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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第3週目

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エンディングリスト No26

一度、紫の頭をつついてエンディングリストを開いてみる

No1~No30まで埋まってはいるがNo26だけ開いている、24~29は砂漠に関するエンディングだから26はなんとなく俺の思いついているエンディングになっているだろう

という訳で思いつき次第に行動はすぐにした方がいいだろう、「鉄は熱いうちに打て」と言うし

今回のエンディングでは武器の必要性が無いし、ついでにやってみたいことがあるからダイナマイトを持って行ってみよう


まずは家を出て、ディアス王をスルーして城を通過…そういえば城を通過するのは久しぶりな気がする

今日の仕事では初めてだな…

草原にたどり着いてジェリーコをかわしながら進み、脇道に入る

廃坑の前にあるダイナマイトのみを手に入れて、そのままヤスラギ湖へ

アイテムショップも通り過ぎてハテシナ砂漠にたどり着いた……

まだ昼か


俺がやろうとしているエンディングは夜の砂漠で体温調整水筒を持たずに超えようとしたらたらどうなる?ということだ


エンディングの………えーと、紫の頭をつついて確認っと、

エンディングのNo24のメッセージ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No24「また1人この乾いた地に骸」


昼と朝の砂漠は大変危険です!

日焼け対策でも足りないぐらいここは熱い!

まるでオーブンに焼かれているぐらいの暑さだ!

カイザン!せめて水を持って行って!

あなたの死体はカラカラの骨になって飾ることになりました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここには昼と朝と書いてあるけど、砂漠というものは寒暖差が本当に厳しい物だと…この前の休日に改めて調べて分かった

この乾いた骸エンドの時は熱さでこうなったけど、夜となったら変わるだろう

俺は多分死ぬことになるけどそれはそれでいい経験になる

先週にこのエンドを迎えたけど、あの時はダイブの限界で出来るエンドが残り1個だったから後回しにした。

チャット欄に書いたメモも確認してみる


→狼の調査(夜だけと思われる)

→サボテンで水筒なしで行けるか?昼だけか?

・ハテシナ砂漠の調査(夜も確認)

・強制労働施設の調査(入り口を探す)


「・ハテシナ砂漠の調査(夜も確認)」って書いており後は、2番目のサボテンの効果も気になる

実際に昼に試したことは無かったけど、それは次周でやればいいだろう

ダイナマイトでも爆発は剣と同じ攻撃判定になるからサボテンは取れるだろうし、夜に摂取をしてみようと思う

ヤミツキコヨーテとは出会わないように気を付けなくては


そうやって、頭の中で計画を立てているうちに辺りは夜になっていった


よし、意を決して逝くことにしよう

一歩砂漠に歩いて行くと、いつもだったら体温調整水筒が自動的に発動するけど今回は所持していないから発動はせず…一気に気温が落ちていく、気温が落ちると同時に急速に体温にも影響が出てきた

寒い、非常に寒い

今は11月の初めで冬の始まりを感じているけど、ここは日本でも1番寒い時期ぐらいの気温よりもかなり寒すぎる

下手すれば0℃を下回っているんじゃないだろうか?

ゲームであっても体が震えてくる…リアルだったら速攻で引き返すか、もしくはすぐに厚着の服に着替えているだろう

現在は冒険者のような身軽い衣装しかなく、防寒対策はあまり満足になさそう

軽い衣装ではあるけど暑さ対策も無いけどな


両手で自身を抱いて震えながら歩いて行く、でもこのままだとエンディングになるけどその前に試したみたいことがある

取り合えず、ある程度等間隔に置いてあるサボテンの近くによる

震えた手で紫の頭をつついてアイテムを開く、何とかダイナマイトを「使用する」が出来た

先週の廃坑探索で散々使ったことがあったから感覚は震えていてもなんとかなった

ダイナマイトに火がついて………あっ、あったかい……ちょっとこのまま…って考えてはイカン!

急いでサボテンめがけて投げつける、腕も震えているから思ったよりも飛ばない!?

