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あの空に飛んでほしかったんだ  作者: 飛翠
最終章 あの空に飛んでほしかったんだ
20/22

最終章 3 急展開

 美奈子に返事ができないまま、風太は翌日の放課後を迎えた。

 ……はあ、眠い。

 今日の授業中、風太はあくびばかりしていた。昨日悩み事が急に増え、眠れなかったのだ。

 尚且つ、美奈子の態度はいつもと違っていた。美奈子は風太に目線を合わそうともしない。それだけでなく、話そうともしない。

 教室では、友郎が、頑張れよ、と事情を知っているかのように、風太の両肩を叩いた。

 いつもと様子が違うのは、美奈子だけではなかった。

 ……空乃さん。

 空乃の帰ろうとする姿を見つめながら、心の中で風太は空乃の名を呼ぶ。

 僕はもうどうしたらいいんだろう。

 もがき苦しむことに限界を感じた風太は、自分のやりたいことをすることにした。

 よし、空乃さんを追いかけよう。

 風太はそう決めた。

 空乃はいつも通りのルートを辿っていた。それがまるで自分の人生の道である、と表象するかのように。

 ……やっぱり空港へ行くのか。

 風太が追いかける空乃が向かった先は、やはり空港だった。

 ……おい、あいつもここに来たのか。

 空港には、修夢の姿もあるのだった。

「あれ、風太。今日もここにいるのか」

 柴田と一緒に歩く行人が風太に話しかける。

 行人は風太が視線を注いだ先を見て、風太の心情を察した。

「はーん、なるほどな」

 風太の腕を行人は掴んだ。

「今から、腹ごしらえしようぜ」

 風太は行人や柴田とともに、空港内のレストランへ行くことになった。

「で、私たちに話したいことがあるんでしょう」

「ま、まあ」

 テーブル席に座り、メニューを三人は手に取る。

「といっても、大したことではないんですけどね」

「そんなことはないだろう」

「そうよ。恋愛は大事よ」

 行人や柴田は変に大人ぶっていた。

「じゃあ、先輩方に何かごちそうしてもらおうかな」

「おい、そういう時だけ先輩言うな」

 風太は行人にツッコミを入れられる。

「でもまあ、真面目な話をすると、私たちは風太のおかげで、自分自身とちゃんと向き合うことが出来たの」

「え?」

 本当に真面目な話を二人にぶつけられ、風太はメニューをめくる手を止める。

「そうだぞ。なんか恥ずかしいけど、お前に助けてもらって、なんやかんやで感謝している。もっと頑張らなきゃな、って思えるようになった」

 ……そ、そうだったのか。

 改めてそう言われ、風太もまた照れくさくなってしまう。

「おい、なんか言えよ」

 行人に風太は肩を小突かれる。

「いや、なんというか言葉が出なくて」

「あ?」

「二人に頼りにしてもらえて嬉しいんですよ」

 泣くつもりは全くなかったのに、風太は涙が出そうになる。

「なんというか、僕がこうして誰かを助けようと思えたのは、空乃さんのおかげなんですよ。行人さんや柴田さんに出会えたのも、空乃さんのおかげで。空や飛行機、空港をもっと好きになれたのも、空乃さんのおかげなんです。だから……」

