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所謂ギルドに置いてあるよくある図鑑  作者: クルツーア・キュルビス
魔物の章
7/7

ゴブリン(ごぶりん)

ローチゴブリン倒してたら遅れました。

生息地域 森や廃屋、ダンジョンなど


中級冒険者最初の壁。たかがゴブリンと侮るべからず。初めて武器を使う魔物でパーティーを組んで前衛と後衛に別れていることが多い。魔法ゴブリンや将軍ゴブリンなどがいると連携をとってくる。神官や僧侶は魔物には存在しない。小さな魔力溜まりからでもかなりの数が湧く。オーガなどもゴブリンの一種。動物の小鬼とよく間違われるが街に住んでない限り野良小鬼とゴブリンの差はなく、野良小鬼のほうが人族拐いをするため魔物より厄介。


攻撃は武器による。注意すべきは杖か薬品を持っているゴブリンがいるかどうか。杖か薬品を持っているゴブリンは司令塔になるので後衛を集中して狙うこともある。武器を使うので騎士団や自警団の対人練習に使われていたりする。稀にマジックアイテムをもっていることがある。討伐証明部位は角。


有用なゴブリン


オーガ


ゴブリンとは思われないがれっきとしたゴブリン。普通のゴブリンより全体的に強いが知能が下がっているため杖持ちのゴブリンにいいように使われていたりするのをたまにみる。討伐証明部位は角。生息地域は洞窟や廃屋。


軍師ゴブリン


街や国を襲う規模のゴブリンの群れには必ずいる。洞窟などの他のゴブリンがいても規模が大きくないと見かけない。逆に言えば規模が大きければ必ずいる。こいつ自身は戦闘力はないが的確な指示を出し、有象無象ではない騎士団と互角に戦うほど。倒した後に残す装備は軍師垂涎の品。討伐証明部位は角。


忍者ゴブリン


ほとんど単独で行動し、黒装束をまとっているゴブリン。必ず主がおり、基本的に主は王ゴブリンのため見つけたら報告は必須。攻撃は暗器や特殊な魔法を使ってくる。すばやく体力は少ないが攻撃は見えづらく、魔法も使ってくるので熟練の中級冒険者でも手こずる。討伐証明部位は角。残す装備は東方の島国でしかてに入らない貴重な物である。


注意すべきゴブリン


ローチゴブリン


黒くテカテカした名前を言ってはいけないアレに似た肌を持つゴブリン。アレと同じくその見た目に反してカサカサと音を立て、すばやく動き、背中の羽でとぶ姿は嫌悪感がマッハ。1匹見たら1万、2匹いたら10万はいると思え。攻撃は噛みつきのみ。数の暴力を体現していて襲われた街は数知れず、英雄が倒されたという記述もある。討伐証明部位は触角。見た目に反して全身が優秀な素材だが使う冒険者は少ない。



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