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人違い

私は待った。30分、1時間、1時間30分。この間、多くの人が店の前の階段を通った。

そしてやっと彼が階段を通った。しかしばぜか彼は店の前で言い合いを始めた。

「なにしてるんだよ。」「う、運動だよ、運動。運動不足だから階段の昇降で体力をなぁ、あははは」「週2でバスケしてるくせに何言ってんの。」「…。丹林こそこんなところで壁を向いて立ち止まっててなにをしてたんだ?」「な、なんでもねぇよ。友達を待ってるだけ。」

目の前ではしだいに気まずい会話になっていった。

私はこの空気の中、二人の前に姿を出した。どうやら会話相手は校長だったらしい。

私を見るや否や校長は大声で私を渾名で呼んだ。

頭の中の疑問が増える。なぜ校長が私の名前を知っているのだろうか、渾名で呼ぶほど親しいだろうか、それに、なぜ私を待っていたかのような明るい顔をしているのだろうか。

何をすればいいかわからない私は店に消えた。

私を探す二人の様子が心に突き刺さる。それはとても深く、とても痛いものだった。

深呼吸をして、頭を落ち着かせる。そして外へ出て言う。

「日置寿郎さん、どうぞお入りください。丹林はちょっと待っていてください。」

誘導の通り校長は店に入った。

私はクッキーを配置してから椅子に座る。店の中に入った校長は静かに向かいの椅子に座る。校長は私の顔をまじまじと見て言った。

「掛、生きていたんだね。それに見た目も私の思い出のままだ。また会えてうれしいよ。このクッキーも私が好きだったものだ。覚えていてくれたんだ。」

私はこの人が言っていることを何一つ理解できなかった。

「別の方と勘違いをされているのではないでしょうか?あなたと会ったのはこれが初めてなのですが…。一応丹林さんからあなたのお話は聞いてはいるのですが、丹林さんも私のことをお話しになっているのですか。」

私は聞いた。すると校長は下を向いて、くやしそうな顔をしている。そのまま私と彼の間には10秒という長い時間沈黙が続いた。

突然顔を上げて校長は話した。

「丹林は学校でのことをひとつも家では話しません。友達は?部活は?テストは?と、どれを聞いても返事はなくムッとなるだけなのでね。それに、あなたのことは多分人違いでしたね。昔にあなたと似た恋人がいたから…かもね。家の事情で引き離されてしまって、そのうえ別れの挨拶もできなかった。その未練しかなかった私のもとには訃報だけが届いた。この時に一度断ち切られた未練が、似ているだけの君を見て戻ってきた。ごめんね、丹林と仲良くしてやってくれ。」

彼はクッキーを一枚も食べずに店をとぼとぼと去った。

読んでいただきありがとうございます!!!!

魔法の方にもどれなさそう!!!

あと段々文章が下手になっている、そんな気がする。

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