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あの空に飛んでほしかったんだ  作者: 飛翠
第五章 立ち込める暗雲
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第五章 1 バレている

 夢を見た。

 その夢とは、空乃さんとただ一緒にいる夢だった。

 赤の他人に、その夢を語れば、しょうもない夢だと罵られることだろう。

 風太自身もまた後々になってその夢を振り返ることがあったとしても、とりとめのない夢だった、応えるだろう。

 夢の中の詳細を伝えると、こうだ。

 空港の中で手と手を取り合い、風太は空乃と笑っているのだ。何に対して笑っているのかは定かではない。

 飛行機に乗り、ここでもまた風太と空乃はお互いの顔を見合わし、笑っていた。何がそんなにおかしいのだろう、と風太は問いただしくなった。

 飛行機が無事着陸し、風太と空乃はいろんな観光地を渡り歩いているようだった。一体、ここはどこだろう、と風太は疑問に感じた。 

 夢はそこで途切れた。


 今朝も普段通り、重い瞼を開け、風太はベッドから起き上がる。

 実際のところ、普段通りではない。洗面所の鏡を見て、自分の酷い寝癖にただただ驚かされたのだ。仕方なしに、風太は朝の貴重な時間を削り、浴室でシャワーを浴びることにした。

 夢の中に出てきた、空乃のことをふと風太は思い出す。

 僕はこのまま他人の背中を押すだけのことをしていていいのだろうか。もっと、自分のことについてやるべきことがあるのではないだろうか。

 風太は少し熱めのシャワーに当たりながら、自問自答を繰り返した。浴室の真っ白壁や水滴の垂れる鏡に向かって、問いただしたところで何も答えは出てこない。風太は高校へ向かうことにした。

 学校へ行くまでの道のりを歩いている時、風太は先日の柴田の嬉しそうな顔を思い出す。普段は強気な姿勢で他人に振り回され、時に他人を振り回す、柴田が誰かのことを愛おしそうに語る、あの表情と仕草が風太の中で印象的だったのだ。

 人は恋をすることによって、内面も外見も大きく変わる。

 風太は目の前でその様を魅せられているようだった。

 学校の廊下には登校途中の空乃がいた。

「空乃さん」

「あ、風太くん。おはよう」

「昨日は大丈夫だった?」

「昨日、って?」

 空乃さんは眠そうな顔で風太に問いかける。空乃の下している髪の毛先がほんの少しだけはねていた。

「柴田さんのことを応援していたら、結構遅い時間に帰ることになっちゃったじゃん」

「そうだったね。あの時は柴田さんたちのことで、頭がいっぱいで、時間の事なんか忘れていたかも」

「空乃さん……」

 風太は空乃のことをじっと見つめた。

「どうかしたの?」

「なんでもない。僕もね、あの二人の姿を見ていたら、ほんの少し……ほんの少しだけだけどね、背中を押された気持ちになってね」

「背中? 誰かに後ろから押されたの?」

「あ、実際に押されたわけじゃなくてね。なんというか……」

 風太と空乃が話していると、同じクラスメイトである坂井芽衣が二人に近づいていく。

 窓からの隙間風が廊下に吹き付ける。桜の花びらや秋の枯れ葉を乗せるわけでもなく、ただひっそりとそこに佇んだ。

「あのう、すみません」

 突然話しかけられ、風太は頭の中にクエスチョンマークをつける。

 周囲を見渡すも、廊下で立ち話をしているのは、風太や空乃だけだったのだ。

「ん? どうかした?」

 クラスメイトではあるものの、接したことのない芽衣に話しかけられ、風太は戸惑う。

 風太にとって大抵、今まで関わりのなかった人物が突然話しかけてくるということは、何か事が大きく動くような気がしてならないのだ。

 不安を取っ払い、風太は芽衣の話に耳を傾けることにした。

「どうかしたの?」

 芽衣の目が泳ぐ。

 やはり話す相手を間違えてしまったのだろうか。僕なんかに大事な話なんかないはずだ。それとも、放課後の掃除当番とか面倒になることを、この人は押しつけるつもりなのだろうか。