 息を飲み、風太は言った。

「だから、僕は空乃さんが好きです。可愛いけど、それ以上にいろんなことがあったうえで、空乃さんのことが好きなんですよ」

 ……やばい、僕。なんかいろんな意味で凄いことを言ってしまった。

 風太は両手で口を押えた。

 行人と柴田は口を閉ざしたままだった。

「あ、ごめんなさい。今のはやっぱり忘れ……」

「お前、いいやつだな。その意気だ」

 いきなり風太は行人に手を握りしめられた。

「よし、今日は特別だ。奢ってやる」

「私も、デザートとか奢ってあげるわ」

「え、え、え、え、いいんですか? 本当に」

 ものすごい勢いで、行人や柴田に言われ、風太は気持ちよさそうに、メニューを眺め始める。

「今日はたくさん食べたいものを食べて、ちゃんとあいつに気持ちを伝えるんだ」

 えええ……。今日、告白する前提になっている。

 風太は言いたいことを言い切ってしまったこともあり、どうすることもできなかった。

「そ、そうですね。もうこうなったら、空乃さんと付き合って、空乃さんを飛行機に乗せてやります」

 自分で自分の胸を苦しめるように、風太はハードルを上げていく。

「そうよ、その意気。当たって砕けるの」

 ……え、柴田さん。それは一体、どういう意味なんだろう。

 スマートフォンを取り出し、空乃に連絡しようか、風太は迷っていた。

 ……あれ、飛行機のキーホルダーがない。

 風太はスマートフォンに付けていたキーホルダーがないことに気づく。

「ん? どうかしたのか?」

 行人は風太の異変に気づく。

「な……な……ないんです」

「……ない? 何がないんだよ」

「ぼ、僕の飛行機のキーホルダーがないんです」

 風太があまりにも慌てているということもあり、二人はことの重要さに気づく。

「キーホルダーって、確か風太がスマホにつけていた……?」

「そ、そうです。あれ、親からプレゼントで貰ったやつで、しかも一点限りの……限定ものなんですよ」

 行人は手を合わせる。

「よし、食べ終わったら、探すぞ」

「うん、そうよ。たくさん食べて、キーホルダー探す。そして、空乃さんに、今日告白する。そうしましょう」

 目まぐるしい一日だな、と風太は焦りながら感じるのだった。

「……あれ?」

 店内で偶然にも、風太は空乃と修夢に遭遇してしまう。

「あ、え、えっと」

 風太は空乃から目を逸らし、何を言えばいいのかわからなくなる。

「ねえ、二人とも、風太のキーホルダー、落ちているの見かけていない?」

 柴田が空乃や修夢に問いかける。

「……見かけてないですよ」

 空乃は首を横に振った。

 胸の鼓動を必死に抑えようとしながら、風太は空乃と修夢に尋ねた。

「二人は……その……今日はその……何をしている……の?」

「えっと、私たちは……」

 空乃の指先が震える。

 ……も、もしかして。やっぱり二人は付き合い始め、デートをしている、ということなのか。ち、ちくしょう。

 風太の胸の中には緊張感と嫉妬心が渦巻いていた。

 お客様センターへ、風太たちは向かうことにした。

「こんな感じの飛行機のキーホルダー、落とし物にありませんでしたか?」

 確認してみますね、と業務員に言われ、センターの中にあるソファーへ風太たちは腰をかける。

「あの、調子だとないかもしれないね」

「そうだな。落としたばかりなら、まだ見つけられてないし、それか……」

 風太たちは最悪なケースを予想した。

「すみません、お客様」

「は、はい」

「今の時点では、お客様のキーホルダーはこちらに、お預かりしておりませんでした」

「そ、そうですか」

「お力になれず、本当にすみませんでした」

「いえ、こちらこそありがとうございます」

 お客様センターを出て、柴田は風太に言った。

「ちょっと、同じ仕事の場の人に出来る限り協力してもらうわ。また、何かあったら、言って」

「わ、わかりました」

 一度、風太は柴田と別れた。

「あのう、すみません」

 見覚えのない青年が風太に話しかけてくる。

「ん? なんですか」

 私服を着た青年に、風太は問いかける。

「僕、飛行機のキーホルダーを、持っている人を見ました」

 片言で話す青年の言葉に、風太は驚きを隠せない。

「え? それって、ほんとう……本当ですか?」

 風太に問い詰められ、青年は頷く。

「女の子がキーホルダーを持って、空港の中で歩いていました」

 続けて青年は言う。

「ピンク色のワンピースを着ていました。偶然空港内の雑貨屋にいる時、見てしまった」

 落ち着いた様子で、青年は事情を話す。

 そんな姿を見て、風太は今の自分に足りないのは、冷静さであることに気づく。

 ……僕がしっかりしないでどうするんだ。

「もう少し詳しく話してくれないか」

 風太の隣にいた行人が、青年に問いかける。

「小学生ぐらいの子で、両親らしき大人と一緒でした。確かハワイに行く、とか言ってましたよ」

「ハワイ、か。だとすると、国際線のある第二ターミナルのほうに行っているはずだな」

 腕を組み、行人は推測する。

「確か、夜に出発する便だと言ってました。まだ間に合うはずです」

 行人たちが走って、第二ターミナルへ向かう中、風太は青年と第一ターミナルへ残ることにした。

「悪いね、協力してもらうことになって」

「……大丈夫です」

 風太は青年とともに、空港内を探索し始める。

「……君。名前はなんて言うんだ?」

 歩きながら、風太は青年とコミュニケーションを取る。

「それが……わからないんです」

「え?」

 思わず風太は立ち止まってしまう。

「えっと、それは一体どういう……」

「とにかく、自分が誰なのかわからないんですよ」

 瞬きをし、風太は青年に問いかける。

「待って。それは冗談? それとも、本気で言っているのかな?」

「……本気です」

 青年は風太に近づき、言った。

「キーホルダーを探す代わりに、頼みたいことがあるんです」

「……頼みたいこと?」

 風太は息を飲む。

「空港へたどり着くまでは、記憶があったはずなんです。だけど、それから記憶がなくなったんだと思います。記憶がなかったら、ここまで来れなかったと思うんで。だから、僕が誰なのか一緒に探ってほしいんです」

