表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/44

真香


真香

9月5日 誕生日

A型

11歳

しっかり者の小学5年生

ダメなお兄ちゃんのようにはならないように日々勉強に励んでる

好きな科目は算数


好きなことは家事

虫が苦手

「起きてよ、お兄ちゃん、ねえってばー」


起こそうと必死に僕の体を揺らす。その度に頭についた2つの髪が揺れる。


「もぅー、何で起きてくれないの」


少し潤んだ声になる。


「先に学校行っちゃうよ」


そう言いながら、体を揺らす。


「おにぃちゃん」


「ゔうーん」


寝ぼけながら妹の真香に体を揺すられ、起きようとする。



しかし体がそれを許さない。


猛烈な、もっと寝たいという欲が駆け巡る。


「もう一回、寝たら起こさないからね」


しかし真香の一言でその欲を踏みとどまる。


ねてしまう前に僕はさっさと起きて食卓につく。


「頂きます!」


真香は僕のことを待っていてくれたのか真香も同じタイミングで食べ始める。


テレビから今日のニュースが流れていた。


それをぼんやり見ながら食べ進める。



「ところで、お兄ちゃん、昨日も夜遅くまで起きてたでしょ」


「ま、まぁな」


昨日、本が面白く気づいたら1時を回ってしまっていた。


「もう、ちゃんと、寝てね、いつも朝起こすの大変なんだから」


「ごめんなさい」


申し訳なく思い、素直に真香に謝る。


「ちょっ、そんな謝らないでよ、私が悪いみたいじゃん!」


真香がツインテールの髪を大きく揺らす。


そして真香は朝食を早くかきこんだ。


「ごちそうさま」


少し強めな口調で言い立ち上がる。


「お兄ちゃんも早く食べ終えちゃって、学校遅刻するよ」


立ち上がった真香はそのまま、自分の部屋に支度をしに行った。


僕もすぐに朝食を食べて支度をする。そして10分後玄関に出てきて真香の小学校の登校集合場所に向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