表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『生きてるだけでお腹が減るから、いただきます』 ──異常と孤独と、生存の話。  作者: koni


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/35

第33話 もっと食べたい――それって、変かな?

こんにちわんこっ

しばらくは毎日投稿していきますよん。

毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!

予定はあくまで予定なので。。。。。

倒したモンスターを見下ろす。


 スライムとは違う。

 小さな羽虫のようなモンスター。動きは素早く、捕らえるのに苦労したが、蓬の手には、たしかに今――勝利の証があった。


 「……たぶん、食べられる」


 疑いはなかった。


 むしろ、倒した瞬間から、胃の奥が“ぐう”と鳴っていた。

 空腹とは違う、もっと本能的な渇き。


 (また……この感じ)


 それは、あのときスライムを食べたあとに感じたものと似ていた。

 ただお腹がすいているわけじゃない。もっとこう、“得たい”というか、“欲しい”というか。


 「……まさか、癖になってる?」


 つぶやいて、首を振った。


 でももう、やめられなかった。


 あのとき、明らかにステータスが上がった。

 ただのレベルアップ以上の変化を、蓬は感じ取っていた。


 「“食べれば強くなれる”――そういうこと、だよね」


 モンスターの死骸は、一般人には有毒。

 それは今もネットやギルドで散々注意喚起されている。


 でも蓬は知っている。

 自分は毒で苦しまない。苦しむどころか、“美味しい”とさえ感じてしまう。


 (きっと、他の人とは違う。……私、どこかおかしいのかも)


 そんな疑念を抱きつつも、目の前の獲物から視線を外せなかった。

 喉が鳴る。手が伸びる。


 「……いただきます」


 一口目。

 生臭さが鼻をついたけれど、数秒で慣れた。


 舌が味を覚え、身体が求める。


 (おかしい。おかしいけど――もっと食べたい)


 モンスターを貪ることに、抵抗はもうなかった。


 その夜、蓬は静かに笑っていた。


 “人間の食事”から外れていく違和感と、

 その裏側で膨らんでいく“本能”の悦び。


 どちらが本当の自分か、もう分からなかった。

みなさまさまの応援が励みになるはず(たぶん)ですのでぜひともおひまなそこのあなたは評価してやってください!

あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!

こまっちゃうんだからー

ん?ちゃんと評価しようとしてくれてたよね?(圧)

広告の下↓にある【☆☆☆☆☆】をタップして、

【★★★★★】にするんだヨ☆

仕方ないから【★★★★☆】まで可((笑))


次の話も見ちゃってくだせいっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