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『生きてるだけでお腹が減るから、いただきます』 ──異常と孤独と、生存の話。  作者: koni


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第13話 見えない何かが、見えてしまう

こんにちわんこっ

しばらくは毎日投稿していきますよん。

毎日17時と21時とあと0時の三話投稿予定でいきまっす!!

予定はあくまで予定なので。。。。。

蓬は歩きながら、ずっと背中を気にしていた。


 ムズムズする。熱っぽい。でも、痛くはない。


 ただ――気持ち悪い。


 それでも前に進めるくらいには“慣れた”自分が、どこか怖かった。


 ホールの奥へ進むほど、空気は澱んでいた。


 湿度は上がり、苔が増え、地面のぬかるみも深くなる。

 視界は悪くない。光がないのに、輪郭がはっきり見える。


 (前より、よく見える気がする)


 そんな蓬の前に、また一匹のスライムが現れた。


 今までよりも大きい。体色も、少し濁っている。


 腐敗が始まっているのか、毒素を蓄えているのか。


 普通なら警戒すべき相手。


 でも蓬は、直感で分かった。


 「……いける」


 気配が読める。動きが分かる。


 攻撃のタイミングを、“見なくても分かる”ような感覚。


 (……あ、これ)


 スライムが粘液を飛ばしてくるより早く、蓬は頭を下げて避けていた。


 身体が勝手に反応していた。


 次の一撃も、相手が跳ねる前にステップで回避。


 スキル、かもしれない。

 でも、それを意識的に使っている感覚はなかった。


 「勝手に、動く……」


 手が滑るように動いて、スライムの中心核を蹴り抜いた。


 破裂。ねばついた粘液が飛び散る。


 終わった。


 蓬は、肩で息をしながら、スライムの残骸を見下ろす。


 「……なんで分かったんだろう」


 読めた。見えた。気配が見えるような、線が頭に浮かぶような――


 言葉にできない。理解もできない。


 けれど、事実として“できてしまった”。


 「わたし、何かスキル使ってる?」


 誰に問うでもなく、ぽつりと呟く。


 


 どちらにせよ、それは“見えない何か”が働いている。


 蓬は再び、手を合わせた。


 「……いただきます」


 口に運んだ粘液の味は、前よりもはっきりと“甘い”と感じられた。


 味覚すら、変わってきているのかもしれない。

みなさまさまの応援が励みになるはず(たぶん)ですのでぜひともおひまなそこのあなたは評価してやってください!

あっちょっと素通り厳禁なんですよっ!!

こまっちゃうんだからー

ん?ちゃんと評価しようとしてくれてたよね?(圧)

広告の下↓にある【☆☆☆☆☆】をタップして、

【★★★★★】にするんだヨ☆

仕方ないから【★★★★☆】まで可((笑))


次の話も見ちゃってくだせいっ!

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