 じっと青年を見つめ、風太はあれこれ考え始める。

「じゃあ、とりあえず鞄の中を見せて」

 ……パスポートか携帯があれば、何かわかるはず。

 そう考えた風太は青年の鞄の中を拝見した。

「……ないね」

 どうやら、青年の鞄には少年の身元がわかるものがなかった。

 ……これではどうすることもできない。

 そう感じた風太は、空港内にいる従業員に相談しようか悩み始める。

「あのさ、ここにいる従業員の人に、このことを話してもいい?」

「だめ」

 風太が問いかけた瞬間、大きく青年は首を横に振った。

「……ど、どうして?」

「ダメなものはダメだから。何か従業員の人に話しかけちゃダメなことだけ、僕覚えているんだ」

 ……困ったなあ。

 青年以上に、風太は困惑してしまう。ただでさえ、自分に悩みが降りかかっているのに、さらに誰かの存在に乗るのは、風太にとってキャパオーバーだった。

「とりあえず歩きながら、話そう。話せば、何か思い出すかもしれないし」

「そうだね」

 風太は青年に言い聞かせ、再びキーホルダーを持つ少女を探すことにした。

「ねえ、君」

「ん? なに?」

「君は空港が好き?」

 青年は俯き、答えに悩み始める。

「……好きだよ」

「飛行機に乗りたい?」

「……乗りたいよ。一回も乗ったことがないから」

 ……一回も乗ったことがない。

 風太はその言葉に引っかかる。

 一回も乗ったことがない、ということがないということは、飛行機で空港まで来たわけではないということになる。そして、鞄の中にパスポートもない。

 風太は稚拙ながらに、推理を始めた。

「一ついいですか?」

「なんだ?」

 改まるように、青年は風太に問いかける。

「僕、あの少女と前にも会ったことがある気がするんです」

「僕のキーホルダーを盗んだ人ですか?」

「……いえ、あなたの友達に、です」

 ……友達。

 ふと風太は空乃の姿を頭の中に浮かべる。

「空乃さんのこと?」

「たぶん、そうです。名前はよく知りませんが……」

 しばらく二人の間に、沈黙が流れる。

「その空乃さんっていう人、どういう人……なんですか?」

「……ど、どういう人って……」

 風太はどう応えればいいのかわからなくなる。

「逆に聞いてもいいですか?」

「なんですか」

「本当に、記憶がないんですか?」

 青年は少し口を閉ざす。

「さっき言った通り、僕は……」

「僕はそんな風には思えないんですよね」

「根拠はありますか」

「ないですけど、勘です。あと一つ言えるのは、空乃さんがとても素晴らしい人間だということです」

 根拠のない自信を風太は青年に告げた。

「……素晴らしい人間」

「飛行機事故に遭い、飛行機に乗ることを恐れていたけど、それでも空を飛ぶこと……を諦めようとしない、そんな空乃さんが好きなんです」

「……白状してもいいですか」

「どうぞ」

 一息つき、風太は青年に耳を傾けた。

「僕、実を言うと、その空乃さんと一緒の飛行機に乗っていたんです」

「え?」

「事故に遭った、あの飛行機に……乗っていたんですよ」

「そ、そんな……」

「それともう一つ白状します。僕は記憶なんか失っていません。湊、という名前で、君たちと同じ高校生だ。もしかしたら、空乃さんも覚えているかも」

 しばらく風太はかける言葉が見つからなかった。

「そうだったのか」

 じゃあ、と続けて風太は湊に問いかけた。

「初めから、空乃さんに近づくつもりで、こんな嘘を?」

「そうだけど……でも、キーホルダーのことについては、嘘じゃない。本当に僕は見たんだ」

「そっか。ならいいけど……」

「もしかしたら、今でも空乃さんは罪の意識を感じているのかもしれない」

「……罪の意識?」

 ひとまず、二人は空港内のベンチに座る。

「どういうことなのか、ちゃんと話してほしい」

「事故が起きる直前の機内で、僕と空乃さんは初めて出会ったんだ」

 空港内を行き交う人々が忙しい中、湊はそれに惑わされず、淡々と過去を振り返っていく。

「機内が突然大きく揺れ動いた時、僕は身の危険を感じたんだ」

 湊は、風太にミント味のガムを渡す。

 風太は軽く礼を言い、ガムを口の中に入れる。

「空乃さんは、自分の席から離れた場所にいて、何か困ったような表情で座りこんでいたんだ」

 ガムとともに、湊の話を噛み締めていく。

「当時の僕は何か悪い予感がして、すぐに空乃さんに話しかけたんだ」

