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和紙の冒険  作者: 和紙
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ページ3

私は細い木の棒の杖を持たされながら歩いていく。

「あつーい」

「やーお困りかい?」

「あなたは?」


「僕はただの通行人さ」

「通行人?ごめんそれってなんだっけ?」

「これはこれは困ったお嬢ちゃんだ、私の洒落も効かないななんて困りもんだ」

「えっと?」

「私はシルフィードというよ」

「シルフィードさん?」

「そうさ、ほんとは名のるのは趣味じゃないんだがね」

「そのとっても暑くて、困ってるの」

「話を聞かない子だ、まーいいんだがね」

水を渡された。

「ありがとう、とってもおいしい」

「あはは実は僕もこれが最後の水だったんだよ」

「え?嘘!ごめんなさい私」

「なになにあやまらなくてもいいよ、君の持っているそれでなんとかなるかもしれない」

「それって?」

「その持ってる杖のことさ」

「あーこれかーでも私使い方知らないの」

「それは困ったねーでも大丈夫さ」

「え?」

「いいかい水よでてこいっておまじないをかけるんだ」

「おまじない?」

「そうだね簡単に言えば、思う気持ちさ」

「わかったやってみる」

水よー水よーでてこーい

「おおいい感じだ、オーラがでているよ」

水よー水よーでてきてくださーい

「よしおっけいだもう大丈夫だと思う、杖を振ってごらん」

「はい!えいえいえい!」

すると水たまりがあたり一面にできた

「すごいじゃないか、やはりやればできる子だったか」

「私はそんなんじゃないです、ただ教えてくれてありがとう」

「いやいや大したことじゃない、互いに助かってよかった」

「それじゃ僕はここら辺でいくよ」

「ええさようなら、またいつか会えるといいですね」

「ああ、私もそうおもうよ」

私はまた遺跡の中へとどんどん入ってい行く

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