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自由律俳句集「雨」ver.4


 電子音聞こえない日々は無く



 記事を疑う力誰があるのか



 列車に感動したのはいつの日か



 地震に怒鳴るものもなく、豪雨を貶すものもなく



 もう会わぬ人との記念写真飾ろうが裂こうが我他知らず誰も咎めず唯我に響く



 松葉杖誰も助けず黒板消して



 枯れた連絡先意味なく消さず唯そこにある



 ノート1つ六十円の海馬なり



 手は消毒してキーボードは掃除せず



 たまの遠出でいつもと違う座席の感触



 何時間おきに情報を食う



 勉強できるときほど遊びたい、できないときは憂うだけ



 証明中窓から黒板眺め、鳴いて出席示す猫



 顔洗わず一日過ごす、手はアルコールで済ます



 食品工場のアルバイト、ロボットアームになりきる三日間


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