エンディングリスト No34・No35
まず最初にやってみたいことは、あの黒曜石のような物にダイナマイトを使ってみたらどうなるか?ということだ
アレを壊したら何が出るのだろうか?
金銀財宝がドッバドバになるかもしれない
封印していな何かが出てきて世界滅亡するかもしれない
馬鹿正直にちゃんと借金返済するのは、朝昼夜の時間があれば行けるかもしれないけど
とりあえずは、黒曜石を破壊するエンドが先決だ
ということで!
まずは家を出て、王城をスルー
その後に獣道に行ってダイナマイトを入手
ヤスラギ湖からショキの森に入ってキノコを1本入手
「いらっしゃいませ!
好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」
ダイナマイトがあれば問題ないけど
いちいち紫の頭をつついて「使用する」をするのはめんどくさいから水筒を持って行こう
試してみたいことはいっぱいあるけど、施設内でインベントリ管理系の問題さえなければ水筒を持って行ってみよう
ということでキノコと水筒を交換
店を出ると同時に砂漠に入って行く、今は昼の時間帯だから冷水を1口飲んで向かう
砂漠の砂は相変わらず足を取られるが
そろそろ慣れてきている……気がする
そういえば、先週の廃坑では通り抜けるとこの砂漠を越えられるんだよな
…手間を考えたら砂漠を通らずにダイナマイトで通るのがいいかもしれない
まあ、氷山と火山では耐火スーツと耐冷スーツが必要になるし
砂漠が終わってこの先以降の探索をする時は積極的に廃坑に行こう
そう思いながら歩いているうちにたどり着いた
歩いているうちに覚悟は決めたので真っすぐに滑り落ちて強制労働施設へ
「おお!奴隷が外からやってきた!
おい!これをもって早く働け!」
強制的にツルハシを入手されてしまって、簡単な説明を受ける
そういえば、威嚇がてら1回鞭を振るうんだよな…
俺は断じでMではないけどちょっとした好奇心がてら鞭を振るう所に立って見る
決してMではない、好奇心旺盛だから1回受けただけでいいし、何度も受けたいとは思わないそれがMとの違いのはずだ
俺がどいたことによって施設上司は誰もいないところに向かってイキがって話しており…非常にシュールな光景が広がっている
「さあ!さっさと働け!」
そう言って、1回パチンと振るってきたけど
………何か体に当たったという程度で特に痛くもなくダメージも無かった
ダメージを受けなくてHPが0にならないってことは、どうやらエンディングとは関係ないようだ
ちょっとした検証も済んだし真っ先にあの洞窟へ向かって行く
…………意味は無いけどさっきの返しに一撃、蹴りを入れた
石を蹴ったようでこっちがちょっと痛いだけで攻撃判定は無いみたいだ
ツルハシはすり抜けるのに体同士は当たるんだな…
時間帯は夜になってしまったけど洞窟群にたどり着いた
暗くても見えるからどれが大きめなのか分かる
その洞窟に真っすぐ入って行った……
周囲にいた作業員を横目に通路を進んで見ると大きな広場に出た
「あー腕が痛くなってきた!
何かドカーンと一気に壊せねえかな!」
再びそのような声…と言うか、メッセージウィンドウが開かれて改めて確認する
ドカーンと言ったらダイナマイト
この前は過労死で試せなかったけど
今周はようやく試せる
早速、紫の頭をつついて「使用する」をしてダイナマイトに火をつける
黒曜石の周囲には誰もいない、腕を思いっきり振ってダイナマイトが当たり
そして爆ぜた
中からは…ってえ?
「(ちょ……まてまてまてまてまて!!!!)」
砕けた所から出てきたのは、今まで出てきたような宝石ではなく大量の金貨!
いや!金塊とか金鉱石のような自然なものではなくなんで人工物!?
それも、なんでか噴水のように湧き出てきて俺に思いっきり覆いかぶさるように流れ込んできた!?
固形物なのに流れ込んでくるとか意味わからん!
本能から「やばい!」と思った瞬間には後ろを向いて走っていた
「……っ!?」
背中に衝撃が走って前のめりに倒れる、どうやら追いつかれてしまったようだ
……衝撃はあったけど、痛みはなく金に埋まってしまった
呼吸は出来るから普通に苦しくは無いけどこれは…これでエンドかな
そう考えているとエンディングに入って行く感覚…する前に目の前にウィンドウが出てきた?
