Vain
椅子に座った菊富の向かいに私も座り、指を鳴らす。奥からはケーキ二つが皿に乗って飛んで出てくる。
当たり前のことではあるが、その子はケーキを目で追っている。久しぶりの事象に私は、くるくるとケーキを宙で回転させてパフォーマンスを試した。その結果、想定よりも好反応で少し暗かった顔が見る影もないほどに明るくなっていて、大きな拍手を響かせている。
私は切り替えるために咳払いをしてから話し始めた。
「菊富八筋さん、早速ですがあなたの望む魔法を教えてください。」
「無敵になりたいです。」
私は何も言わず何も聞かずして魔法を渡し、使い方を教えた。
菊富は笑いながら先ほどのケーキを食べ、店を出て行った。その後のことは正直興味がないため後任せとなった。
その後、この日に店に来た人数は大きく減った。4人だ。たったそれだけだった。
望む魔法はワープ、ワープ、ワープ、ワープと同じだった。その光景はまるで攻略本を読んで最高効率を求めているかのようだった。そこに面白みも話の楽しさもなかったため、人数が少ないのに時間時はいつもと同じに感じた。
4人の対応が終わった私は丹林を待つ。
時刻17:00。何も起こらず誰も居ず。まだ店の明かりは消さず、わざとらしく待つ。
18:00。何も起こらない、この1時間、通ったのは生徒一人だけ。その生徒はこちらに気付かず走り去った。
18:30。何も起こらず。誰も通らない。
18:45。何も起こらない。誰も来ない。
18:47。もう来ない、もう帰っただろう。今日は来なかったな。私は少し悲しくなりながら店の明かりを消した。
時間にはそぐわず、ピーヒョロと鷹が鳴いている。
読んでいただきありがとうございます。。。。!!!!
頭が回りません!!なんで…
やBBBBとなりながら書きましたので、すごく薄いです。いつにもまして!




