表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第2週目

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/58

エンディングリスト No22・No14

エンドナンバーの事は頭から消すことにして

今はあのヤスラギ湖にあったアイテムの調査をしたい、もしかすると今まで歩いていたところで使えそうなアイテムがあるかもしれないし、なかったとしてもこの先で使う所もありそうだ


「(ゲームシステム的には普通に森のキノコを集めればいいだけなんだけど、せっかくだしあの3つのアイテムを差し出してみたいな)」


っということでまずはアイテム回収をすることにした


「おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(YES)」


まずは剣と盾を受け取って


「そこの君、この先はショキの森で危険だここから先に行くなら通行書が必要になる

王様から剣や盾を受け取ったか?

おお、持っているな!それなら安全だ!では先にどうぞ!」


もちろん即死イベントも解除しておく

ショキの森の出入り口を右往左往してみたけど兵士に止められなかったから多分剣と盾が無くなっても普通に通れそうだ、けれどもここはキノコを一本だけ習得して引き返す

そして草原を横切って今度は獣道へ、廃坑が見えたが先には行かずにアイテムボックスに触れてダイナマイトを回収、一度紫の頭をつついてアイテム欄を開く


・剣

・盾

・森のキノコ

・ダイナマイト


さて、これ以上はアイテム入手はできない

取ったらまた「ウギャアアアアアア!」していしまうけど交換に関しては大丈夫だと思う

このゲームに関しては絶対に大丈夫とは思うけどプログラムの甘いゲームでよくあるバグでは「持ち数最大状態でアイテム交換したら一瞬だけ数がオーバーフローしてバグる」っていう物が昔あったな

最大15個までしか持てないアイテムが交換したらバグって表記が<fe>とか意味の分からんことになって、プログラム的には100以上になってしまってバランスブレイカーとなってしまったことがあったな、あの時は俺とセイがそのバグに遭遇して2人して大爆笑してしまったし


そんなことを考えながら気がつくと(ヤスラギ湖アイテムショップにたどり着いた


「いらっしゃいませ!

好きな商品がありましたらあなたのアイテムと交換してください!」

「(こんにちはー)」


ついつい返事をしてしまった、でもNPC相手でも挨拶は大切だと思う

さて、前の周では空気泡を交換したけど今回は反対側にある商品から手に取ることにした

「青い上下の鎖帷子のようなタイツ」か、いったい何だろうか?


▼交換するアイテムを選んでください

・剣

・盾

・森のキノコ

・ダイナマイト


こんな物騒なものと交換していいのか分からないけどとりあえずダイナマイトから差し出すことにする

中から出てきたものは……


▼耐冷スーツを入手しました


名前的には冷たい物から守られそうな服の名前だ…って


「……っ!?」


急に体に張り付いてきた!?と言うよりも自動的に着たっぽい?急な事で驚いてしまった

でも動きに制限は何もなくちょっと時間が経つと着ているのか着ていないのか分からないぐらいしっくりしてきた

アイテムの説明も見ておこう


▼:ヤスラギ湖の店で買った耐冷スーツ、絶対零度からあなたを守ることができる


絶対零度…今でそういった所は無かったけどこの先に何かしらの寒冷地帯があるのだろうか?

一応「使用する」を押してみるけど「対象となる場所に移動すれば自動的に使用されます」と出てきた、この店で売られているものはやっぱりこういった環境用のアイテムだろう

じゃあ次だ


▼交換するアイテムを選んでください

・剣

・盾

・森のキノコ

・耐冷スーツ


次はキノコと交換、間違ってもこの店で買った物と交換してはいけない、今度戴くものは「赤い上下の鎖帷子のようなタイツ」

多分耐冷と来たなら……


▼耐火スーツを入手しました


やっぱり熱さに対する物だった

こちらも急に体に張り付いてくるように自動的に着た、鎖帷子のスーツを2枚重ねできてはいるけどごわごわせずに普通に動ける

VRMMOの装備にしてもこういった機能は大切だと思う、重さの機能が付いていないなら行動制限されてしまうと不便に感じると思っているけど、こうやって違和感なくできるのは本当に凄い

紫の頭をつついて説明も見ておくことにする


▼:ヤスラギ湖の店で買った耐火スーツ、灼熱地獄からあなたを守ることができる


今度は熱い所、火にまみれた所があるのだろうか?オープンワールドとなると環境ダメージを受ける所が結構あるからそのための服だろう

「使用する」を選択してもまた同じメッセージが出る


▼交換するアイテムを選んでください

・剣

・盾

・耐火スーツ

・耐冷スーツ


続いては盾と「水筒のような容器」と交換、酸素対策に寒冷対策に耐火対策…そう来たら後はなんだろうか?