巻き込まれないように急いでその場から離れると背後から爆ぜる音がした

ウッカリ、自爆エンドにならなくて良かった。

改めてさっきまでサボテンがあった場所を確認してみると、アイテムボックスになっていた


「(さ……さむいと、行動するのもキツイな)」


暑い時も行動するのが難しいけど、寒くても本当に難しい

エンディングになる前にサボテンを入手?して見る

………確かに喉が潤う感覚はしてけど、体の寒気は一切改善される気がしなかった


「(やっぱり、夜ではサボテンを摂取しても意味がないか……)」


むしろ、寒い時にお湯ではなく水を飲んでしまうと内側から冷やさてしまってむしろ寒さが悪化している感覚がする

このまま行ったら、凍死エンドを迎えるのも時間の問題だろう


「(暑い時は何の対策も無かったけど、今回はある意味対策があるから

死ぬならせめて、もうちょっと苦しみなく欲しいな……)」


砂漠を越えた先には氷山があるからそれ関係のエンドでまた凍死の可能性があるけど、とりあえず今は目先の寒さを何とかしたい

そうだ!

紫の頭をつついてダイナマイトを選択をする、導火線に火が付く

やっぱり温かい、いっそのこと思って火のついたところを握ってみるけど、熱くはなく温かい

でも長く持っていると自爆してしまうからすぐに投げる

なんだかちょっと暖まった感覚がした、ポラシーボだとしても今は感謝をしよう

爆発するとともに、すぐに紫の頭をつついて導火線の火で温まる

…もしこれが、グリッチで砂漠を越えらるかもしれない…でもこのやり方で越えられたとしてもダイナマイト1本で越えられることは廃坑で行くのとは変わらない、寒くない分、廃坑から行った方が得策だろう


そうやって歩いて行くけど、とうとう体が動かなくなった

あの時は確か、内側から暑くなう感覚だったけど今回は体内に氷が大量に詰め込められているような感じに冷たい、寒いではなく本当に冷たい

上体から倒れていきそのまま意識を失っていく

やっぱりダイナマイトによるグリッチは無理だったか…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No26「また1人この凍える地に骸」


夜の砂漠は大変危険です!

いくら防寒着を着ても驚くほどに寒い!

まるで冷蔵庫に入れられているぐらいの冷たさだ!

カイザン!ちゃんとお湯を持って!

あなたの死体はカチカチのミイラとなって飾ることになりました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


………水増、いややめておこう

まあ、むしろ対になるようなメッセージは確かに好きだったりする、氷山と火山を見た時も同じ気持ちになる事もあるし


さて……もう1回紫の頭をつついてエンディング欄を確認してみる

No26が埋まって、これで1~30が埋まった

その後は31~36の6つが開いて、37~40の4つは埋まっている

4つの方は廃坑でのエンディング、となればこの6つ開いている所は多分砂漠のど真ん中にある強制労働施設で起きるエンディングなのかもしれない

それなら、今度の目的はその場所で色々と試してみよう


……でもその前に砂漠で試してみたいことがある


「おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(ういっす)」


まずはディアス王の所で剣と盾を受け取る


「そこの君、この先はショキの森で危険だここから先に行くなら通行書が必要になる

王様から剣や盾を受け取ったか?

おお、持っているな!それなら安全だ!では先にどうぞ!」


クロウの即死イベントも回避してショキの森でキノコを1本取る

ヤスラギ湖に入ったら違う道から引き返してダイナマイトを取る、これでアイテム欄がいっぱいになった


そして体温調整水筒を交換「しない」

今回まず試すことは昼でサボテンを試してみて効果があるかどうか?

そして、現在アイテム欄が満タンになっているけどサボテンを摂取したら「ウギャアアア」にならないどうか?というものだ

ということでハテシナ砂漠の前にたどり着いたが…


「(夜になってしまったな、準備せずに行ったら昼になるけど準備をしたら夜になるか…)」


たしかに、準備時間をかけて見たら丁度よく夜になりそうだな、けれども今の目的は朝と昼に行くことだから少し待つか…


にしても、今度のコラボカフェ楽しみだな

スカイウィンドのコラボカフェ、Vtubeのコラボカフェとなるとスカイウィンドも本当に大きくなったと本当に思う

テストプレイが終わったら改めて日時を確認してみたいが、とにかく今年中にあるから早くいってみたいな…ん?

チャットから連絡が?なんだ?


研究員板橋>分かります、スカイウィンドのコラボカフェ私も楽しみです

カイザン>いいですね、もし会えたら一緒に話しましょう

研究員板橋>はい!