 言葉を重ねれば重ねるほど、湊の表情は深刻になっていく。

「ねえ、大丈夫、って。そしたら、空乃さんは、親と口喧嘩して、なかなか自分の席に戻れない、って言っていたんだ」

 でも、と続けて湊は言う。

「すぐに僕は戻ったほうがいいよ、と空乃さんに言ったんだ。だって、機内はなんだか様子を疑うぐらい激しく揺れ動いていたから」

「それで、二人は無事だったの」

「そりゃまあ、今ここにいるんだし、自分の命は守ることができた。でも……」

 歯切れの悪い言い方で、湊は風太に告げた。

「空乃さんは心に大きな傷を覆った」

 口の中にきついミントの匂いが広がるのを、風太は感じる。風太の前を通り過ぎる少年は、ファーストフードのポテトを食べていた。

「目の前で僕が怪我をしてしまったんだ。客席の上のスペースに入れていたキャリーバックが機内が揺れ動いたせいで落ちて……それで、キャリーバックが僕の頭の上に落ちて……」

 湊は自分の頭の傷を、風太に見せていた。湊の傷口は浅くなっているものの、過去に対する心の痛みは消え去っていないように風太は思えた。

「そんなことが……辛かったね」

「たぶん、僕以上に、そんな姿を見た空乃さんは辛かったと思う。空乃さんは、もし自分が早く席に戻っていれば、僕が傷を負わずに済んだ、と」

「……そうだったのか」

 俺は、と風太は自分なりの答えを出すことにした。

「どっちも悪いし、どっちも悪くないと思う」

「ど、どういうことなんだ?」

「なんていうか、これは二人に限ったことじゃないと思うんだよ。みんな人それぞれ、悪いこともしているし、悪くないことだってしている。みんなそうだから、二人とも、自分のことを責める必要はないんじゃないんかな」

 風太は紙にガムを捨てた。

「ごめん、もらったのは嬉しいけど、やっぱりダメなんだ。ミントは苦手だ」

 立ち上がり、風太は湊に手を差し出した。

「良ければ、協力して」

 三十分後、風太たちは第二ターミナルへ向かった。

「あ」

 青年は遠くにいた少女を指さした。

 ちょうど風太は空乃たちと合流し、飛行機のキーホルダーを持っているらしい少女に近づく。

「そこの君」

 風太たちに話しかけられていることに、少女は気づく。

「……ごめんね。これは、ここにいるお兄ちゃんのキーホルダーなの。だから、返してほしいの」

「嫌だ。これは私のものだもん」

 空乃が説得するものの、飛行機のキーホルダーを持つ少女は、風太に返そうとしない。内心、それを見た行人はイライラしているようだった。その隣にいる修夢は何か疑うような目で、少女の持つ飛行機のキーホルダーを見ていた。

「……違う」

「え?」

 修夢のつぶやきに、風太は疑問符を打つ。

「これは、井坂のキーホルダーじゃない」

 ええっ、と風太は驚いてしまう。どう見ても、風太は自分が持っていた飛行機のキーホルダーのように思えた。

「なぜなら、それにはサインがない。本物なら、キーホルダーの裏面にサインがあるはずだ」

 空港の創業者のサインが、本来ならばキーホルダーの裏面にあるはずだった。が、少女の持つ飛行機のキーホルダーには、サインがなかった。

「じゃあ、つまり……」

「それは偽物って、ことだ」

「偽物じゃないもん。これ、お父さんから貰ったものだもん」

「じゃあ、いつ貰ったんだ?」

 行人が少女の目線に合わせるようにしゃがみ、少女に問いかける。

「半年前の誕生日の日だよ」

 少女は小さな斜めがけのピンク色の鞄から、一枚の写真を取り出す。写真には、飛行機のキーホルダーと一緒に写る少女がいた。少女だけでなく、少女の母親と父親、バースデーケーキも写真には写っていた。

「おい、美紗。飛行機に乗り遅れちゃうぞ」

 少女――美紗の父親が遠目から、呼びかける。

 風太たちのことを、少女は睨んだ。

「疑って、ごめんね。お父さんのところへ行って」

 風太がそう言うと、少女は父親の方へ行ってしまった。

 ……偽物だったか。

 飛行機のキーホルダーは偽物だったものの、互いにキーホルダーを手に入れる経緯や背景が同じだったため、風太はこの出来事を忘れられなくなりそうになった。

「……見つからないね、キーホルダー」

「……そうだね」

 風太の気持ちは真っ暗だったものの、どこか諦めがついていた。

「とりあえず、今日のところは諦めるよ。また、明日空港へ行けばいいし」

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