催眠
なんで東弥が???
東弥は泣いていた。
なんで東弥がいるの????
目が覚めた。
急いで学校へ向かう。
もう間違いない。東弥は何か知っている。
なぜだか気になって仕方ない。
「東弥…。」
「夏美おはよう。」
「東弥!!!あんたは何を知ってるの???何かおかしいよ。今日なんか夢に出てきた。もう…私の中ごちゃごちゃにしないで。」
この話題だと普段出ないような感情が出てしまう。
「わかった。話すよ。ケド俺が知ってるのは少しだけなんだ。」
東弥は話始めた。
俺たちは前に会ったことがある。でも夏美と東弥ではなく、夏と冬也として。
時代は昭和時代。幼なじみみたいなんだ。ケド離ればなれになった。理由はわからない…
「それは誰から聞いたの???」
「催眠療法だよ。」
東弥も夢に悩まされていた。何回も同じ夢を見るから催眠療法をしたのだった。ここまでしかわからないのは記憶が足りないから。と先生に言われた。だから夢に出てくる女の子を探していた。そんな中、父の転勤で転校した学校に夢に出てくる女の子そっくりな夏美がいたのだった。
「俺たちの出会いは運命なんだろうな。」
「…行こう。」
「えっ!!??」
「催眠療法しにだよ。私の記憶がそばにあればわかるかもしれないじゃん。…私知りたいの。こんな夢見るぐらい未練があるんだよ??ゥチらでなんとかしてあげようよ!!!!」
「そうだね。よし!!行こう!!!」