板橋さんと少し仲良くなったからこそ、ちょっとした会話があった

まさか話しかけてくるのは予想外だったけど、仕事仲間と仲良くなっていくのは本当に良いことだ

少しの会話をした後にようやく空が明るくなってきた


カイザン>それではテストプレイに戻りますのでまた

研究員板橋>はい、よろしくお願いいたします


さて、朝になったことだし試してみたいことをやってみることにしよう

一歩砂漠に入って行くと、急速に暑くなっていく

朝でも変わらないようだ

1週間前に感じた気だるさを思い出すけど、今回は一応の対策がある

剣を手に持ってまずは近場にあるサボテンに歩いて行き、すぐに切りつけた

体温が上がって今すぐにでも欲しくなってる

サボテンが崩れると同時に出てきた箱に手を触れた


ちょっと身構えたけど、体が押しつぶされるような感覚はなくて普通に喉が潤った…


それに、さっきまでの気だるさが楽になっていく

体温調整水筒を使ったような完全に楽になる感覚ではなく、だるさが治っていくようなぐらいの…

これなら砂漠の探索…とまではいけないけど通過するぐらいは何とかなりそうだ


「(そういえば味は……まあ無味無臭、水道水って感じがする)」


でもこれ…確か10個ほど摂取したらオーバードーズで幻覚見ながら逝くことになるんだよな

でも砂漠を超えるのにその数は無いだろう

おおよそ山々の所へは普通に真っすぐ進めて行けば行けるだろう

真っすぐ進んでいきながら、だる気が入ってきたら1番近いサボテンを斬ってサボテンを摂取

そうやって繰り返しながら歩みを進めて行く

そう言って歩いて行くと…普通に強制労働施設にたどり着いた


朝日が高く昇っているからこそはっきり見える、胸糞悪い光景が

今はハテシナ砂漠を越えることを優先しているから迂回する予定だけど

いつか…いや今回入ることになりそうかもな

そういえば…先週の時は入り口を探していたけど、迂回するときに見てみるか


………

………


そんなにも時間がかからずに見つけることができた

すり鉢状1か所がスロープの所に坂道が出来ていてでっかい門がある

大型で自分の身長よりも高くて広い

分厚くて強固な木材でできており、金属で出来ている所もある

そして閉ざされている

近寄っても何かしらのイベントが起きないし、触れても動く感じがしない

念のために剣やダイナマイトで門を攻撃してみたけどオブジェクトではなく地形扱いかのようにいっさい影響はない

何かイベントが起きて開かれるかもしれないけど今わかる手段は無い

やっぱり上から降りるしかないみたいだ


「(さて、そろそろ喉が渇いてい来たところだし一旦先に進んで見るか)」


ということで門を後にして先に進むことに


……

……


「(ふぅ……ようやくたどり着いた)」


サボテンを5個使ってしばらく歩いて行きようやく反対側にたどり着くことができた

体が疲れていないはずなのになんだかしんどい

……って思ったけど、しんどい気持ちがようやく回復してきた

砂漠にいた時のしんどさは砂漠にいる時だけ受けているようだ

急に体調が回復してちょっと体が慣れないけどすぐにでも引き返せそうだ

時間帯は…昼か、今引き返してたら夜になるかもしれないけど強制労働施設までは間に合いそうだ


「すうーーーーーふぅーーーーーー(よし!)」


拳を握り1回上下に揺らして気合を入れると同時に、再び引き返していった……


とはいえ、そんなにも時間はかからず、サボテンも2個まで使ってたどり着けてた

体が熱くてだるいけど、今目の前には強制労働施設のすり鉢の道の前にいる

ここから一歩でも歩いたら滑り落ちでしばらく脱出は出来ないだろう

意を決してしゃがみ込むと同時に坂道に足を踏み入れた


まるでアリジゴクのように滑ってしまう

ちょっと登ろうと抵抗をするけど、まったく上がれる気配がない

流砂に巻き込まれる感覚なんだろうか?

そのまま降りていくと、近くにいた鞭を持ったトゲトゲの衣装をした人物が近寄って来る


「おお!奴隷が外からやってきた!

おい!これをもって早く働け!」


名前は…悪役なのか「施設上司」としか書かれておらず

不良のような感じにムカつくけど威圧感のある感じでにらみつけて来る

そして、アイテムボックスが近寄ってきて俺に触れ……って?!


ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No5「備えあればウギャアアアア!!」


カイザンは慎重でマキシマリストな人でした

何があってもいいように備蓄はたっぷり、ゴミも含めえて物が多くないと

禁断症状が出るレベルでした

でも物を持ちすぎて潰れちゃった!

策士策に溺れるってな!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……オイ

強制労働施設を確認したかったのに急に体が潰れたぞ!

先々週に散々味わった感覚だけど!

施設にいた時間10秒もいなかったぞ!

さっきの施設上司も何か?を持たせたら俺がひしゃげて驚いただろ!

とりあえず……次行くときはアイテム欄を開けなきゃ即死イベントになってしまう!

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