めんを待つ
正直少し引いた。相手は武器を所持していたうえに犯罪に特化していたはずなのに、生徒8人だけで制圧しきっていたからだ。私の応援は無駄足となり、店も閉じてしまった。
幸い今日に来ていた生徒は3人、教師0人。その内一人はすでに案内を終わっていたため被害は少なかった。
私は急いで店に戻り、他の二人がいるかを見た。しかしその二人はすぐに解散してしまったため、早くも完全なる暇ができた。
私は店の奥で即席麺にお湯を入れてからソファに寝転ぶ。
40秒経過。
1分経過。
1分20秒経過。
1分30秒経過。。。。。。
長い!!!いっそこのまま食べられたらいいのに。
そんなことを思っているうちにコツコツとヒールを履いているかのような音が店の前で鳴らされ、その音は近づいて聞こえる。ピタリと音はやんだ。その音はフェードアウトしていった感じではなく、店がある場所の前で立ち止まった気がする。
しかし外に出ようにも3分待たないといけない麺を作っている最中だから難しい。
どっちを採るか悩ましい。
ㇵっと私はタイマーをかけていたことを思い出した。私はタイマーが鳴ったら戻ろうと心で決め、店の対応に出た。
「魔法売りをしている掛須です。何かご用件がございますでしょうか?」
目の前に立っているのは正装をした校長だった。私はすぐに扉を閉じた。
(捕まるのか?)
そう考えて心臓の鼓動が止まらない。外からの声が聞こえる。
「カシドリさん、いや掛須さん。今日は感謝状の会の日程をお渡ししたく参りました。ここの紙にある通りですので、どうぞお越しください。それでは…」
その音は消え、コツコツという音が12回ほど響く。恐る恐る店の外を見れば紙が一枚落ちているだけで人影はなくなっていた。紙には[明後日の9:20に校庭の朝礼台までお越しください。]と書かれていた。
紙を持ち、店の中に引き返した私は机の上の麺の容器を見て思い出した。
(タイマーは鳴ったっけ…?)
タイマーの数字を見る。00:00…?
読んでいただきありがとうございます!
サボらずに書けました。やったね
ちゃんと終われそうなので安堵でござんるす☆