▼体温調整水筒を入手しました


体温調節水筒?腰に引っかかるようにその水筒が付いたけど、体温調整?

先ほどのスーツとは違った使い方になるのだろうか?

とりあえず迷った時は調べよう


▼:ヤスラギ湖の店で買った体温調整水筒、暑さや寒さからあなたを守ることができる


あーそういうことか、さっきのは極地用のスーツであって今のは単純な暑さと寒さのための奴か

特に「熱さ」と「暑さ」は違うからそういった環境の違いでどのアイテムを持っておくか決めておかないと、ゼ〇ダのゲームで火山と砂漠で明確な違いがあったようにちゃんと状況判断をしよう

さて、店のアイテムは全部確認した訳だし折角だから空気泡も交換しておくことにしよう


▼交換するアイテムを選んでください

・剣

・体温調整水筒

・耐火スーツ

・耐冷スーツ


最後に残った剣を空気泡と交換してとりあえずは湖の中を探索することにしようかな?酸素が確保できているから気になった水中の物を調べることが………あれ!?なんかエンディングに入る感覚がしてきた!?なんで!?俺なんかやってしまいましたか!?本当に身に覚えが無いんだけど!?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No22「勇者はやめて商人になろうと思います」


カイザンはとっても商売上手!

お店にあった品物と全部交換してこの商品を持って

旅に出ることにしました!

道すがら誰かにそれらを売って行商人となり

それはそれで裕福に過ごせました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……それは転売じゃねえか!客にとっても店の人にとってもただの害悪になって市場を荒らしまくる国家テロリスト!一人残らず駆逐してやるわ!!俺に人を裁く権利が無くてもぶっ殺してやる!!


「はぁ…ハァ………(熱くなるな俺、一回深呼吸をして落ち着こう、転売ヤーは殺しても罪にならないけど流石に現実で人殺しはしたくない)」


この世界では何回か殺したことがあるけどその価値観を現実でやってはいけない

しかし、全アイテムと交換することがまさかのエンディング条件になるとは…これは完全に予想外で驚いたな


「(とりあえずスーツ2つと水筒を使う所は思い浮かばない、先の所で扱うと思うし

今は使う所が分かっている空気泡を使うことにしよう)」


という訳でヤスラギ湖から調べてみようかな


「おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(マカサレタ)」


とりあえず水の中は何がいるかが分からないから剣と盾を回収


「そこの君、この先はショキの森で危険だここから先に行くなら通行書が必要になる

王様から剣や盾を受け取ったか?

おお、持っているな!それなら安全だ!では先にどうぞ!」


ショキの森をから入ってキノコを回収、他のの3つのアイテムは1個しかないからもしかすると水中でダイナマイトを使うことを考えて交換に出すのはキノコにする

……なんだか、キノコが通貨のような感じがしてきた

キノコが通貨………そんなゲーム見たことないな

お店に到着してキノコと空気泡を交換完了してこれで準備は完了

交換した後に改めて説明を見てみる


▼:ヤスラギ湖の店で買った空気泡、水中や空気の悪い所でも酸素を確保できる


水中って書いてあるしこのヤスラギ湖の中を調べられそうだけど「空気の悪い所」ってどこだろうか?

あくまで考察だけどあの廃坑とかで粉じんとか毒ガスの何かがあるのかもしれない

その辺り中毒や窒息のエンディングを迎えたら探索するときは基本的に空気泡を持って行った方がいいかもしれないな

店を出た後に先週迎えた溺死エンドを迎えた所から入ろうとする


「(そういえばあのエンド迎えた時はこの筆談道具を置いて行ったけど、水の影響を受けるのかな?)」


ここから先は水中の探索になるから筆談道具から手を放すからちょっと落ち着かない

スケッチブックの角をちょっと浸してみるけど、普通に濡れた

やっぱり手放すしか無いようだ

筆談道具を置いて剣と盾を手に持って、水の中に入って行くとどんどん全身が濡れていく感覚になる

そうして頭まで浸かると…………


「ゴバッ…!?」


変な声を出してしまったがまるで金魚鉢をかぶったかのように頭がすっぽりと覆われた

空気泡を持っていない時は本当に苦しかったけど、普通に今は呼吸ができる

そういえばマ〇オの泣けるアクションRPGでも金魚鉢を使ってこんな感じに呼吸していたな

しかも視界もクリアに見える

今は昼の時間帯だからなのか日の光が差し込んで仲が良く見れる

ちょっと観察してみると………

「一か所に集まってっている魚群」と「水中の遺跡のような建物」が見えた


ここにダンジョン!?楽しみになって来たな!?


