第17話 空腹じゃない、それだけで生きていける気がした
こんにちわんこっ
しばらくは毎日投稿していきますよん。
毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!
予定はあくまで予定なので。。。。。
蓬は壁にもたれ、息を整えていた。
鼓動が速い。汗が背中をつたう。
あのムカデのようなモンスターを退けただけで、足が震えていた。
戦ってはいない。逃げただけ。
でも、それでよかったと思っていた。
「……無理は、しないって決めたし」
誰にも聞かれていないのに、そう呟いてみる。
ホールの空気は、まだどこか重い。
気配が消えたわけじゃない。奥には、もっと強い“何か”がいる。
(今のわたしじゃ、無理)
正直にそう思えた。
いくら感覚が鋭くなっても、まだ蓬は“慣れていない”。
情報が多すぎる。集中しきれない。
それに、まだ自分の“強さ”をうまく扱えない。
だから――
「今日は、帰ろう」
腹は満たされている。
スライムを三体、食べた。もう動く理由はない。
蓬は足を引きずりながら、来た道を戻る。
モンスターの気配はあるが、襲ってくるものはいなかった。
気配を避けることも、なんとなくできるようになっていた。
「生きて帰る」
それが今の蓬にとって、一番の目的だった。
ホールの出口が見えたとき、少しだけ息が楽になった。
地上の光が、やけに眩しい。
顔をしかめながら、外へと踏み出す。
空は灰色。空気は湿っていた。
でも、久しぶりに“生きて帰ってきた”気がした。
「……おなか、いっぱいだし」
そう言って、蓬は小さく笑った。
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あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!
こまっちゃうんだからー
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