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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第1週目

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11/58

エンディングリスト No5・No12

研究員>修正いたしました、確認してみてください

カイザン>了解しました


メッセージを変えるようにチャットを送ってから数分後

即座に修正が入ったようだ、俺の無茶ぶりみたいなものだったのに研究員の人達は本当に有能では?ありがとうございます

流石にもう一度自害するのは嫌だから、エンディングのメニューから確認することに


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No23「時に人は思う最も残酷な事」


このエンディングを見ているということは、あなたにはなにか思うことが

あったんだろう、でも思い詰めないでください

あなたの味方はあなたが思っているよりも沢山います

人間は1人では生きていけないからあなたのそばにいる人はいます

カイザン!生きて!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よかった、とても希望のあるの内容に変更されていた

これなら小さいお子様も安全だな、って殺害エンドある時点で無理!

1人乗りツッコミはこのくらいにしておいて……


カイザン>ありがとうございます

確認しましたがとてもいい文章ですね

研究員>満足のいく文章になれてよかったです

また何かしらありましたらよろしくお願いします


ちゃんとチャットで伝えることにした

以前に別の所でやっていた会社でのテストプレイやデバッカーでもこまめな報告も大切だったからな

軽く……なのか分からないけど廃坑内も確認できたし、さっさと森の中を探索しなくては



「おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(肯定)」


剣も盾も受け取って

ダイナマイトも廃坑前で入手をした

しかしまあ、剣を持ってダイナマイトを持って盾を持って……勇者と言うよりかは武器屋さんみたいな兵装になっているな、中々物語でも見ないぞこの装備は?

アイテム欄が4つ中3つ埋まっててよく分からない安心感がある、RPGとかで始めたばっかりのアイテム欄は少ないけど、進めて行って回復アイテムや武器防具、攻撃アイテムに重要アイテムと増えて行ってアイテム欄が埋まった時はアルバムのように思い出深くなる


「(よし、森にたどり着いたな)」


結構早めに行動したつもりだったのに太陽の位置は上になっている、昼になるのは早いな


「そこの君、この先はショキの森で危険だここから先に行くなら通行書が必要になる

王様から剣や盾を受け取ったか?

おお、持っているな!それなら安全だ!では先にどうぞ!」


即死イベントも回避しながら先に向かう

森に入ると改めてみると真っすぐ先に進められそうな道と脇道と沢山のアイテムがある


「(キノコ…まあ使わなけれいいだけだし持っておくに越したことは無いだろう)」


キノコエンドを迎えた時とは違う場所のアイテムボックスに触れてみる


▼森のキノコを入手しました


同じだ……アイテムを調べてみてもメッセージも同じ誘っているような言葉になっている

食べるまでは試さなくていいかも同じエンディングを迎えそうだし

アイテム欄が4つとも埋まっているけどもっと持てるだろう

もっとキノコを持ってもいだろう3つぐらいあってもいいし同じアイテム同士ストックされるかも、キノコは自分に使う以外にもどこかで使うかもしれないし3つ持つことにしよう

もう1つ触れてみて入手することに


………あれ?アイテム入手のウィンドウが出ない?

って思っていたら急に世の中の重力が重くなったかのように急に体が倒れる!?

いってえ!?プレス機で潰されているかのように叩きつけられた後に全身が押しつぶされるような感覚になる

圧迫感と痛みで苦しくなった後にエンディングに入る感覚になる


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No5「備えあればウギャアアアア!!」


カイザンは慎重でマキシマリストな人でした

何があってもいいように備蓄はたっぷり、ゴミも含めえて物が多くないと

禁断症状が出るレベルでした

でも物を持ちすぎて潰れちゃった!

策士策に溺れるってな!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


オオオオオオオオオオイ!?

これって結局アイテム所持に限界があるってことかい!

やばい……今までアイテムは無限に持てると思ったから何も考えずにたくさん集めていたけどここからっはパズルゲームのように演算回路を組むように最低限のアイテムを持って行って行かなきゃいけない!!

……そこまで考えるのはせめてメニューのマップが埋まった時に考えることにするか

しかし、アイテム上限が分かったのは結構な儲けもんでは?


