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『生きてるだけでお腹が減るから、いただきます』 ──異常と孤独と、生存の話。  作者: koni


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第30話 ホールの残骸に、武器が眠っていた

こんにちわんこっ

しばらくは毎日投稿していきますよん。

毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!

予定はあくまで予定なので。。。。。

モンスターを倒し終えた蓬は、ひとまずその場に座り込んだ。

 息を整えながら、手元の“金属片”を見下ろす。


 「……これ、なんだったんだろう」


 ただのガラクタに見えた。だが、包丁よりも遥かに手応えがあった。

 斬れ味ではなく、何か“刺さった”感覚。モンスターに有効だったという確かな実感。


 蓬は、おそるおそるアプリを開く。

 アイテム情報のタブを開いて、そこに表示されていた文字列に、目を見張った。


【名称】“黒鋼片”(こくこうへん)

【ランク】C

【種別】ホール産・希少武器素材(破片)

【効果】物理耐性を低下させる波動を断続的に発する。刃物としての精度は低いが、生物の外殻や魔力障壁に一定の貫通効果を持つ。

【備考】武器鍛造用の素材。未加工の状態では使いづらいが、直接刺突武器としても応用可能。


 「……なにこれ、武器だったの……?」


 包丁とは違う、“通る”感触の正体はこれだった。

 つまり――


 「ホールで拾ったものって、ふつうの道具と違う……?」


 今までは何の疑問も持たず、包丁を握っていた。

 でも、それは“普通の道具”だったから。


 ホールの中にあるのは、普通じゃない“何か”。


 モンスターと同じように、そこに落ちているものも“外”の法則とは違っている。


 「このアプリ……すごいな……」


 ただし、アイテムのランクがBまでしか確認できない仕様らしい。詳細は途中で途切れている。


 「もっと強いものが出ても、私には読めないってこと……?」


 蓬は少し肩を落としつつも、黒鋼片を見つめ直した。


 「でも……使えるなら、十分だよ」


 包丁では倒せなかったかもしれない敵。

 それを打ち破ったのは、“拾っただけ”の金属片。


 この先も、ホールで生きていくためには――


 蓬は静かに、黒鋼片を腰のジャージに差し込んだ。


 「……ちょっと、カッコよくなったかも」


 そのつぶやきには、ほんのわずかに笑みが混じっていた。

みなさまさまの応援が励みになるはず(たぶん)ですのでぜひともおひまなそこのあなたは評価してやってください!

あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!

こまっちゃうんだからー

ん?ちゃんと評価しようとしてくれてたよね?(圧)

広告の下↓にある【☆☆☆☆☆】をタップして、

【★★★★★】にするんだヨ☆

仕方ないから【★★★★☆】まで可((笑))


次の話も見ちゃってくだせいっ!

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