俺と両親(俺)
あけましておめでとうございます。
今年も美月冴ははりっきって執筆に勤しんでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
投稿が遅れ、本当にすみませんでした。
シリクス・S〔シルヴァ〕・アマデウス。愛称はシーク。
それが第二の人生を歩む俺の名前となった。
(実際に外人みたいな名前付けられると、THE☆日本人だった俺としては、ものすごい違和感があるけど、あの両親の息子なら似合いそう…)
今回も性別が男であることにまず感謝しようと、プチ現実逃避する俺のぼやけた視界に、人影が写った。
転生後の俺の父は、大人の魅力満点の色っぽい美丈夫。父親というより、年の離れたお兄さんみたい…それが俺の第一印象だった。一瞬殺意が芽生えたぞ。
(父親はそういうのに敏感なのか、一瞬のことなのにすぐさま反応し、ふしぎそうに首を捻っていたが、マジあの時の目は半端なく怖かったぞ!!泣いてやるって大泣きしてやったら慌ててたし、母親に怒られてたから、少しスッキリした。ザマーミロ)
母は女神のように文句なく美しかった。マジでこの人から母乳もらってる記憶なければ、嫁さんにしたいくらいだ。親父羨ましすぎるぞコノヤロー!!
(俺本気で一目惚れを体験したのに、次の瞬間オムツ交換されるわ、授乳を受けるわで、一気に目が覚めたけどさ…夢見たかったんだぞ!!死んだ魚のように、いや悟りの境地で甘んじて受けたけど、俺の黒歴史。記憶に蓋しておこう。)
(俺だって、コノ両親の子なら将来は有望のはず!!母親よりいい女見つけて嫁にしてやる!!)
これが両親を見て思った俺の人生の野望だった。
(チクショウ!羞恥心で甘えられねー、こうなったら折角の人生だし、記憶もあるんだから天才児でも目指そうかな…。死亡フラグも解消できるし、自慢の息子を目指して、ゆくゆくは…)
そんな野望を胸に秘めているとは露知らず、両親の愛情を一身に受けすくすくと育った俺は、大層な名前に霞むことなく齢三つにして、将来どころか今も楽しみな天使の様な愛くるしい子供に成長した。
去年内に投稿予定が、遅れてしまいました。
年末年始はあいさつ回りや大掃除で急がしかったです。
新年早々にインフルエンザにかかりました。皆さんも体調管理に気を付けください。