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強化無双?  作者: くるなつ
第1章 異世界生活
6/11

第5話 この世界について

この世界の設定や魔法、特殊能力及びスキルについてや常識などを説明するパートとなります。ストーリーに直接関わりはありませんが、読んでおいて損はないと思います。しかし、長いので読み飛ばしてしまっても構いません。


※追記する可能性あり

 冒険者ギルドの存在意義


 冒険者ギルドの冒険者たちは、人々を守るために存在している、討伐だけでなく雑務や薬草の採集なども目的の1つである。しかし、ギルドが国から戦争へ参加を要請されても受け入れることは無い。しかし、冒険者が戦争に加担することを止めるなどはしない。あくまでも戦争に積極的に参加させようとしないだけだ。




 職業について


 職業とは一般に神によって与えられた才能と呼ばれている。その種類は果てしれず、冒険者ギルドに登録されている職業の数だけでも300をゆうに超えている。

 1番人数の多い職業は村人だが、戦闘に不向きな分、生活魔法への適正を確実に持っており、生きているだけでLvも上がる特殊な能力も確実に持つ。さらに、人数は1番多いが、農家や商人、鉱夫など色々な職業へ派生する可能性があるため、1番必要な職業でもある。


 次に多いのは戦士職で、次いで魔法職、技術職、特殊職と人数は減っていく。


 戦士職は戦士を筆頭に、〇術士系、騎士系、武闘系など、さらに細かく分類され、種類も1番多く、戦闘職の中では人数も1番多い。主に攻撃を専門とするアタッカーと守備を専門とするタンクの2つの役割が多い。


 魔法職は魔法使いを筆頭とする攻撃系、回復系、補助系、の3つに分類され、戦闘職の中では2番目に多いものの、種類は1番少ない。しかし、攻撃系の放つ広範囲殲滅魔法の威力は絶大だし、回復系の魔法も冒険者の中では貴重な回復手段のため重宝され、補助系の魔法も相手を楽かつ確実に倒すことができるようになるため、魔法職はパーティーに1人は欲しいところだろう。

 主に攻撃を専門とするアタッカー、回復を専門とするヒーラー、相手の妨害や味方への支援を行うバッファー及びデバッファーの4つの役割が多い。


 技術職は村人と同じく戦闘には向かないものの、武器や防具を作る鍛冶師、刻陣師と比べ、比較的習得が簡単だが、1度しか効果の発動しないが、安価な刻印師、習得が難しいことで有名だが、何度も効果が発動し、高価な刻陣師。魔石を扱って魔道具を作る魔道具師、道具に魔法を付与(エンチャント)し魔法具を作る付与(エンチャント)術師。色んなポーションを作り出すことのできる薬師。などなど、人々の暮らしはもちろん、冒険者の役にたつものをたくさん作り出す職業である。この職業がなければ、今の人の生活はなく、冒険者というのも存在しなかっただろう。しかし、戦闘には不向きなため、冒険者などの戦いを生業とするものたちで村人同様守っていく必要のある職業である。


 特殊職は人数がとても少ない職業の総称である。

 しかし、種類は多く、戦士職に次いで2番目の多さを誇る。しかし、人数は断トツで少ない。だが、人数が少ない分その能力は多彩で、アタッカー、タンク、ヒーラー、バッファー、デバッファーなど色々な役割が存在する。




 冒険者カードについて


 冒険者カードとは自身の身分を保証する身分証である。冒険者カードには以下の5つの機能がある。


 ランク


 冒険者カードにはランクがあり、最低がHランクで最高がSランクである。また、年齢が16歳以上の場合は自動的にGランクから始めることができる。それ以下の場合はHランクから始まる。また、ギルドには10歳から登録することが可能である。

