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第六話『朝』
朝だ。
リビングに向かった。
そこにはウィンターズさんの姿はなかった。
外へ出ているのだろう。
「う~ん」
クネヒトはあくびをしながら、伸び伸びと背伸びをする。
昨日しっかりご飯食べたおかげで体がポカポカする。
風邪気味だったが、
栄養満点のご飯と十分な睡眠と取ったからか、
一日ですっかり元気になった。
ノルンに感謝しなくちゃ。
朝食を食べながら会話をする。
僕がいた故郷の話だ。
二人とも興味深そうに僕の話を聞き入った。
朝ごはんを食べ終え、外へ出る。
外に出るとウィンターズさんがまき割りをしていた。
ううっ寒い。
「ウィンターズさん、おはようございます」
「おはよう。いい天気だ」
ウィンターズさんは、斧を片手に空を見上げる。
「空気が気持ちいですね」
「ああ」
ノルンがあとからやってきた。
「よし、来たな。今日は神父様に蜂蜜酒を渡しに教会に行く。いいか二人とも、着いたらくれぐれも失礼のないようにするんだ」
「はい!」
「うん」
「良い返事でよろしい。ところでクネヒト君は馬に乗れるかな」
「えへへ。馬に乗ったことないです」
「しょうがない。ノルンは馬には乗りなれているから、ノルンの後ろの方に乗りなさい」
「積荷は馬に乗せたか」
「うん、乗せた」
「準備はばっちりだな。いくぞ」