ダンジョンの方に向かうのは次週に回すとして

魚群から調べることにしよう、さっそく一歩歩いて…………

足を動かして分かったことがある、水中は動きが遅くなる

当たり前だけどフルダイブゲームでそれを体感すると本当に驚いた、しかし動きのデバフがあるなら敵がいた時にはすぐには逃げられないから気をつけないと

今は盾を持っているけどアイテムが必要になって盾を持たずに行く可能性もある

でも見渡す限りは特に水中の敵はいないから不意打ちでも食らわない限りは落ち着いて行こう


手足をばたつかせても泳げない、水中よりも重力のある状態と思った方がいいな

歩いているうちに夜になってしまったけど、洞窟と同様に暗くても見えるという形になっている

歩いているうちにようやく魚群にたどり着いた

見えている魚は………魚にはあまり詳しくないけどヤマメかニジマスかアユだろうかとにかくいろんな魚が見える、海じゃないから淡水魚だろう

剣を振ろうとして見るけど微妙に届かない、当たりそうだけど水は魚の土俵だから上手くひらりと回避されてしまう

魚群の近くで周囲を見てみるけどほかに何か起こりそうなものは無い


困ったな、攻撃されるわけじゃないから盾を扱えないし剣は当たらない

後使えそうなものは


ああ!そういえば思い出した、どこかの国で爆弾漁法とかダイナマイト漁とかあったな!ちょうどいまないけどダイナマイトを試してみようか!

そうと分かれば早速湖から出ることにしよう

…………最初から持って行けばよかったな、動きが遅いから時間がかかりそうだ


…湖から出るころには再び朝になっていた


湖から出たときには全身が濡れていたけど、数秒経つとすぐに全身が渇いた

便利だな!まあ濡れていたらめんどくさいから仕方ないけど

とりあえずダイナマイトを取りに行こう


「(そういえばこの周囲で朝昼夜になっても特にマップに違いはないようだ)」


強いて言えばあの店は夜もやっているんだろうか?時間の概念のあるゲームでは閉店時間のある店もあるわけだし

とにかく廃坑前でダイナマイトを入手

再び水辺に戻って行って筆談道具を置いて再び入水する

ダイナマイトの火って水をかけても消えないと聞いた事はあるけど

その前にダイナマイトが水に浸かると湿気って使い物にならないかもしれない


……しかし、動きが遅いからホントに道のりが長く感じる、今度は朝から昼になってしまった


ようやく魚群にたどり着いた、こんなにも沢山の淡水魚(多分)

爆弾で一気に吹き飛ばしたら気持ちいと思う、魚たちには申し訳ないが

新しい漁師エンドになるかもしれないワクワク感を胸に紫の頭をつついてダイナマイトを「使用する」

水中なのにダイナマイトには普通に火が付く

そして魚群に向かって投げた………って思いたかった


あれ?投げたはずなのに全然近くから離れない?まるで手元で空中浮遊をしているようだ


なるほどね、俺の動きは遅いから投げる力とかも掛からないとかダイナマイトの飛ぶスピードも遅くなるってことね

って!そんな感心している場合じゃない!!急いで逃げないと!

いや!俺の動きも遅いから逃げられな


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No14「漁業許可は必須です!」


ダイナマイト漁はロマン!やっていて楽しい!

けれども危険もいっぱいです

カイザンは漁の許可も爆発物の免許も持たずに

うろ覚えで試したところ

空にまで吹き飛ばされました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……死ぬほどびっくりした、いや死んだけど

何気に今日初めての死亡だし

急いで背中を向けた後、ダイナマイトに巻き込まれたらしいけど前の自爆エンドとは違って全身が熱に包まれるような感覚ではなく後ろから吹っ飛ばされた感覚がした、痛みとかは無くすぐにエンドに迎えたけど……………もうちょっと堪能したかったな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