薄謝罪
外へ出た校長は、話しかけてきた丹林を無視してどこかへ行ってしまった。
困っている丹林を私は店に入るよう促した。そして店に戻った私は彼の席に昨日約束をした豪華なケーキを置き、椅子に座って彼を待った。しかし待てども来なかった。待った時間は2分と短かったが、彼が椅子に座っていてるには十分すぎるほどの時間だった。店の前では丹林は後ろを向いて立ち尽くしているのが見える。話をしなければ、昨日のことを言わなければ、その一心で私は無理やり階段下に連れ込んだ。
「なにすんねん!」
丹林は怒鳴った。それに対して私はひたすらに頭を下げる。
「謝らないでくれ、俺がひどく言いすぎた。」
丹林も頭を下げた。私も言おう、そう思って話す。
「昨日は対応できなくてごめんなさい!」
「昨日?昨日は、行っていないぞ。ちょうど追試が入っていたうえに[早く帰れ]と母さんに言われていたからな。」
私はまた頭をひねった。けれども、昨日がなんだったのか全くわからない。私は甘さを欲して自身のケーキにフォークを持って手を伸ばす。その結果、カンッという金属音が鳴り響いた。
私が皿の上を見ると少しのクリームだけが乗っかっている。今度は前を見る。前方の男の口元には渡したものとは違う、チョコレートクリームがついていた。私が彼をにらむと、彼は話の流れを強制的に変えた。
「そういや、うちのクラスの菊富が魔法を欲していたから教えておいた。もし来たら優し眼に対応してやってくれないか?」
私は「どうして?」と尋ねる。
「いじめだよ。いじめ。その被害者なんだよ。」
私は言葉に詰まった。部外者である私が関わっていい話ではない。そのうえこの問題を魔法で解決することが正しいのかどうかががわからなかったからだ。
私はただ一言、「そうか。」と返した。
翌日。私は昼休みに店の前へ来た菊富を呼び込んだ。菊富はそのまま私について店へ入った。
読んでいただきありがとうございます!!!!
眠いです。時間調整を間違えまくっています、
お気になさらず?
みなさんはいい時間に寝ましょう




