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『生きてるだけでお腹が減るから、いただきます』 ──異常と孤独と、生存の話。  作者: koni


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第27話 その“少女”は、にっこりと笑った

こんにちわんこっ

しばらくは毎日投稿していきますよん。

毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!

予定はあくまで予定なので。。。。。

その笑顔は、どこか壊れていた。


 にっこり。

 表情だけを切り取れば、無垢で、可愛らしい笑顔だった。


 でも――そこに“感情”がなかった。


 「お姉ちゃん、早く、逃げないと」


 声は優しく、でも機械のように一定だった。

 まるで、“そうプログラムされている”かのように。


 蓬は包丁を構えたまま、動けなかった。


 「……君、誰?」


 少女は答えなかった。

 ただ、もう一歩、近づく。


 ライトの光に照らされて、顔がはっきり見えた。

 肌は白すぎて血の気がなく、瞳はガラス玉のようだった。


 生きている人間の“それ”じゃない。


 「ここはね、開けちゃいけないホールだったんだよ」


 少女が言う。


 「でも、開いちゃったから、みんな困ってる。だから、お姉ちゃんも、すぐに――」


 その言葉の途中で、蓬はようやく口を開いた。


 「……“すぐに”、何?」


 少女は一瞬だけ言葉を止めた。

 その目が、蓬の手元にある包丁に向けられる。


 「それじゃ、守れないよ?」


 囁くような声に、背筋が凍る。


 だが次の瞬間、少女はすっと、身を翻した。


 音もなく、影の中へと溶けるように消えていく。


 蓬は動けなかった。


 理解が追いつかなかった。


 「……幻覚?」


 そう思いたかった。

 だが、地面を見ると、小さな足跡がはっきりと残っていた。


 現実だった。


 そして――


 「“守れない”って……何を?」


 蓬はゆっくりと包丁を見つめた。

 握る手に、わずかに汗が滲んでいた。


 この先に何があるのか。

 あの少女は何者だったのか。


 そして――“誰を守る”というのか。


 その疑問を抱えたまま、蓬は再び奥へと歩を進めた。

みなさまさまの応援が励みになるはず(たぶん)ですのでぜひともおひまなそこのあなたは評価してやってください!

あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!

こまっちゃうんだからー

ん?ちゃんと評価しようとしてくれてたよね?(圧)

広告の下↓にある【☆☆☆☆☆】をタップして、

【★★★★★】にするんだヨ☆

仕方ないから【★★★★☆】まで可((笑))


次の話も見ちゃってくだせいっ!

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