 風太は心の中でしどろもどろになる。

「お二人に話したいことがありまして」

「……僕たちに?」

 芽衣は首をゆっくりと頷く。彼女の髪の毛先も少しだけはねており、目の下には申し分程度の黒いクマができていた。

 何か思い悩むことがあったのだろうか。

 風太は芽衣の心中を察した。

 そろそろホームルームの時間が迫っている。出来れば、早めに話を進めて欲しい、と風太は切に願った。

「二人はその……」

 芽衣は間を置き、風太たちに問いかけた。

「二人はよく、一緒に空港へ行きますよね?」

 ……な、なぜバレているんだ。

 風太は芽衣に指摘され、動揺せずにはいられない。

 しかし、空乃は動揺せずに、淡々とそうです、と応える。

 ……なんでそんなに冷静なんだ。

 空乃の冷静な表情を見ながら、風太はツッコミを入れた。

「お二人が良ければ、なんですけど、一緒に空港へ連れていってくれませんか」

 ……ええっ。

 風太は驚かずにはいられない。

 僕らは別に観光ツアーを実施しているわけでもないのだけれど。

 あれこれ芽衣に向かって文句を言いたくなったものの、風太は堪える。

「……ど、どうして。な、なぜ、君が?」

 心の中にある疑問をそのまま風太は芽衣にぶつける。

 ……というか、なんでこんな図々しいことをこの人は言うんだ。

 あのキザな里中といい、図々しすぎる。

 ――これじゃ、僕と空乃さんが築いた世界が壊れてしまう。

 風太ははらわたが煮えくりそうになる。いや、すでに煮えくり返っているのだ。シチューならば、とっくに焦げて食べるに値しないものになっている。

「実はそのお二人に協力してもらいたいことがあって……」

 ……協力? 次から次へと、この人は一体何なんだ。

 芽衣に向かって、風太は驚きを露わにする。

「協力してもらいたいこと?」

 僕には手に負えない。

 そう感じた風太はとりあえず、空乃に頼ることにした。

「お二人はよく空港へ行き、空港にある書店へ行きますよね?」

「はい、そうですよ。といっても、本を買ったりするわけではないのですが」

 空乃の説明をよく聞き、書店に対してよくよく考えると、失礼な行為をしているのだな、と風太は思ってしまう。何よりも、もっと本を読むべきだな、とつくづく風太は考えさせられる。

