幸せ
幸せはどこかと
がむしゃらに、働いた毎日
いくらお金を稼いでも
いくら美味しいもの食べても
いくらブランドのものを身に付けても
幸せは訪れない
5時30分の朝に起きて
歯を磨き
髪を整え
朝ごはんを食べ
子供の寝顔を確認し
6時30分のバスに乗り
45分間の電車の中でうたた寝をし
徒歩10分の会社に着き
18時まで働き
18時42分の電車に揺られ
19時46分のバスに乗り
19時56分に家につき
三人の子供に
パパおかえりと言われる
たった
そんな
なんでもない平凡な毎日
足元に
ほんの小さな
幸せの花が咲いていた