そこには……
▼999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999
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No34「黄金時代の幕開け!!」
不幸と思っていた強制労働施設への迷い込み
でもそれは逆にカイザンの人生逆転へと繋がった!
ダイナマイトを持っていたカイザンは金銀財宝を埋まっていた
岩を破壊し、他の労働者と共に脱出し贅沢三昧をしました!!
勇者?金があるならどうでもいいでしょ!!!
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オオオオオオオオイ!!なんだ今の頭の悪いステータス表記は!!
視界全部が「9」で埋まってしまってちょっと怖かったぞ!!
カンスト表現とかしたら取り返しのつかない内容になるぞ!
これを見ている研究員の中で小説を目指そうとしている人がいたら本当に上限は決めておいた方がいいぞ!
俺はやったことは無いけど、何人も手が付けられなくなって「無量大数の安売り」をしているのを見たことがある、というよりも読んだことある!!
すごいよりも逆にチープに見えてしまうからな!!
「(って、小説を書いている研究員ってレアケースすぎるだろ)」
流石に板橋さん辺りにツッコまれると思ってちょっと身構えたけど……特に通知は無かった
取り合えず
「すうーーーーーーはぁ」
1回深呼吸をして、次のエンドを目指すことにしよう
しかし、ちゃんと俺は独り占めをせずに分け与えて行ったのは安心した
囚われたお姫様には申し訳ないけど、あの場所で囚われていた人たちは解放できてよかった
取り合えず次は………ちょっと癪だけどまじめに働いてみる
あともう1つ試してみたい入り方をやってみる
まずは家を出て、王城をスルー
獣道から廃坑前でダイナマイトを入手して………
廃坑を通り抜ける!!
1回紫の頭をつついて、マップを開く
ハテシナ砂漠の中に強制労働施設がある、砂漠の中にはあるけど実を言うなら火山&氷山側に近い方にある
ヤスラギ湖側から水筒なしで向かったら強制労働施設が視界に入ったあたりでエンディングに向かってしまう、だったら逆方向から来たらエンディングになる前に行けるか?どうか?って検証もしたい
当然、水筒もサボテンも無しで行く
一週間ぶりの廃坑だけど、地図をみて軽く記憶
モノリスに行くわけではないから通り抜けるだけなら簡単に行ける
廃坑を抜けて地上に出るともう光景は夜
こっち側だったらヤミツキコヨーテはいないだろう
そのまま砂漠に入ると肌寒くなってきた、このまま真っすぐ行けば…
と、思ったらヤミツキコヨーテの鳴き声!?
やばい!こんなにも早く遭遇すると思わなかった
ヤミツキコヨーテは近寄って来るまでちょっとした時間がある
それまでに強制労働施設に行けば何とかなる!
もしくはエンディングに入ってミイラになってもいい!
全身を食われるエンドは1回経験しただけでいい!そんな予定は無いからな!
転ばないようになりながらもとにかく走っていく
転んだら囲まれて逃げられなくなって終わる!今はダイナマイトしか持っていないからな!
ヤミツキコヨーテから急いで逃げていく、けど思った以上に早く視界に強制労働施設が見えてきた
間に合え!!俺の足!!
と思ったら囲まれてしまった…いや!無理をしてでも通り抜ける!!
一発足を食われる、体勢を崩しながらも痛みを食いしばって走る
脇腹も腕も食われたがようやく入れる斜面にはいれて滑り込むように突撃する
頼む!中に入ったらヤミツキコヨーテは消えてしてくれ!!!
「おお!奴隷が……」
話は適当に聞き流す、勝手にツルハシが入手されるけどどうでもいい
さっきまで死に物狂いで走っていたから深呼吸をして息を整える
これぐらいの時間は普通に余裕があるだろう
さっきまで周囲にいたヤミツキコヨーテは坂道の上で俺の様子を見下ろすと、諦めたというか興味を無くしたように帰って行った
この分だと砂漠から出ても同じ感じだったかもしれない、つい勢いで逃げてしまったが次からは…いや、普通に昼に行こう、今体力が1しかないし
「さあ!さっさと働け!」
完全に無視していたけど話が終わったらしい
取り合えず、距離的に反対側からならサボテンも水筒も無しで行けることが分かった
必然的にダイナマイトを入手することになるけど夜じゃなければ普通に行けそうだ
「(さて……)」
働くか、施設上司の話も終わったし
ひとまず、重たいからまだツルハシは装備せずに洞窟へ向かって行こう
……そういえば普段の方角とは反対側から入ったからここはちょっと違う方向だった
でも簡単にたどり着けそうだな
……
……
思ったように簡単にたどり着いた
黒曜石のある洞窟にはそんなに宝石のある岩はない
いうことで近くにある普通サイズの洞窟に入る
洞窟の中に入る、どこも同じだけど黒曜石の場所のように何人かの労働者がいた
その近くを通りながら岩の前でツルハシを装備する
遠心力をつかって振るい、1つ砕く
▼145,000
……結構下振れしたな?仮説で20万と思っているけどこのまま振るって行けば一日経つ前に目標金額に達成するだろう
そう思いながら、また別の岩に振るって行く
……
………
「はぁ……ハァ……」
かれこれ10個近く振るってみた
一旦ツルハシを外して外に出た、時間制限があるから出来る限り早く行いたいところではあるけど
……なんだこの疲れは?