 そして、冒険者カードの色はランクを表している。


 H→G→F→E→D→C→B→A→S

 白→灰→黒→緑→紫→黄→青→赤→金

 となっており、強さの目安となる。


 ランクを上げるためにはQP(クエストポイント)を入手する必要があり、必要QPと入手QPは以下の通りである。


 Hランク 必要QP0 入手QP1


 Gランク 必要QP20 入手QP5


 Fランク 必要QP100 入手QP20


 Eランク 必要QP500 入手QP100


 Dランク 必要QP2500 入手QP500

 また、エリート職員以上の権限を持つ者の許可が必要。


 Cランク 必要QP3万 入手QP3000

 また、エリート職員以上の権限を持つ3人の者の許可が必要。


 Bランク 必要QP20万 入手QP3万

 また、サブマスター以上の権限を持つ者の許可が必要。


 Aランク 必要QP100万 入手QP30万

 また、ギルドマスター以上の権限を持つ者の許可が必要。


 Sランク 王都に壊滅的なダメージまたは滅ぼすレベルの魔物の討伐にとても多く貢献し、ギルドマスター、サブマスターの2人が許可しかつ、エリート職員の半数以上が許可した場合にのみSランクへと昇格する。


 預金


 冒険者カードには他のカードと同様に預金する機能がある。預金はクエストクリア時の報酬を現金の変わりに入れてもらうか、現金を受付で預金することによって貯まる。預金したお金は街中で支払いの時に使うことができる。また、冒険者カードの持ち主以外が預金を使おうとしても使うことはできない。(魔力の持ち主が違うため)


 転送機能


 冒険者カードには転送機能が備わっており、万が一無くしたとしてもギルドにて取り戻すことができる。しかし、1度転送を使ってしまうと、転移の刻印が消えてしまうため、再刻印費用(3万G)が発生するため、無くさない方がよい。


 討伐証明記録機能


 ギルド入ってすぐ左側にある『討伐証明所』で使える。討伐証明所にてカードを挿入したあとに、魔石を投入することによってカードに討伐されたモンスターが記録される。これは小型から大型までのどのサイズでも変わらない。そして討伐証明記録の消去と同時に討伐したモンスターの討伐報酬を受付で受け取ることができる。


パーティー登録機能


冒険者カードを2枚以上、6枚以下重ね合わせて、その上にそのカードの持ち主全員の手を乗せて、全員が「登録」と言うと、1番上に重ねた者をリーダーとする、パーティー登録ができる。パーティーになると、パーティー内全員に経験値が分配される。しかし、一人あたりの経験値が減るなどのデメリットはなく、人数が多い分討伐できるモンスターも多くなるため、できるだけ組んだ方が良い。


パーティーを抜ける場合は、「パーティー離脱」と言えば抜けることができる。リーダーが「パーティー解散」というと、そのパーティーが解散される。リーダーのカードに重ねて「パーティー加入」というと、既にできているパーティーに加入することができる。


そして、冒険者カードの裏で現在パーティーにいるメンバーとリーダーの確認をすることができる。


※入ることのできるパーティーは1つまでで、複数のパーティーに同時に入ることはできない。




モンスターについて


 また、モンスターにもランクがあり、仮にそのモンスターのランクがGだった場合、Gランク冒険者1人で倒せるぐらいの強さである。1つ上のランクの場合は同じランク5人。2つ上のランクの場合は、25人ほどで戦わなければ負ける可能性が高い。さらに、モンスターのランクは少し変わり、


