悪影響
前回に[私を除いて一人]と書いていますが、[合計二人まで]です。
ミスってます、
私は事実を述べた。
「ごめんなさい、この部屋には二人までしか入れないのです。そちらの扉を開けていただければ姿だけは可能ですよ、こちらからは開けないので貴方に任せます。」
彼は面倒だからいいや、と扉をほったらかして話に戻った。
「で、噂を払拭したら魔法を受け取るか、だって?断らせてもらう。ケーキ美味しかったよ。じゃあさよなら。」
そしてヤンチャ?な方は帰った。一方で、会長は言った。
「ごめんね、胡琴も悪気はないんだ。ただ人に頼るのが苦手な人見知りなだけなんです。」
「あなたは魔法を受け取ってくれないのですか?」
「本当に魔法の印象は今とても悪いんだよ。特にあなたは気にしておいた方がいいですよ。」
そんな短い会話を終え、舵来会長は深々と礼をしてこの店を去った。
私にはものすごい虚無感が残った。魔法は渡せず役にも立てず。いったいこれでいいのだろうか。それに魔法の悪印象の原因は私に或る。そのため何の文句も言えない。ゆえにとても悔しい。私にできることはないのだろうか。そう言えど魔法を使えば何だってできる、それで記憶をいじれば…。なんてことをする勇気は私にない。
階段を一人、一段一段大きく音をたてて歩いてくる。
あれは…校長か。今年新しく入ってきたそうだ。そして、この魔法に頭を抱えている一人だ。
彼に声をかけるのは無理だ。少なくとも今の私には無理なだけだ、そう言い聞かせた。
翌日。
私を呼ぶ声が聞こえる。
「魔法をください!姉の病を治したいのです。お願いです!」
くっ…生憎私の店は移動できない。とても心惜しい。一応その子を見ておこう。この階段まで来てくれれれば…。
一人がその叫んでいる子に近づいた。あの子は足を速くする魔法をあげた子だ。友達だったのか。
あ。そういえば宣伝を頼んでいるんだ。教えてあげてくれ。
「見ろ!これが俺の貰った足の速くなる魔法や!どうだ、うらやましいだろ?」
「それ、どこでもらえるの?ねぇ、教えて!」
「むりー!教えてほしかったら土下座しろよ、土下座!」
ちっ、あのクソガキ!!あぁぁぁぁ…本当に土下座しちゃってる…。あとで魔法を消してやろうか?
あ、それでもちゃんと場所を教えてくれているな。そこだけは評価してあげよう。
読んでいただきありがとうございます!!
文字数3千字とかは普通にあるんですね。1000字周辺だと思っていました。
しかし書けないので今まで通りにいきます。