「本屋でその……」

 急に芽衣は頬が赤くなっていく。

 ……ど、どうしたんだ。急に女の子の顔になっている。いや、元からこの人は女だけど。

 どうでもいいことを風太は考え始める。

「行人さん……って人とお会いしませんでしたか?」

「はい、そうですけど」

 ……な、なぜこの人は行人さんの存在を知っているんだ。

 そもそも、何を探り、何を頼もうとしているのか。なぜ、僕らが空港へよく足を運んでいることを知っているんだ。

 様々な疑念を抱きながら、風太は芽衣の様子を伺う。

「行人さんがどうかしましたか?」

 着々と空乃は核心へと迫っていく。

 ……そうだ、この感じ。誰かのために、誰かの頼みごとをひたむきにこなす空乃さんを、僕は忘れてはいけないんだ。

 風太はふと原点回帰した気持ちになる。

 だが目の前にいる芽衣は、その原点を脅かそうとしていた。

「実はその……行人さんのことが好きなんです」

 ……ええ、マジか。そういうパターンか。

 女子高生からすれば、よくあるシチュエーションであるものの、相手が空港の書店で務めていることもあり、恋愛のスケールが大きい、と風太は思わされるのだった。

「そして、もう一つ。お二人に言わなければならないことがあるんです」

 空乃も風太も、首を傾げられずにはいられない。

「……私、お二人のことをずっと、追跡していたんです」

 口を開け、風太は驚きを隠せなかった。

「……つ、追跡していた?」

 気まずそうに、芽衣は頷いた。まるで自分の罪を自覚しているように。

「それで、追跡していく中で、行人さんと長い時間接するお二人を見るのでした」

 驚きのあまり、風太は顎が外れそうになる。

 一方、美奈子と友郎の視線に、風太は気づいていなかった。

「ちょっと待った」

 美奈子が声を上げ、風太に近づいていく。

 ……み、美奈子。なぜここにいる。

 同じ高校だから当然といえば、当然ではあるものの、風太は驚き、慄いてしまう。

「今の話、たまたま聞いちゃったわ」

 風太の胸の鼓動が高くなっていく。

 ……き、聞いていたのかよ。

 悪い予感が風太の頭の中に過っていく。これはまさしく高校生活の中でも最悪の絶頂に立たされている時なのだと、風太は思い知らされる。

「この後、私たちヒマなんだけど」

 強い口調で美奈子は主張する。

 要するに、私たちも行くから察して、と言いたいのだろう。

 風太はそう捉えた。

「……行くの?」

「もちろん」

 腕を組み、堂々した姿勢を美奈子は風太に見せつけた。

 ……厄介なことになりそうだな、本当に。

 風太は先が思いやられる、と心の中でぼそっとつぶやいた。

「ちょっと、ごめん」

 緊迫感に包まれる五人の中に、突然修夢が割りこむ。

「俺も一緒に行っていいかな?」

 ……なぜ、里中。お前までこの中に割りこもうとするんだ。ますます混乱するだろう。

 風太は修夢に白い目を向けたくなった。

「いいよー。人数多い方が楽しいし」

 ……それをお前が言うのか。

 美奈子にも風太は白い目を向けたくなった。

 廊下で視線が交差していく。

 ますます先が思いやられる、と風太は思わされるのだった。



 六人で歩く姿を赤の他人の目から見れば、どのようなものだろう。


 風太からしてみれば、さぞシュールなもののように思う。


 男女六人でつるみながら歩くシーンって、意外と見ない光景だ。男同士とか女同士なら、よく見かけるけど。


 そんなことはともかく、微妙な空気が流れたままだ。


 風太を含む六人は群青空港の中へ入っていく。


「あー、今日は空が綺麗」「どこか遊びに行きたいなあ」「空を飛びたいなあ」とひたすら美奈子がつぶやいているのだから、周りの人間はどうすることもできない。


 空杉海高校から群青空港へ向かうまで、風太は太陽の光に当たるのが初めて辛い、と風太は感じた。書棚に並ぶ書籍と同じで、日陰にいないと自分自身の寿命を削られるような気がしてならないのだ。そして六人の中で会話は少しあったものの、それがちゃんとした会話であるのかは言いにくいように、風太はやはり思う。


 上空を飛行機が堂々と渡り歩く。あの飛行機が飛び立つまでに、どれほどの人たちの努力と涙があるのだろう。


 風太は上空に向かって、疑問を唱えた。


「着いたね。本屋はどこなんだろう」


 何故だか、美奈子は腕を組み、先導していた。こないだ、美奈子はSNSに担任の変顔を誤ってアップしてしまい、担任に叱られたばかりである。そんな美奈子が先陣を切るなんて、この世界の秩序はぐらついているように感じる。そもそも、地球なんて、地球儀で見る限り、見えない軸で不安定に動いているだけのようなものだ、と風太は思う。


