表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カレー雑学   作者: 蟷螂
1/5

カレーの定義とか

みんな大好きカレーライス。と言い切ってもいいくらい日本ではカレーが普及している。


誰しもが知っているバーモントカレーなどのおうちカレーに始まり、ココイチカレー、本場インドカレーから、異色のスパイスカレーなど。ラーメンに次ぐ国民食はカレーと言い切って良いと思う。


が、世界的にはカレーが国民食になっているのは珍しいのである。カレーが普及しているのはインドかその周辺国、そして日本くらいである。


いや、タイカレーとかあるじゃん、という指摘をいただくかもしれないが、あれはタイ料理でゲーンという別料理で、なんかカレーっぽいからタイカレーと言われているのである。他にも欧風カレーとかも、ヨーロッパにそんなカレーはなく、日本のホテルでヨーロッパをイメージしたカレーを作ったのが始まりである。


上記のようにカレーのことを調べていくとそもそもカレーとは何ぞや、と定義があやふやになってくるのである。



ワタシは6年前から様々なカレーを作っており、インドカレーから最近知られるようになってきた大阪スパイスカレー、スリランカ、ベンガル、タイなどのカレー(と称されるスパイス煮込み料理)を作ってきたが、作っているうちに日頃食べているカレー(ジャパニーズカレー)と各国にあるカレーはずいぶんと違うものだと感じるようになった。


そう、ジャパニーズカレーってかなり独自色のあるカレーなのである。



そもそも、である。カレーという言葉自体定義があいまいなのである。


そんなアホな、と思われるかもしれないが、元々インドにカレーという料理がないのである。もともとインドがイギリス統治下にあった時代にインドの様々なスパイスの煮込み料理をカリ(タミール語でスープの具)としてイギリス人が世界に広めたからである。

(現在はインドでも海外の観光客にわかりやすいように料理店でcurryと書いてるし、インド人にカレーといっても通じる)


そのためカレーとは、スパイス(主にカレー粉)を使った煮込み料理をカレーと定義することになり、そう定義するとずいぶんとカレーというものはあいまいな存在かつ、自由度の高い料理なのだと思う。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