 G→F→E→D→C→B→A→S→SS→SSS


 となっていて、冒険者のランクよりも高いものがいくつか存在している。


 また、モンスターのランク別の脅威度は以下の通りである。


 Gランク 傷害級


 一般人に対して容易に傷害を与えることはできるが、殺すこのに時間がかかる程度の強さ。ステータス平均100程度


 Fランク 殺人級


 一般人を容易に殺し、新人冒険者でも殺される可能性のある強さ。ステータス平均300程度


 Eランク 殺人鬼級


 一般人を次々と殺し、新人冒険者程度なら簡単に殺されてしまう程度の強さ。ステータス平均1000程度


 Dランク 村壊滅級


 村1つを壊滅させることができる程度の強さ。ステータス平均3000程度


 Cランク 街損害級


 街の規模1つに対してある程度の損害を与えることができる程度の強さ。ステータス平均5000程度


 Bランク 街壊滅級


 街の規模1つを壊滅させることができる程度の強さ。ステータス平均1万程度


 Aランク 地域壊滅級


 街の規模3つほどでかかったとしても壊滅させられる程度の強さ。ステータス平均2万程度


 Sランク 王都損害級


 最高戦力の揃う王都ですら、ある程度の損害は覚悟しなければならない強さ。ステータス平均4万程度。


 SSランク 王都壊滅級


 王都の総力をかけたとしても、壊滅する程度の強さ。ステータス平均10万程度


 SSSランク 人類滅亡級


 人類全ての総力をかき集め、兵士とし、決戦を挑んだとしても、勝てるか見込みの低い程度の強さ。ステータス平均50万程度


モンスターの種類


モンスターは4種類存在する。基本種、上位種、希少種、覚醒種である。


基本種は、通常の個体で、種族的な特性はあるものの、他に特徴のない種類である。


上位種は、その名の通り、通常の個体よりも上位に位置し、姿も豪華なことが多い。基本種よりも高ステータスで、基本種を従えていることも多い。また、上位種にもいくつか種類があることが多い。しかし、基本種よりも数は少ない。上位種は基本種の1ランク以上、上位のモンスターになる。


希少種は、突然変異で生まれたとされる特殊な力と上位種を超えるステータスを持つ種類である。しかし、上位種よりも誕生する可能性は低いとされ、滅多に見ることは無い。見分け方はとても分かりやすく、基本種、そして、上位種と色が異なっているので、それを参考にする。希少種は基本種の2ランク以上、上位のモンスターになる。


覚醒種は、「鑑定」の刻印、あるいは魔法陣が刻まれた望遠鏡で見た時、名前の横に「覚醒」とついている個体である。覚醒種が生まれた原因は未だに分かっていない。特殊な力は持たないが、代わりに希少種をも超えるステータスを持ち、見た目では見分けがつかないため、基本種だと思って安易に近づき殺されることもある。しかし、希少種と同様生まれる可能性は低いとされているため。覚醒種で溢れかえるなどといったことは起きていない。覚醒種も希少種と同じく、基本種の2ランク以上、上位のモンスターになる。


※「鑑定」の刻印、魔法陣。

望遠鏡や、メガネなど、何かしらを覗いて使う道具に刻むことによって効果を発揮するもので、魔力を込めることによって、モンスターの情報を知ることができる。しかし、人や亜人、魔族の情報を知ることはできない。




 ステータスについて


 ステータスとは人々の身体能力を表す数値・・・ではない。詳しく説明していこう。まずは各々の数値の説明だ。


 名前・・・そのままこのステータスの持ち主の名前が表示される。


 職業・・・このステータスの持ち主の職業が表示される。


 種族・・・このステータスの持ち主の種族が表示される。


 魔法・・・このステータスの持ち主が扱うことのできる魔法の『属性』が表示される。タップすることで詳しく見ることができる。


 称号・・・このステータスの持ち主が持っている称号が表示される。タップすることで詳しく見ることができる。


 Lv ・・・このステータスの持ち主のLvが表示される。現状の最大Lvは1038Lvだが、まだ上があると予測されている。また、上げるためにはモンスターを倒す必要がある。そして、Lvが高ければ高いほど沢山の、または強いモンスターを倒さなければならない。


 HP・・・これが0になると死亡する。減る条件は詳しくはわかっておらず、運動して疲れても減らないが、攻撃や外的刺激によって減ることだけは分かっている。また、上がることにより多少だが持久力も上がる傾向にある。


 MP・・・魔法を発動させるために必要なステータス。これが0になっても特に何も起こらないが、魔法が使えなくなるため、魔法職の人たちは気をつけなければならない。


 ATK・・・攻撃力を表示する。しかし、何故か何かものを持った時に破壊してしまうということは無い。しかし、ATKの違う者が同じ壁を殴った時は威力に大幅な違いが出たため恩恵はあるが、やはりこちらも詳しいことは分かっていない。