 六人は群青空港の書店の中へ入り始める。


 これほど書店のロゴの翼に情けをかけることになるとは、風太は思いもしなかった。


 書店の文庫コーナーには、恋愛小説が並べられていた。愛だの恋だのなんだの書名が風太たちの心をかき乱していく。


 風太は文庫本から目を逸らすも、美奈子は口元を緩ませ、その様子を見逃さない。


「へえー、こういうところで二人は仲良くやっていたのかあー」


「別にそういうわけじゃないよ」


 美奈子の発言を風太は否定する。


 書店に流れるゆったりとしたBGMは却って、風太の心の波を荒立たせる。


「否定すればするほど、怪しいんですけど」


「別にやましいことは何もない」


「ふーん」


 美奈子は風太に白い目を向ける。


「おい、お前ら本屋では静かにしろ」


 何やら忙しい足音が聞こえてくる。


 風太は後ろを振り返る。


 書店で勤務している行人が風太たちの前に姿を現した。


 相変わらず行人は客に向かって、心を許さない姿勢でいるようだった。


 美奈子はバツの悪そうな顔をしていた。


 それから事は大きく動くことになる。


「どうも初めまして」


 芽衣が頭を下げ、行人はどうも、と口にした。


 なんだろう、この微妙に胸がチクチクする感じは。まるで過去の自分たちを見せられているかのようだ。


 風太は都合の悪い現実に蓋をした。


「初対面でこんなことを言うのは、失礼かと思うのですが……」


 照れくさそうに、芽衣は行人に告げた。


「私、あなたのことが好きです」


 行人に接近し、芽衣は行人の手を強く握りしめた。


 一方の行人はポカンと口を開け、驚いているようだった。


 風太は周囲を見渡す。


 行人ばかりでなく、一同は芽衣の思い切った行動に驚きを隠せないようだった。


 僕の感覚は間違っていなかったんだ。


 風太は二人のやりとりを黙って見届けることにする。


「もし、よろしければなんですが、付き合う前提で、私とデートしてくれませんか」


「……積極的」


 ぼそっと美奈子がつぶやいた。頭の先から足の先まで、美奈子は今起きているこの光景に爪を立てるような素振りを見せていた。


 ……ずいぶんと積極的だな。同じ高校生とは思えない。


 風太はそう感じるのだった。


「え、まあいいけど」


 曖昧に行人は頷く。


 ……え、いいのかよ。


 思わず風太は行人にツッコミを入れそうになる。


 行人からOKをもらった芽衣は嬉しそうだった。


「ありがとうございますっ」


 空乃や修夢は途方に暮れ、美奈子と友郎はにやりと笑みを浮かべていた。


 こんなに事が上手く運ぶのならば、人生は苦労しないに違いないだろう、と風太は思うのだった。



 翌日の夕方、空港のファミレスに風太は行人から呼び出しを食らった。


 もちろん、剣道部の練習は休むことになった。美奈子はやけに張り切った様子で、先輩に事情を話してくれたようだった。


 悪い予感しかないものの、今の風太は美奈子に頼るしかなかった。


「どういうつもりなんだ、昨日のアレは」


「す、すみません。成り行きでああなってしまって」


「まあ、いいじゃない。なんか楽しそう」


 そこには仕事終わりの柴田もいた。


「良くねえ。第一、おまえ、彼氏とどうなったんだ?」


「私は順調だから、お気になさらず」


 上手く柴田ははぐらかした。


 以前に比べ、柴田は優しい表情をしていた。恋をする、と人は綺麗になる、という諸説を体現するかのように、自分のパーソナルカラーに合う化粧や身のこなし方を柴田はするようになっていたのだ。


 柴田の些細な変化を風太は口に出すわけでもなく、ただ見守ることしかできなかった。


 今の僕にはただ見守ることしかできない。それがただただ、歯がゆい。


 風太は煮え切れない気持ちでいっぱいで、ファミレスの窓に映る空港内の様子をただ見つめていた。見慣れるようで見慣れない空港の風景は、風太にとってやはり不思議で魅了し続ける存在だ。


「俺は本当にデートやらをしないといけないのか」


「お、お願いします。クラスメイトの淡い恋を応援したいんです」


 あんなに堂々とOKサインを出していた行人は、急にデートをすることに対し、億劫になっているようだった。


 風太は行人の心中を察しつつ、背中を押し出すような発言をし始める。


「……淡い、とか」


 行人は笑った。


「なんで笑っているんですか」


「笑っていない。改めて考えてみたんだけど、あの芽衣ってやつ、初心なように見せかけておいて、手慣れてそうで、いろんな男を引っかけているように見えたが」


「そ、そ、それは誤解だと思います。芽衣さんのことを誤解しているかと」


「どうだろうな。こういう俺の直感、ってやつは当たったりするもんだからな」


「男の直感、ってやつですか?」


「そんなところだな」


 行人はため息をつき、テーブルにもたれる。煙草が吸える年齢ならば今にも煙草を吸いそうな形相だ。


「なんだ?」


「なんか不機嫌そうで、今にも煙草を吸いそうな感じがしたので」


「ここ、禁煙だぞ?」


「禁煙じゃなかったら、吸うんですか?」


 吸わないけど、と行人はぶっきらぼうに応えた。


 だよな、と風太は自分の心の背中に向かって援護射撃をした。


 当てのない宇宙の中を浮遊しているようで、風太は口を閉ざす。宇宙飛行士が旅の途中で油断をしてしまう時って、きっとこういう時なんだろうな、と風太は思う。


「まあ、いいじゃない。女の子がデートしてくれるんだから、ありがたいと思いなさい」


 柴田が行人の背中をそっと押し出すように言う。以前は、コーヒーにガムシロップをたっぷりと柴田はかけていたらしいが、それすらも最近は止めてしまったのだ。


「とんだ、ありがた迷惑だよ」


 ため息をつき、行人はグラスの水を口に運んだ。


 グラスがテーブルに置かれる音が虚しく響く中、申し訳なさそうに、風太は何度も頭を下げる。


「でも、恋ってわからないものじゃないんですか?  出会わないだろうな、って人と出会ってみたり、好きにならないだろうなって人を好きになるとか」


 お、良いことを言う、と柴田は風太の言葉を援護する。


「なんだそれ、まるで風太が自分に対して、言っているみたいだな」


「僕の事は別に良いんですよ。今は、行人さんと芽衣さんの話をしているんです」


「そうそう。話の本筋からズレない」


 次に美奈子が僕の言葉に対し、エールを送る。


 行人は再び大きなため息をつく。


 覚悟が決まったということなのだろうか、と風太は思う。


「いつか、高い料理でも奢ってもらおうかな」


 行人は折れたようだった。


「ありがとうございますっ」


 ちょうど良いタイミングで、頼んだ料理が風太たちの前に運ばれた。

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