先ほどのエンディングで圧迫感と痛みはかなりきつかったがその経験は……どうやって表現したらいいんだろうか?異世界転生はかけないし死の展開はあまり残酷すぎるような表現は読者もあまり望まないだろう、悲劇として書くんだったら客観的な視点での表現がいいし………

いや小説のことを考えるのは後だ、キツくても試してみたいことがまだある


「(何度もさっきのエンディングを迎えることになるかもしれないけどあのアイテムボックスは本当に全部キノコなんだろうか……それ以外の物が混じっていてもおかしくないかもな)」


気になったからには試さなければいけない、このモヤモヤを抱えたままプレイはあまりしたくない


………ここからは効率的に行動をしなくていけない、なに、今まで俺は素材マラソンなどで何度も走ってきた、こういう時こそ計画をきちんと立て確実な方法を選ぶのが一番だ

まずあのキノコの群生地にたどり着くまでに最低限通行書となる剣か盾が必要になる、一見どっちでもいいと思ってしまうがやっているうちに急いできて雑になってしまうかもしれない

急いで行動しているうちに剣の場合だとうっかり兵士、特に通り道に近い検問している兵士にうっかり剣先が当たってしまった場合反撃エンドでタイムロスしてしまう

それなら盾を持った方がいいだろう、門の前の草原にはジェリーコがいるし自動で守ってくれれば強行突破をすることも可能だろう

ながらスマホみたいで非常に行儀悪いけど謁見の間に行く前にスケッチブックに「はい」でも「YES」でも穴に気をつけながら書いてぱっと差し出せばイベント時間は最低限で済む

これでアイテム欄は1つ埋まってしまう

キノコの数がいくつあるか数えてないから分からないけど、確認できる数は1回のエンディングにつき3箱までだ、エンディングにはいる時には何のアイテムを入手したかのウィンドウが現れずにエンディングに導入したからそのタイミングでは何の入手したアイテムか分からなくなる

よし……ある程度計画を立てたからキノコを見て数を数えよう、そして計算して覚悟を何回やればいいか試そう


……………


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No5「備えあればウギャアアアア!!」

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No5「備えあればウギャアアアア!!」

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No5「備えあればウギャアアアア!!」

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No5「備えあればウギャアアアア!!」


カイザンは慎重でマキシマリストな人でした

何があってもいいように備蓄はたっぷり、ゴミも含めえて物が多くないと

禁断症状が出るレベルでした

でも物を持ちすぎて潰れちゃった!

策士策に溺れるってな!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はぁ………ハァ…………まさか38個も箱があったとは

なんか10回以上もウギャアアアって体が潰れたからその感覚を覚えてしまったけど知れてよかったと思ってしまった

38個の宝箱の中を結果的に言えば全部キノコだった、どれも同じカラフルで弾力性のある…食べたら毒性のあるキノコだろうな、でも何かが隠されていなくて本当に良かった

確認が終わったらまた次のエンドに向かうことにしよう


「(向かう所はショキの森の脇道、何のアイテムを持とうかな?)」



「おおよくぞ来たぞ!勇者!

話は聞いていると思うが魔王が復活して我が娘がさらわれてしまった!

世界の危機も娘もどうか助けてくれぬか?」

「(はーーーーーーーーーーーーーーーーーい)」


こんなふざけた形でも通ったのは驚いた

あの脇道には何がいるのかが分からないし通行書となる武具は必要となるから盾も剣も持っておく

そしてキノコを1つだけ持って行くことにした、アイテム欄は1つだけ開けといて脇道で何か手に入ってもいいようにしといた、もし2種類以上のアイテムがあったら別の周で取りに行ってまた色々と確かめることにしよう


アイテム欄にキノコ、剣、盾、「空欄」と言う状態にしてショキの森の脇道に入って行く


……少しの間、細い道を歩いていく

思ったよりも早めに広めの空間があった、その場所は教室ぐらいの広い空間があって先ほどの俺の通った道を含めると前後左右に4つの道が広がっていた


「(まさかこれって……)」


ゲームで何度か見覚えがある、この仮定があっているなら………

そう思って正面の道へ歩いて行ってみる、細い道を歩いていくとまたも教室ぐらいの広い空間に前後左右の道が広がっている

ここであえて引き返してみると…………さっきの空間ではなくショキの森の最初である森のキノコの群生地になっていた


「(やっぱり……)」


…これは結構ニン○○ドーの昔の作品で見たことのある「迷いの森」みたいな空間かもしれない?

