滅入りそうな感じがする

体力がしっかりある時に見て正解だ

誰かキノコについて追及している人は………


「あーあの森行きてー」「もう1回キノコ食いたいなー」


いた、多分初めて発見した人とは違うけどやっぱりキノコについて追及する人もいた。もしかすると全部の洞窟にいるのかもしれない

さて、ここからどうしたらいいだろうか?

とりあえず、キノコを手に持ってみて目の前で振ってみる

……何も起こらないな、「キノコほしい」っていうメッセージが出るだけだ

ちょっと強行手段ではあるけど、キノコを口に押し付けてみる

……くるみ割り人形のように口をパクパクしているだけで何も起きないな

外したけどヨダレなどは付いていないがあまり触りたくないな


「(時間帯的に余裕はあるけど無限ではない、だったら過労死エンドを迎える前にさっさと試すのが1番だ)」


とりあえず仮説として立てた労働者の前で「使用する」をする

咥えさせた方とは違う方を選択して

仮にキノコ中毒エンドになったとしても、また考えればいい

絶対に食いたくない色をしたキノコなのに勝手に口にほうりこまれて飲んでしまう

視界がてんかん症が発動しそうな不気味にカラフルな色になっていく

これは変わらない………いや?


「(なんだ?周囲の人が近寄ってきた?)」


近くにいた2人だけでなく、ちょっと遠くにいた人

それどころかいつの間にか人数が増えていき囲まれる

目はウツロで両手を前に出してヨダレを垂らして迫ってきて

視界がサイケデリックなのもあって非常に不気味なゾンビパニック光景に

心の底から恐怖心が湧いてくる

嫌だ!!やめろ!こっちに来るな!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No36「ジューシィなキノコは大繁盛」


カイザンはある意味この、強制労働施設の救世主になりました!

本来このキノコは有毒ですが、疲れた体には薬にもなる!

味はとってもジューシィであって、誰もが元気いっぱいに

この元気で今日も労働だ!!!

……これってポラシーボでは?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…ポラシーボ、確か思い込みで本来の薬の効果とは違った効果になるとか

風邪薬を「お腹の薬だよ」って言って渡して信じたら本当に腹痛が治るっていうあのアレだったか

でも、元気になるとかそういうのってもはや麻薬扱いでは!?

味がジューシィって書いてあったけど、全く味がしなかったぞ!

しいて言えば触感がシイタケってぐらいなだけだったぞ!!

救世主というか救済って方が近いじゃねえか!


じゃあ、次は陰湿な内容だけど気持ちのいいことをしようか

陰湿かどうかは人によるけど俺は……分からん

痛快モノって言った所でヘイトの方が高すぎて痛快が一切しなかったりした作品を見た経験が何回もある

作ったことは…


「(いや、人間関係の良さを全面的に書いているから

そもそも復讐物とか書く予定は一切ないし)」


とにかく今回はいっその事、派手に行きたいから!!

そう言って……いや口パクで宣言して家を飛び出した


まず王城…をスルーして

獣道へ、そこでダイナマイトを入手してヤスラギ湖へ、1回ショキの森に入ってキノコを回収

またもヤスラギ湖にたどり着いたら


「いらっしゃいませ!

好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」


リンダさんの所で体温調整水筒を購入

時間帯は昼で多分真ん中ぐらいかな?

ここから少し急げばヤミツキコヨーテが出る前にたどり着けるだろう

ハテシナ砂漠の砂を歩ていく

そういえば強制労働施設が終わったら3方向のどこに向かおうか?

火山と氷山それと海、本日は残り6エンドってことを考えるとそれぞれの場所で2エンドずつやるか?

もしくは、とっ散らかってしまうのを防いで1か所6エンドにするか?

取り合えず強制労働施設でやる事を終わってから考える事にしよう

と思いながら歩いているとたどり着いた


俺は、坂の前に立ってダイナマイトを手に持って「使用する」を選ぶと同時に降りて行った


「おお!奴隷が………」

「(食らいやがれ!腐れ外道!!)」


陰湿だけど気持ちのいいこと

それは、施設上司をブチのめす事であった

たしかに、話し合いもせずにいきなり暴力的な行為で解決するのは余りよくない

単純な形で解決することは出来るけど、こういったことが気持ちのいいと思う人は…どれもがそうじゃないと思われる、たぶん、おそらく、きっと

妹が似たような事を言っていたが物語を見ている最中に嫌な奴が現れたら「早く退場して欲しい」という気持ちは確かにあるけど

こういった復讐単体でそのものを見たいという気持ちになったことは一切ない、わざわざ自分から胸糞悪い物を見たいという人はごくわずかだと思うし、そのごくわずかな人も簡単に復讐を果たしてしまうような、チープなものは好まないから誰得な作品になっていしまう

この強制労働施設の事が作品だったとしたら非常に評判が悪いものとなっていたかもしれない

でも、ここで見てきた人たちの様子、たとえNPCだとしてもその人たちの様子

一度殺したとしても、非常に辛そうにいていた様子に王や店員さんを殺すとき以上に心に来た

そんな状況を生み出した奴ら、そんな奴らをこの手でぶちのめすなら

「イマダケのジコマン」だけでも得られるなら………


爆発する前に俺は説明している施設上司にダイナマイトを思いっきり投げつけた


ダイナマイトは爆ぜて、施設上司はその場に倒れていく

それと同時にエンディングに入って行った

考えてはいけないことなのは分かるけど、施設上司の奴らを全員殺る条件でも良かったんじゃないかな…って思ってしまった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No33「反撃の狼煙を上げよ!」


もう圧制された時代は終わりだ!

カイザンは武器を手に取り、被害者たちはツルハシを手に持ち

虐げてきたやつらに反撃を!奴らにボコボコにしてこの地獄から脱出だ!

逃げたカイザン達は自由への一歩を踏み出した!

勇者ではなく救世主だ!!帰ろう!みんなで!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……という訳でただいまー

「イマダケのジコマン」だとしても、なんか…ちょっとスッキリした

虚無感とか無かったけど、ひとまず動物撫でて落ち着くことにする

一旦紫の頭をつついてエンディングを確認

「No31~No36」の強制労働施設に関するエンディングが埋まった

エンドタイトルを見て俺は1つ気付いたことがある


「(あの強制労働施設に入ったら何かしらのエンディング確定になるじゃねえか!!!)」


…まあ、逆に考えればあそこで手にはいいるツルハシはどこにも使わないってことは分かった

これから先のエンディングの参考にしよう

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