第四章 プロローグ
あの大事な人たちを、4人が持ってかれてしまったの戦いからから約一週間がたとうとしていた
僕たちは、ベルさんとウルルさんと灰姫ちゃん、それにロキさんとヘイさんを見送るため
船着き場まで来ていた
ベルさんたちは、今日から魔王ブラド・エルドを倒すために国連軍の指揮下に入り
新たな戦いが始まろうとしていたのだった
そして、ベルさんの話では
攫われた紫姫とメロンちゃんも、その魔王ブラドの元にいるはずだと言っていた
ベルさんは、むしろ探す手間が省けたし魔王もぶっ倒せるしちょうどいいと苦笑していた
「それじゃあ、ベルさん・・・二人を助けるのお願いします」
「ああ、紫姫とメロンちゃんは俺たちが必ず助ける」
「僕たちの方も、棘ちゃんとグレーテルさんを取り戻します絶対」
ベルさんは、来ていた羽ツバメの子達に近づく
その子達、一人ひとりの目と見て向き合い
一時の別れの言葉を言う
「じゃあ、しばらく会えなくなるけどみんな・・・」
「必ず帰ってくる」
ベルさんはそう強き意思を持って言った
それはつまり、死ぬつもりなど微塵もないということだ
「狛犬君・・・そして66小隊、あなたたちと居た時間は短かったけど楽しかったよ」
灰姫ちゃんは少し寂しそうに言う
ベルたちは、せっかく普通の女の子になれたのにいいの?と問うが
灰姫ちゃんは「メロンちゃんとお姉ちゃんを取り返すこれは自分がやらなくちゃいけないことだから」と返した
船の汽笛が鳴る
その音と共に、5人は船に乗り込む
朝焼け共に、船は出港した
僕達も棘ちゃんとグレーテルさんを取り戻すための新たな戦いが始まる