 DEF・・・防御力を表示する。こちらは分かりやすく、体に傷がつきにくくなる。


 AGL・・・足の速さを表示する。こちらも分かりやすく、高ければ高いほど出せる最高速度が上がる。最低速度は変わらなかった。


 INT・・・魔力を表示する。これが高いほど魔法の最大威力が上がる。そして、魔法を細かく制御出来るようになる。


 EXP・・・モンスターを倒した時に手に入るもの、経験値。その総計を表示する。これが一定値貯まるとLvが上昇する。


 NEXT・・・次のLvに上がるために必要な経験値を表示する。


 まとめ

 ステータスに表せない身体能力もある(持久力や精神力、力の加減や自然治癒力など)また、ステータスの上がり方も同じ職業の場合は傾向があるものの違う。しかし、ステータスに頼るだけではいつか後悔する日がくるので、ステータスばかりに頼るのはいけない。なぜならステータスは技量などで簡単に覆されるからだ。そのため、冒険者たちは日々精進するように。


 そして、最近新たに分かった事だが、体格というのも見えないステータスらしい。小さいがステータスの高い人と大柄だが小さい人よりもステータスが低い人に模擬戦を行わせた結果、体格のいい方がほとんどの試合で勝ったらしい。そのため、トレーニングも冒険者には重要なことのようなので励むように。




 特殊な能力について


 冒険者の中には特殊な能力を持った者たちがいる。その者たちが言うには、その特殊な能力のことを『スキル』と呼び、SPと呼ばれるものを消費して発動するらしい。魔法と違う所は、同じスキルを持った者は1人もおらず、MPではなく、SPという特殊なステータスを消費するところである。しかし、極めて強いという訳ではなく、ある種「特殊な魔法」とも言えるかもしれない。


 スキルを使いかつその中でもAランク以上の者たち

(スキルを扱っている者たち以外を除く)


 Sランク

『一人軍隊のミリター』『レベル王のガッシュ』『無敵のノエル』


 Aランク

『両断のガルム』『多彩のエリス』『一騎当千のエリザベス』




 魔法及び属性について


 魔法とはMPを消費して発動するものであり、取得には様々な要因が絡んでくる。適正や努力、才能などだ。


 適正はこれがあるとそれだけでその属性の魔法をある程度(初級魔法を全種ほど)使えるようになる。魔法職の者たちはそのほとんどが2つほどの適正を持っており、魔法職ではない人はそのほとんどが適正を持っていない。


 努力はその最初にある適正の差を魔法書を読んだり、自身のINTを最大限生かせるように操作を練習したりなどして、適正がなくても覚える方法である。しかし、この努力で覚えられる魔法はどう頑張っても中級魔法の前半までであり、上級を覚えることはほぼ不可能である。


 才能はINTの高さである。ステータスの時の説明にもあるように、魔法威力の底上げや、魔力操作能力が向上する。これの差が開きすぎると、初級魔法で上級魔法を打ち破れるような強さになる。また、操作能力が向上すると、消費MPを抑えることができたり、魔法の詠唱時間を短縮したり、高ければ無くしたりすることもできる。


 次に属性である。この世界には、大きく分けると、基本属性、特殊属性、合成属性の3つに分けられる。


 基本属性は火、水、風、土、雷、光、闇の7系統に分けられ、さらに火系統なら初級の火、中級の炎、上級の火炎と3属性にさらに分かれ、基本属性は7系統、21属性が存在する。下に図を書いておく。



 基 上級 火炎 氷雪 暴風 雷鳴 純白 漆黒

 本 中級 炎  氷  気流 雷電 明光 暗闇

 属 下級 火  水  風  雷  光  闇

 性 系統 火  水  風  雷  光  闇


 特殊属性は基本属性とこの後に書く合成属性の2つに含まれない属性の総称である。そのため、数が多く、全て書くことはしないが。


 冒険者の中で有名なもの(全て系統で表す)


 時空、召喚(サモン)、魔法陣、精霊、補助、性質、合成、刻印、付与(エンチャント)


 時空や召喚(サモン)、合成などは強いという意味で有名で、魔法陣や刻印、付与(エンチャント)はみんな知っての通り、私たちが使っている、魔道具や魔法具、マジックアイテム、に使われている。一応アーティファクトもその1つだろう。補助と性質は冒険者たちにとっては身近なものだろう。補助は補助系の職業が扱う魔法で、性質は魔力の質を変化させるというもので、INTがある一定までいったら特訓さえすれば誰でも扱えるようになる魔法だ。


