第30話 ホールの残骸に、武器が眠っていた
こんにちわんこっ
しばらくは毎日投稿していきますよん。
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予定はあくまで予定なので。。。。。
モンスターを倒し終えた蓬は、ひとまずその場に座り込んだ。
息を整えながら、手元の“金属片”を見下ろす。
「……これ、なんだったんだろう」
ただのガラクタに見えた。だが、包丁よりも遥かに手応えがあった。
斬れ味ではなく、何か“刺さった”感覚。モンスターに有効だったという確かな実感。
蓬は、おそるおそるアプリを開く。
アイテム情報のタブを開いて、そこに表示されていた文字列に、目を見張った。
【名称】“黒鋼片”(こくこうへん)
【ランク】C
【種別】ホール産・希少武器素材(破片)
【効果】物理耐性を低下させる波動を断続的に発する。刃物としての精度は低いが、生物の外殻や魔力障壁に一定の貫通効果を持つ。
【備考】武器鍛造用の素材。未加工の状態では使いづらいが、直接刺突武器としても応用可能。
「……なにこれ、武器だったの……?」
包丁とは違う、“通る”感触の正体はこれだった。
つまり――
「ホールで拾ったものって、ふつうの道具と違う……?」
今までは何の疑問も持たず、包丁を握っていた。
でも、それは“普通の道具”だったから。
ホールの中にあるのは、普通じゃない“何か”。
モンスターと同じように、そこに落ちているものも“外”の法則とは違っている。
「このアプリ……すごいな……」
ただし、アイテムのランクがBまでしか確認できない仕様らしい。詳細は途中で途切れている。
「もっと強いものが出ても、私には読めないってこと……?」
蓬は少し肩を落としつつも、黒鋼片を見つめ直した。
「でも……使えるなら、十分だよ」
包丁では倒せなかったかもしれない敵。
それを打ち破ったのは、“拾っただけ”の金属片。
この先も、ホールで生きていくためには――
蓬は静かに、黒鋼片を腰のジャージに差し込んだ。
「……ちょっと、カッコよくなったかも」
そのつぶやきには、ほんのわずかに笑みが混じっていた。
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あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!
こまっちゃうんだからー
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