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第十三話『森』

「頼むから死体になって戻ってくるなよ。お前ならそんな心配はないと思うが」




――――


―――


――





♰♰♰




「言われなくても、わかってるさ」




―――――クネヒトたちは名も知らぬ森に来ていた。


村長に馬を預けたあと、


市街の運び屋の商人に金を渡して森の近くにまで運んでもらったのだ。


商人がいつでも僕たちが帰れるように待機している。




「お父さん、雪が降ってきた」




「日が暮れる前に森の中から出れるかだが、これは無理だろうな」




ハァとため息をする。




「迷子になりませんかね」




「その心配はない。ルーン・ストーンをたくさん持ってきてるんだ。歩きながら落としていけば帰りの際に、道に迷わないで済むんだ」




ウィンターズさんは文字が描かれた丸石を森の中に投げこんだ。




「クネヒト、足元に気をつけてね。ここの森、毒蛇がいるから」




「えっ!」




ウィンターズさんを先頭にクネヒトたちは森の中に入っていく。




「動物の足跡があるな。うん、まだ温かい。熊だろう、狩ってご飯にしよう」

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