 最後に合成属性だが、合成魔法とはまた違うので気をつけよう。合成属性は魔法名をタップした時に、〇+〇と書いてあるものの総称である。例えると、蒸気属性と書いてある魔法名をタップすると、火+水と書いてある感じだ。合成属性は合成魔法と同名の魔法がある程度あるのだが、全ての威力が合成魔法と比べ、下がっている。変わりに、合成魔法のように混ぜる必要がなく、最初から混ざっている状態であり、かつ魔力の消費量が合成魔法に比べて少ないことが特徴である。また、入手難易度が高く、2つ以上の系統の適正を持っていてかつ、その2つ以上を混ぜ合わせる適正を持っていないと発現しないのである。そして、合成属性の上級は合成魔法で作り出すことのできない魔法がかなりの数あるため、合成属性も十分強い力を持っている。




 魔道具、魔法具、マジックアイテム、アーティファクトについて


 この4つは名前が似ているため混同されがちだが、4つとも別の物を指している。順番に説明していこう。


 魔道具は、職業『魔道具師』が魔石を加工し、通常の道具にその加工された魔石を嵌め込んだりして改造したものが魔道具である。魔道具は、魔石を細かく砕いたものである砕魔石を燃料として動く道具である。


 魔法具は、職業『付与(エンチャント)術師』が付与(エンチャント)魔法を使って、道具に魔法の力を付与(エンチャント)したものであり、これにより耐久や攻撃力などを上げることができる。魔道具師は道具そのものの効果を作り出したのに対し、こちらはあくまでも補助という感じである。しかし、耐久上昇や攻撃力上昇などの恩恵はバカにできず、使い心地は見た目が一緒でも付与(エンチャント)されているかいないかで全然違うのが大半である。


 マジックアイテムは、職業『刻陣師』または『刻印師』が魔法陣や刻印を服などなら編み込んだり、武器や防具なら刻んだりして、魔法陣または刻印を刻み込まれたものである。効果はどちらも同じだが、魔法陣の方が断然難しい。難しさを差で表すと、魔法陣は0.1ミリでもズレたら機能しなくなる。刻印は1ミリまでならズレても問題なく効果は発動する。これが魔法陣が難しいと言われる理由ですね、刻印も相当難しいですがね。それと、魔法陣の方はMPを送ることによって効果を発動し、刻印は使用すると、刻印が消滅し、効果が発動します。魔法陣で1番有名なのは道具袋(アイテムボックス)で時空系統の魔法陣を編み込むことであの袋を作り出します。刻印で1番有名なのは、冒険者カードにも使われている転移機能で、あれがあるだけで簡単に盗みを防ぐことが出来るので、大事なものには是非しておきたいですね。


 アーティファクト、及び古代魔法遺物はダンジョンや遺跡で見つかる、魔道具、魔法具、マジックアイテムのことで、そのどれもがとても力の強い道具で人々に重宝されています。道具袋(アイテムボックス)も原物はアーティファクトで、その容量は無限で、時間の流れも止まっていると言われています。現在それを元にした道具袋(アイテムボックス)の容量も年々上がってきていて、最近では時の流れが止まったものも作られ始めましたが、その制作難易度から世に出回る数はほぼないとは言いませんが、やはり少ないです。




 この世界の時間


 この世界は1日は24時間で昼と夜が各1回ずつ来る。1時間は60分1分は60秒である。7日間で1週間になり、火曜日から始まり、水曜日、風曜日、土曜日、雷曜日、光曜日、闇曜日の順番である。この7は見てわかるように基本属性の7種を元に作られている。4週間の28日で1ヶ月となり、3ヶ月で1シーズン、4シーズンで1年となる。1シーズン目は春、次の2シーズン目が夏、3シーズン目が秋、4シーズン目が冬となる。


 ※今日は2月7日の闇曜日です。第1シーズン中です。




 残りはこの世界のモンスターについてだとか、街の外に向かうに当たっての注意点や、冒険者の義務などが書いてあったが、どれもよくあるようなものだった。解体の仕方のページはこれから使うかもしれないが、俺はグロいのが無理なので解体とは無縁だろう・・・モンスターだとしても内蔵とか見たくないんだけどどうしよう? 今更ながらにそう思いつつも俺はさらに資料を読み進めた。

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