改革願望あり
おかしなことが起こっているのがすぐわかる。
三日前までは大量にかけこんでくることはなかった。特に最近はひどかったはずだ。なにせあれほど悪影響があったのだ。それがものの三日程度でここまでの人を集めることができたのか。
さすが私だ。
ただ、問題として今日は疲れたので、応対ができない。諦めるか、いやここで諦めては客足が減る原因にもなりかねない。そうだ。明日来てくれ、と催促をしよう。
私は紙に文字を書いた。
[本日はお休みしますが、明日のこの時間に来ていただければ対応できますので!よしなに。]
そうして紙を店の前に撒く。とはいえど、その肝心の店は彼らに見えてはいないのだけれども。
店の前から子供達が去っていく。
明日のために考えないとな、と思いつつも、外出による疲れから睡魔に襲われ、行動はできなかった。
翌日。
「どうしよう…何も考えていなかったよ。」
私は途方に暮れていた。昨日と同じ人数が今日来るのであればどう考えても対応が間に合わない。どうにかして効率化を図る方法はないのだろうか。飲食店で例えるなら、一人一人、時間がかかるうえに一席しかない。そんな感じだ。
突然、私の頭に一つの発想が生まれた。
[予め名前と欲しい魔法、加えてその理由を書いてもらおう。]
そして、店があるはずの場所にウェイティングリストを置いた。置いた…は良いものの、今日の対応に合致するわけではない。
仕方ない今日は爆速で進めよう、と決心をした。そして時間が経ち、放課後になる。
店に大勢で駆けてくる。そして昨日よりも多くの子どもが集まった後にすぐ、店を見せないで私だけが前に出て言った。
「こんにちは、私が魔法屋の掛須と申します。私の店では魔法を渡してはいますが、その対価としてお時間とお話をお支払いいただいています。そのため大勢の対応はワンオペなので難しいのです。それをご理解の上、順番をお決めになってください。」
私が無計画に言い放った後に気付いたことは、争いが起こるのではないか。という懸念があることだった。そんな心配とは裏腹にこの学校は協調性がよく育まれており、我先我先という争いは無く、むしろ譲り合いによる争いが起こる方が近かったと言える。そのうえ、行く行かないの管理もキッチリとしていて、64人が団子になることなく順番が30秒経たずして決定した。
「チキチキ」とムクドリがさえずく。それは私にとって清々しく晴れやかな気分にするものとなった。
読んでいただきありがとうございます!!!!
1/3です。1/3ですよ?
終着点が見えていないので着地できないかも、と悩み中…。
私の進捗報告ですが目標に対して着実に進んでいる感じはします、感じはします。
手ごたえ〇事実× こんな感じかも…




