第24話 誰かが、ここを通った痕跡
こんにちわんこっ
しばらくは毎日投稿していきますよん。
毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!
とか言ってたのに予約漏れで更新できず。。。。
お詫びの3話投稿!!!!
ホールの空気が、徐々に変わっていく。
深く、冷たく、どこか湿っている。
音の反響も少なくなり、足音さえもすぐに吸い込まれてしまう。
「ここ、昨日は来なかった場所だ」
蓬は慎重に歩を進める。
スライムの痕跡もない。
代わりに、足跡のようなものが床にうっすらと残っていた。
「誰か……通った?」
その形は人間のものに近いが、完全には一致しない。
まるで、靴を履いた“何か”が泥を引きずって歩いたような跡。
「攻略者……? でも、このホール、放置されてるんじゃ……」
疑問が浮かぶが、答えはない。
ただ、明らかに“自分以外”の痕跡があるという事実だけが残る。
その時だった。
風が通らないはずのホールの中で、蓬の頬を冷たい空気が撫でた。
ぞくりと、背筋が震える。
「……誰か、いる?」
声は出さなかったが、自然とそう思っていた。
目を凝らしても、誰の姿も見えない。
だが、感覚は告げている。
――“気配”がある、と。
その気配は、じわじわと近づいてくるわけでも、急に迫ってくるわけでもない。
ただ、そこに“存在している”のだと、蓬の本能が訴えていた。
「……食べ物、じゃないよね」
思わず出た言葉に、自分でも苦笑する。
こんな状況でも“食べるかどうか”が基準になってしまっている自分が、少し怖い。
包丁を構え直し、進むか、戻るかを迷う。
けれど――そのとき。
壁の陰に、小さな“光”を見つけた。
それは、魔石だった。
割れた状態で、すでに使い物にはならない。
誰かが戦い、そして倒したモンスターの残骸だ。
「……やっぱり、誰かいたんだ」
蓬はゆっくりとその場にしゃがみ込み、魔石の欠片を拾った。
指先に、ほんのわずかに温度が残っていた。
ここは、自分だけの場所じゃない。
そう気づいたとき、蓬の中に別の感情が芽生える。
――怖さ、でもなく、警戒心でもなく。
ほんの少しの、“安心”。
この場所に、“誰か”がいる。
それだけで、ほんのわずかに、孤独が和らいだ気がした。
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あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!
こまっちゃうんだからー
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