第3話 最弱のモンスターと、最初の食事
こんにちわんこっ
しばらくは毎日投稿していきますよん。
毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!
予定はあくまで予定なので。。。。。
ぬるり、と何かが動いた。
蓬は立ち止まり、目を凝らす。
薄暗いホールの奥、壁際に――それはいた。
半透明の身体。ぷるぷると震えるような質感。中心には赤黒い核のようなものが浮かんでいる。
人間ほどの大きさもなく、音も立てない。ただ、静かにそこに存在しているだけ。
「……スライム?」
教科書の中だけに出てくるようなモンスターの名前を、蓬はぽつりと呟いた。
だがその姿は、想像していたよりもずっと“生々しい”。
粘液の匂いが鼻をくすぐる。普通なら不快に感じるはずなのに、蓬の喉が小さく鳴った。
――食べられるかもしれない。
そう思った瞬間、蓬の中にあったわずかな恐怖心が、どこかへ消えた。
スライムはゆっくりと近づいてくる。攻撃的というより、ただ“そこにいる”という存在感。
「やるしか、ないか」
蓬は小さく息を吐き、足を構えた。
そして――勢いよく、蹴った。
ぐしゃっという音がした。
だがスライムは崩れない。
形が一時的に潰れただけで、すぐに元の形に戻る。
「……しぶとい」
何度も蹴る。十回、二十回、三十回。
そのたびにスライムは震え、粘液を撒き散らす。普通の人間なら、毒にやられて倒れていたかもしれない。
でも蓬の肌はぴんと張ったまま。
匂いも、液体も、彼女にとっては“問題”ではなかった。
やがて、スライムの動きが鈍くなっていく。
コアがひび割れ、粘液の量が減っていく。
最後にもう一度、思い切り蹴りつけた。
びしゃ、と何かが弾ける音がした。
スライムの身体が崩れ、ゼリー状の残骸が床に広がった。
蓬はその前にしゃがみ込み、手を合わせる。
「……いただきます」
それは、彼女にとってただの儀式じゃない。
生きるための、唯一の誇りだった。
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あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!
こまっちゃうんだからー
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次の話も見ちゃってくだせいっ!




