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殺戮少女と仮面少年 雪代ほのかの物語  作者: リィズ・ブランディシュカ
5/9

05 きっかけ



 けれど、私が壊れたのはただの結果にすぎない。


 原因をあれに、おしつけるつもりはない。


 殺戮病をひきよせたかもしれないけれど、そんなものがなくたって、私はきっと壊れていたから。


 言い訳にしたりなんてしない。

 私は壊れたまま、罪を抱えて生きていくのだろう。


 そして運命の日が訪れて。


 私は、彼等を――した。


 その夜、解放された私は自由な世界を謳歌していた。


 なんでもできるって素晴らしい。


 人目を気にしないのって素敵。


 殺意をふりまきながら過ごす時間、私は私の心に忠実だった。


 そんな時、彼が現れたのだ。


 彼は私を見ても驚かなかった。


 恐れなかった。


 それが不思議でたまらなくて、気が付いたら目が離せなくなっていた。


 私は彼を殺したいのだろうか。

 それとも、別の理由で惹かれているのだろうか。



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