食事
目が覚める。壁にかかっている時計を確認すれば、短針は4の字を指していた。
私は飛び起きて顔を洗い、朝昼兼用ふーどの準備をする。
時間の所為か、店の前には大人子供関係なしに10人並んでいる。しかし食事前の私にそんなことは関係ない。トースターにマーガリンを載せた食パンを入れ、3分43秒待つ。トースターから出てきたきつね色のパンはとろけたバターにより輝いて見える。食欲を抑え、私は冷凍庫からバニラアイスを取り出してその上にのせた。すこし待ち、やっとパンにかじりつく。私の幸せはこの1週間での最大値をたたき出していた。
8分間の食事が終わり、私は片づけた。食器洗いは時間の関係で省略して店としての対応に移った。
私はいつものように一人目を店へ入れる。
その生徒は周囲の視界から消える。周囲は驚き周りを見回している。この反応が久々で珍しく、私はテンションも相まって少し嬉しくなっていた。
それでも一人目が入ってくればその感情を押し殺していつもの口上を言った。
「自己紹介をさせてください。私は掛須と申します。そこにある菓子はお好きにお食べください。気になる点があればいつでも質問をしてくださいね。」
望む魔法は念動力を使う魔法、らしい。目的は蜂の駆除と本当なのか疑いたくなるようなことが書かれてあった。真意を聞いたがテレビのリモコンを寝ころびながら押したいから。だそうだ。
しょうもない、と思いながら私は魔法を渡教した。
私はその人を外へ出し、2人目を中へ入れた。
二人目は空間を新しく作る魔法…。用途は書けない…と、よくわからないが深く聞かないことにした。なにせ悪用はできないような魔法だからだ。
三人目、四人目…と十人目まで到達したが、今日の客は正直ちょっと…となるような目的しかなくつまらなかった。唯一今日来ていた大人1人から10万円分いただいたため今日は満足だった。
私は昨日の約束通り、ソファで日置丹林を待つ、しかし待てども待てども彼は来ない。
店の前を覗けば校長が階段の前を通過していった。その程度のことしか起こっていなかった。
読んでいただきありがとうございます!!!
結末の目処だけは立っているのでそれに向かっては動きます。
はい




