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マリーさんついに意思を持つ

青い猫型ロボット欲しい!欲しい!とアンドレア神に切実に願っていたら(強請っていたともいう)、うれしいしらせがありました。


「公爵様って記憶を操れるよね、ビデオのように切り取りできるっていってましたよね」

「それが?」


 私の前にはあのアンドレアの作ったスーパーゴーレムのおばちゃん型がありました。


「ゴーレムを操るスキルがレベルアップして、遠隔操作ができるようになったんで、素材を集めに魔物狩をやらせてた」

「ええつ!すごいじゃないですか」

「そしたらゴーレムのレベルがアップして、知能らしきものが、、」

「なるほど、魔物がレベルアップすると知能も上がるとか言いますからね」


 うんうんとうなずいているとアンドレアからさらなるうれしいお知らせがあったのです。


「だから、公爵の記憶、データを入れれば知能の領分が発達して、うまくいけば自律式の人工知能レベルに進化する可能性がある」

「人口知能、なるほどレベルアップしたと言え経験がないものは赤子と一緒、そこにデーターと言う経験値を入れるってことですね、前世でもチェスや将棋を覚えさせたら、人間と対等以上になったAIがありましたね」

「公爵の魔力で構成されるからその魔力も影響して、テレパシーで意思疎通ができるかもしれない、遠隔操作よりも使いがっていいよ、きっと」

「な、、なんですとおお!」

「ま、実験もかねて、データ入れてよ」

「全部入れるんですか?」

「いや、それすると自壊するから、ある程度しぼりたいし、あんまチートになるとゴーレムが世界制覇しちゃうからね」


 そこでアンドレアと私はある程度の目安を作成。

 時間的に一度には無理なんで、何回かにわけて流し込むことにしました。


「レベルアップした、知能があがってるから、これくらいで公爵と使役契約してみる?」

「使役契約?」

「ゲームにあるでしょ、魔獣をティームするっての、俺が作ったけど、ゴーレムも魔獣の一種だからティームできる。やってみてよ」

「アンドレアは自分ではやらないの?」

「クリエィターである俺のことは、神的扱いなんで、公爵は雇い主ってとこかな?」

「神、、まあ神ではあるわね」


 そんなこんなで、おばちゃんと契約。

 魔法陣を設置して、その上に二人乗り、おばちゃんと向き合います。

「汝、ゴーレムと生まれし、マリー・ミィシェーレ、汝の真名、ドラミに命ず、我と契約を」

 私がそういった途端におばちゃんがニッコリ笑ってお辞儀したした。

「創造主クリエイター権利譲渡確認、これよりアシュレイ・ジュリウス・メイフィールド・サクストン公爵に管理権を委譲します」と、なんか以前どこかで聞いたようなセリフを言った途端。

私達の間に光の渦が、そして、マリーと私の中に絆が生まれた気がした。








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