前へ目次 次へ 14/15 第十四話『狩り』 「ノルンあそこを狙え」 ノルンはバックから小型の弓矢を取り出した。 「了解。弓矢を持ってきて良かった」 ゆっくりと弓を引き、狙いを定めて矢を放つ。 「グオオォォ」 低い唸り声とともに木々の間から熊が出てきた。 矢が刺さり、怒り狂った熊はこちらを見ると襲いかかってきた。 「焼く手間が省ける」 ウィンターズさんは燃え盛る剣を手に熊を切る。 ドサッ 熊の胴体が半分になって倒れた。 「先に行くほど魔物が棲んでいる。動物がいるうちは体力の温存が先決だ」