☆シナリオ☆ ◯Y国
〇Y国
所見:地面は舗装されておらず、日本家屋な建物が多く建てられています。不思議なことに、住民は誰1人として見当たりませんでした。
補足:Y国の住民は全員国王の透明化の魔法によって姿が見えません。
『聞き耳』→足音が貴方達のすぐ近くですることに気が付きますが、その姿を見ることはできません。
『信用』→自分達が怪しいものではないことを何もない空間に伝えると、住民達の姿が見えるようになります。そして貴方の前には黒い髭を長く伸ばした背の低い老人(国王)が立っていました。Y国王は貴方達を観光客だと勘違いし、もてなし始めます(宿へ移動し、食事をいただく)。
Y国王に対し、貴方達がX国王の命を受けてここに来ていることを告げると、再び姿をくらましてしまいその日は取り合ってもらえません。(X国から来たことは言っても構いません)後日『変装』し訪れるか、『信用』を成功させることで再び会話が可能です。
Y国内で何か悪さをしたり、危ない発言をすると透明化した住民から攻撃(回避不可能/1D3)を受けます。そして、その日はもう取り合ってもらえません。後日『変装』し訪れるか、『信用』を成功させることで再び会話が可能です。
Y国王に何故統合に反対なのかを尋ねると
「ワシはこの国を愛しておる。この国には誇りがある。統合はその誇りを捨てるに等しいのじゃ。だから反対しておる」
と言う。『心理学』→彼の言葉が嘘であると分かる。本当の気持ちについては誤魔化し、教えてくれない。
Y国王に統合してくれるように『説得』しても中々首を縦に振ってはくれません。
ただし、フラグ【X国王の真意】、【Y住民の協力】を回収し、住民を1人以上同伴させた上で、『説得』に成功することで、納得し統合を受け入れエンディングです(END3)。
フラグ【Y住民の気持ち1】【Y住民の気持ち2】を回収後、彼らの気持ちを伝え、国王に反対の理由を尋ねると
「ワシが嫌だったのは、この国の誇りが失われるとかそんな大層なことではなかった。分かっておる。分かっておるが、それを言うのは恥ずかしかっただけなのじゃ……。歳をとり、若者の手を借りなければ生きていけないこの惨めな自分を、ワシは許せなかった。ワシにも何か、何でもいい。ただ守られるだけでなく自分たちでなにかをしたかったのじゃ」
そう言って涙を流し出します。フラグ【Y国王の真意】を回収。
・宿
所見:宿は厳かな囲炉裏を中心に座敷が敷かれた和風な雰囲気です。始めて来たというのに、貴方達はどこか懐かしく感じ、感傷的な気分になってしまうでしょう。
年老いた女将さんは奥から出てくると「あら、お客さん?珍しいこともあったもんだ。ささ、入りな。久しぶりのお客様だ。存分にもてなさせておくれ」と言い、友好的に接待してくれます。
補足:宿に泊まることで安全が保障されるとともに、耐久力マジックポイントが最大値まで回復します(無料)。食事も可能です(無料)。
女将さんになぜそこまでしてくれるのかを尋ねると、
「この歳になると介護やなんやらで若い人に至れり尽くせりさ。つい最近まで私が面倒を見てやってたばかりなのに今じゃ私が面倒を見られてばかりだよ。だから、こうやってお世話出来るのがたまらなく嬉しいんじゃないか」
と答えます。フラグ【Y住民の気持ち1】を回収
女将さんに対し『説得』を使うことで、統合に関して前向きに考えてくれるようになります。フラグ【Y住民の協力】を回収。
・温泉
所見:和風な内装で受付台の隣には何種類かの牛乳が置いてあります。温泉の水蒸気が外まで漏れて来ているのか、施設内は非常に湿気っぽいです。施設に入ると、受付台に座っていたお爺さんが話しかけて来ます。「こりゃあ珍しい。若いお客さんがくるのは1ヶ月ぶりだ。うちの温泉は健康に良い。ぜひ入って行きな」
補足:温泉に入ることで、耐久力マジックポイントが最大値まで回復します(無料)。
入浴後、牛乳を買うことができます(一本200円。ステータス変化はなし。飲むことでフラグが回収されます)。
入浴後、牛乳を飲むと
「いい飲みっぷりだねぇ。おじさんはもう歳で、牛乳の一気飲みはできないから羨ましいよ。羨ましくて、妬けちゃうなぁ。歳を取るとこんな小さな幸せすら味わえない。全く悔しいったらありゃしないよ」
と若かりし日々を懐かしむ様にお爺さんはそう言います。フラグ【Y住民の気持ち2】を回収。
お爺さんに対し『説得』を使うことで、統合に関して前向きに考えてくれるようになります。フラグ【Y住民の協力】を回収。