前後左右に道が広がっていて、正しい道を進まないと先にたどり着けない

間違った道を歩くといつの間にか元の道にたどり着いてしまう、それが迷いの森みたいな様子だ

紫の頭をつついて「マップ」を確認してみるけどあの迷いの森の空間は1つ分しか表示されてない、マップを見ながらと言うメタに対する対策もされているみたいだ

こうゆう時って普通案内キャラクターとかがいて道を教えてくれたりするものだが、当然周囲を見たとしてもそんな人はいない

それなら間違い探しのように道の1つだけ目印があって、その道を歩けばいい

ハチの巣があったり花の色が違ったり、近づいたら何かしらの動きがあったり………結構インディーズゲームで流行っている駅の地下通路で違和感を探すゲーム、あんな雰囲気の感覚でやってみるか!

目や洞察力の訓練になるから結構好きでかなりハマっているしな!


「(でも、そういった物がどこにもないな、まずは近寄ってみるか)」


出口の位置をちゃんと覚えてそれぞれの道に近寄ってみる

…………何も起きない、違和感のある道ではなくヒントを見つけなければいけないようだ

でもここに来るまでにそれっぽいヒントは見かけなかったから先の方にあるかもしれない

……それなら、ここでエンディングを迎えることしよう

多分ではあるけど「たどり着く」のと「迷う」で違うエンディングを迎えられるのだろう

それなら適当に歩いて行ってみよう


「(右、左、前、右、左、前って統一された動きをすれば偶然たどり着くなんて事故は起きないだろう)」


ゲーム内で想定された動きをすれば基本的に大丈夫だけど、ごくわずかな確率でも適当に歩いていればたどり着く場合がある

人によっては「ラッキー!」って思う人もいるかもだけど俺は普通に気まずくなるから「それっぽい所」にたどり着いた瞬間に速攻で引き返している

ヒントを見ることが何かしらのゲーム上のフラグとして扱われているなら想定されていないということでバグって進行不可能になる場合も高いしそうじゃなくてもその後のイベントで矛盾点などが発生してしまうこともある

初見の時はぶっ飛んだプレイはしたくないし定められた道を歩みたい

………このゲームの定められた道は161もあるけどな


「(とはいえ………回数か、もしくは時間か?)」


2つ目に向かえたヒキニートエンドのように一か所に居続けたまま丸1日が経過するのがあったから時間経過もありえそうだ

よし、とりあえず10回分歩いて行こう



………

………

………………

……………



10回は歩いてみたけど特に違いはなかった、時間は夜になる

そういえば危険だから夜に森に入ったことは無かったな、ゲームだからと言うのもあるかもしれないけど思った以上に月明かりが周囲を明るく照らしており、明かりには困りそうにない

ちょっと神秘的な光景になっており何か妖精がいても違和感が無い…それほどまでに美しい


「(こういった経験もゲームならではだな、リアルの夜の森は正直怖さもあるし

良い経験になった)」


旅行したかのような心地よい感じがする

感覚をしっかりと堪能した後は再び道を歩いて行こう


………

………

………………

……………………


20回……合計で30回になったけど変わる様子もない

時間帯は朝、ここまで来ても回数で変わらないなら時間イベントだろうな?

今度昼になった時に何も変わらなかったら別のエンディングを探しに行こう

それでも念のために歩いて回数を稼ぐことをする、この調子だと50回ぐらいは使うことになりそうだけど


………

………

………………

……………


53回目を迎えた時に時間帯が昼になったのかようやく視界が暗くなってエンディング入る感覚になる

やっとたどり着いたー、これで何も無かったらちょっとショックを受けてしまうかもしれない

あれ………なんか空腹と喉に渇きが?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No12「迷子の迷子の勇者さん」


目的の為に寄り道をする勇者はいます、けれども世界を救うという

大切な目標は忘れてはいけません!

何かあるかと思って

歩いても歩いても出口にすらたどり着けないカイザンは

飢えと脱水症状で倒れました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


無粋なツッコミにはなるけど、人間って飲まず食わずでも3日は生きられるって聞いたことある

もちろん健康にすごすんだったらこまめな水分補給と3食食べるのが大切になる

でも正直に言うと何回も歩いているうちに出口の位置が分からなくなっていた所であった

その場で引き返していれば戻れたかもしれないけど

ともかく、またエンディングにたどり着いてよかった

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