表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

午前中は眠い

作者: 竹仲法順

     *

 これはいつものことだ。午前中は大抵読書しているのだが、眠気が来る。夜間熟睡できてないか、睡眠の質が悪いからだと思う。睡眠導入剤を飲んですぐに眠りに入るのだが、最近は朝方に何度か目が覚めている。もちろん、午前中に眠気が差す体質なのかもしれないけれど……。

 どうしても眠い時はいったん布団で休む。そういった努力はしているのだ。その方が能率がいいのだし……。あと、コーヒーを手放さない。コーヒーを飲むと、眠気は幾分収まる。

     *

 元々、朝というのが苦手だ。眠れるなら眠っていたいと思っている。だが、家事労働をしている以上、どうしても午前七時とか、遅くても八時前には起きないといけない。いわば強制力である。起きたら起きたで、いろいろやることがある。

 それにしても朝方何度か目が覚めるのは、やはり何か問題があるのだろう。一つは緊張感。起きないといけないという気持ちが、人間を強制的に起こしてしまうのだろう。睡眠導入剤は最少量しか使ってない。

     *

 まあ、そう悩むことでもない。眠い時は人間眠るからだ。そういった風に脳のメカニズムが出来ている。自然現象。高校時代、スパルタ教師がいて、授業自体眠くても何されるか怖くて寝れなかった。もう今から二十年ほど前の話。当時は今と違い強い安定剤を飲んでいて、退屈な授業だと居眠りしていることもあったのだ。まあ、受験校だと、教師は半ば強制的に勉強させるのが実態なのだけれど……。

 睡眠の大事さは身に沁みる。よく働き盛りの人は夜間徹夜して仕事をするとかいうけど、無理な話。極稀だろう。夜勤の人は夜、否応なしに起きておくのだろうけど……。仮眠を取っても寝不足で、翌日の仕事の能率は確実に下がると思うのだし……。

     *

 何のかんの言っても、表題に掲げた通り、ボクにとって午前中は眠い時間帯なのだ。眠い時は堪えずにいったん休む。結局はそれでいいのだ。書き物など、別に気を張ってする仕事でもないのだし……。それにしても高校時代の朝の授業が眠かったのを思い出す。未だに苦い思い出なのだが……。ちなみに香りの強いコーヒーを飲むと、眠気が取れるかもしれない。嗅覚の働きと、コーヒー臭の相関関係で脳が起こされて。

 ひとまず一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                              (了)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