ツルハシのみ、手に入れて「しまった」と書いてあったし、一種の呪い装備みたいなものだろうか?
何となく入口の方まで散歩という名の休憩をしてみて門番みたいな施設上司の様子を見てみる
その数は「2,981,000」とりあえずは5分の2は突破した、希望は全然ある
このまま進めて試していくことにしていこう
…………
……
あれからもう10個ほど振るってみたけど
疲労感が尚更増して来た、やっぱり呪いでは!?
重たいはずのツルハシを杖にして歩いている
決して楽にならずに,むしろ枷のような気分だ
トレッキングで間違った杖を持った時のような気分だ
ハァ…息遣いもできないレベルだ、フルダイブゲームで痛みの表現は結構受けて来たけど
こんなにもしっかりとした疲れの表現ができるとは、本当に凄いな
「(時間帯は昼、夜になった時点で終わりって訳じゃないけど時間的には余裕はある……
しかし、体力的にかかる時間が比例して増えているから余裕があるか分からん)」
独り言筆談をする余裕はある、後5個か7個ぐらいだろう
1回気分柄転換がてらの散歩の為に洞窟から外に出る
周囲にいる労働者の人達のテキストウィンドウに何となく目に入った
「帰りたい」「助けて」
あ、これはあまり目に入れてはいけないモノかもしれない
今の体力低下状態だと気分が下がっているのもあって、倒れて寝てしまいそうかもしれない…
逆に元気な時に見ておかないと…ってん?
「知ってるか?森のキノコって元気になるってよ」「あのキノコもっかい食べたいんじゃぁ…」
ネガティブな言葉の中にチラチラと「森のキノコ」の文字が?
なんだ?ショキの森にあるキノコを使ったら何か起こるのか?
今は真面目な献身をして働いていくエンドを目標にしている
……というか、ここから出ないとキノコ手に入らないし
今度のヒントとして早めにやってみることにするか、もし忘れてもエンドリストの空欄を見たら思い出せる…と思いたい
新しいヒントを見ると、なんか気分が楽になって来た
もっと働いて借金返済してみるか!!
………
よ…よんこめ
次は…えっと、5個め
ヤバ……結構疲れが、限界な感じがする
そう思っていると夜になってしまった、時間がそろそろ終わる
頭もあまり働かない……
普通の俺だったら、何よりも睡眠を優先するようなカラダの状態
五個目壊して、いくら手に入ったかも確認しないで次
アレ壊せばいいか?
そろそろ……終わる
この感覚も心地いいな
1回振るって壊してこれで
って視界がくらくなっていって
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No35「家に帰るまでが労働」
カイザンは不幸にも負けずに必死で働きました
そして、理不尽に課せられた借金も
親方の為に、いや自分の為にツルハシを振るい続けてついに完全返済!
疲労困憊勇者は休みにどっかに行きました!家かな?旅行かな?
姫?魔王?世界?それより休むことが先決!!
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つぁああああああああああああああ!!!!
ようやく解放されたあああああああ!!!
「はぁ……はぁ……」
何ださっきまでのリアルすぎる疲れは!?
思考までなんか疲れた感覚になってしまったぞ!!
いい経験だけど!本業に使えそうだけど!!
これってもしかして社畜の精神状況でも再現されたのか!?
……社畜の人達、いつもお疲れ様ですとは言わない、にげて休め!
後の事はしっかり休めて思考が元通りになってから考えろ!!
今すぐにだ!!
……いや俺はいったい誰に言っているんだ?




