本格的な町興し?開始です
日付…というか暦が分からなかったので、主神様に聞いてみた。
基本的には、私が元いた世界と同じだという。
1月~~12月で分けられ、1年を通して四季がある。
今は10月の末頃。
詳しい日付は、神様では分からなかったので、リロさんに教えてもらった。
10月28日~11月1日
数日の事を纏めて記します
転生して1ヶ月が経ちました
たったの1ヶ月で、町と言えるだけの範囲が整備されたと言えるでしょう
作物も、生活が安定するまでは私の作物成長促進魔法と作物栄養満点魔法…改めて言葉にするとなんか変ですね
まぁ、それを使って安定した生活が出来る量を生産
農作物の一部は家畜の餌に。エルフやドワーフが言うには、今まであげてきたどの餌よりも美味そうに食べてるらしいです
この土地を豊かにする下地はこれである程度整いました
次は外から人を呼び込む為に動き始めました
鉱山から取れる鉱石、質のいい作物、塩や胡椒等の香辛料、距離の限界はあるが生肉や生魚、燻製や干した物、ドワーフ制作の武具を持って1番近い街へと向かっていきました
往復1週間の距離だが、魔馬がいるためその半分で往復が可能
これもこの土地で育てられた魔馬だから可能なことらしいです
人を呼び込むと言いましたが、人が全く来ていない訳ではありません
エルフ、ドワーフ、他種族連合国、その他の亜人を差別しない国からの使者や各ギルド教会の関係者が訪れています
ギルドと教会の関係者は、この土地の暫定領主である善さんと話をし、ドワーフの主導で建築が本格的に始まっている
お偉いさんが来たということは、その護衛がいる
護衛である彼らは、普段相手にすることが出来ない龍種や精霊、妖精達と模擬戦を行い、その成果をエルフ達の狩場である森で発揮
龍脈が流れることで活性化していた魔物の発生を抑制してくれた
何人かの冒険者は、この仕事が終わればこの地に移住することを決めていたようです
ドワーフや善さんに移住の許可と新築の家をお願いしてましたから
使者やお偉いさんが帰るのと入れ替わるように商隊も帰還
近くの街で仕入れた食料や趣向品は、広場で売られ、本や情報誌等は複写され、食堂や宿屋、ギルドに教会と必要な場所へ配布された
また、他の商会の会頭が同行しており、他の土地の商品を売る店を構えたいと交渉
申し込みを受け入れると共に、商会の建設準備が始まった
人の出入りが増えるのはまだ先
既に多くの人が暮らしていますが
更に賑やかになるのはもう少し先
この先、この土地に住む人々の未来を想像するだけで心がワクワクするのです